goo blog サービス終了のお知らせ 

五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららミラク 感想

2016年12月21日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2017年2月号

 

 表紙は、『うらら迷路帖』より、千矢さん&くろう!
 持っているのは弓始めの弓でしょうか、ちょっぴり新年ムード。
 そして来年より、ついにアニメ放映開始! 楽しみです!!

 

 

 今月の「すごい世界で賞」は、『桜Trick』より、しずく&コトネ!

 

 ついに、コトネさんが父上に・・・?

 まず、空さんとの結婚はできないことを、父上に伝えたコトネさん。
 しかし、空さんの性別の話ではなく、しずくさんとの関係をはっきりと
 カミングアウトしたことに驚かされました。(切り出したのはしずくさんですが)

 空さんの性別について語ってしまえば、女性同士だからダメということになる。
 それでは、しずくさんとの関係まで否定してしまうため、あえて茨の道を突き進む
 決意を固めたという点に、感服せざるを得ませんでしたね。

 父上の「何が何だか分からないのだが・・・」という反応は、いわば普通のもの。
 一般常識的にはそうなるのが当然でしょうけど、それでも否定したりしない所は、
 なかなか立派な父上なのではないでしょうかね? 混乱はしてましたけど(^^;

 それにしても、女性同士の結婚という課題が見えてきた本作品。
 どう描かれてゆくのか・・・ 楽しみかもしれません。

 

 

【新作登場!】

●アーケードバトラーカケル (清瀬赤目 先生)

  

 ゲームセンターのゲームをやったら、女の子になっちゃった!?

 新作アーケードをプレイしに来た男子大学生・カケルくん。
 しかし、そのゲームを始めた途端、体が吸い込まれ・・・と始まるお話。

 ゲーム世界へ入り込んでしまったカケルくんが目覚めると、
 そこには、ニナさんとミヤビさんという2人の少女が。
 彼女たちも、カケルくん同様にゲームへ吸い込まれて困惑中・・・

 の割には、着せ替えを楽しんだりしていて、馴染んでいる様子(^^;
 可愛い洋服を手に入れて、それ着て楽しむゲームのようで、“女の子”向けっぽい。

 でも、カケルくんは「拳を燃やすような・・・熱い男のゲーム」がしたいらしく、
 女の子になったうえに、着せ替えを楽しむゲームには不満げ。

 でしたけど、どうやら敵も出現するようで、着せ替えゲームなのに武闘派なのが
 面白かったりでしたね(´▽`;) この少年漫画っぽいノリ、珍しいかも。

 さらに、ニナさんやミヤビさんも、“女の子”というわけではないようで、
 そのあたりのキャラクター性も、面白味になっていました。
 本当は男性なのに、可愛い服を着るのが夢だったとか、しぐさが可愛いとか・・・

 などなど、オシャレを楽しむ着せ替え要素と、熱血バトル要素の融合した4コマ作品。
 しかもTS(性別転換)まで加わって、尖った内容になっている所が興味深い。
 ゆえに、つづきに期待大です!

 

 

【12月27日、コミックス3巻・発売!】

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生)

  

 ギルドバトルつづき!

 最終試合は、ボスに多くのダメージを与えた方が勝ちになるため、
 両ギルドとも気合入ってますが、対戦相手が、わこさんたち「スーパー☆ノヴァ」!
 でも、わこさんがじょそ天さんを知らないため、「あんたは誰よ!!?」状態で笑!

 そして、チェリムさんの指南により、死なないことを優先する戦い方へ。
 攻撃よりも死なないようにすることが大事というのは、別にやさしさではなく、
 1人やられれば、集中攻撃によって一気に崩壊させられる恐れがあるため。

 そこで、じょそ天さんに攻撃を任せるものの、武器を忘れて鉄拳で戦っているし(^^;
 また、キャロさんが攻撃魔法をかけますけど、そのスキにやられていれば世話なし!

 そんな風に苦戦しつつも、チェリムさんの的確な指示で立て直し、ようやく安定化。
 そこからビビモン投入タイムへ突入すると、「キャロライン親衛隊」の独壇場!?

 いや、これは納得(´▽`;) あのビビモンがいましたね~。
 ボンさんたちの切り札が、ついに本領発揮! 豪快!爽快!痛快の大活躍でした。

 結果、順位が上がり、報酬がけっこうなものになっていたのが、ほくほく感。
 「スーパー☆ノヴァ」というか、わこさんには気の毒でしたけど!

 けれど、ギルドの人数集めのために参加したじょそ天さん、再び風となったのは驚き。
 気の向くままに・・・といった感じでしょうか、面白い人だけど、つかめませんね~。
 でも、そこが魅力なのかな、レベルも高いし(ォィ

 などなど、ギルドバトルが盛り上がりつつ、愉快だった今回。
 いかにもゲームらしい攻防と、切り札による爽快感が良い感じでありました。
 そんなこんなで、コミックス3巻を待ちながら、今後も楽しみです!

 

 

【最終回!】

●音無さんは破壊神! (ちゅー太 先生)

  

 コミックス2巻は、1月27日発売! ・・・ですが、最終回!!

 最後は、ついに神となってしまった音無さん。
 神様の家で目覚め、慌てて登校するなど、生活もだいぶ様変わりしているようで・・・

 すずさんとやしろさんは、一緒に登校しようと待っているものの、
 音無さんは忙しい身らしく、なかなか時間が合わないようで、すれ違いが多いとか。
 そんな日常が当たり前になりつつある所は、妙に面白かったですね。

 それにしても、元神様。
 名前はあるようですが、それが明かされることなく、知っているのは天使さんだけ。
 そのことに、やしろさんは何か思い当たることがあったのは気になりますね、何だろう。

 そして、音無さんが神様になったことを、多くの人が知っていたのは笑!
 そのことを、クラスメイトがあっさり受け入れているのも可笑しかった(^^;

 また、元神様と天使さんが先生と再会して、なごやかな食事をしていたのはよかった。
 はじめ地球を破壊しようとしていた元神様も、何かを感じていたのではないでしょうか。

 しかし、神様になった音無さんには、やることがいっぱいあって、
 そのため、すずさんたちとしばらく会えなくなってしまうという展開は、寂しかった。

 と言いますか、普通の女の子だった音無さんが、力を得てしまうまではともかく、
 そこから神様にまでなる物語というのは、私にとっては予想外でしたね~。

 日常へ戻ってゆく話になるかと思っていましたから。
 でも、最後はちょっとした日常への帰還を感じさせるシメで、安心感ありました。

 などなど、破壊の力を得た少女が、やがて神になるまでの物語。
 きらら系にしては「破壊」という要素が珍しいというか、尖った感ありましたけど、
 そこをコミカルに融和させていたのが、面白味になっていましたね。

 私は好き作品でしたし、1月27日発売のコミックス完結2巻も待ち遠しい。
 そして、ちゅー太先生の次回作に期待しつつ・・・ 楽しませていただきましたー!

 

 

【ゲスト作品】

●はねいろ after-school! (なし蔦 先生)

  

 アトリエの少女たち。

 「はねのみやアトリエ」へやって来た、高校2年生の風乃さん。
 しかし、そこはまるでカフェのようで、2人の少女がお茶してますが・・・

 と始まるお話。
 一応、カフェではなくアトリエで、蓬さんと鈴芽さんの2人も生徒さん。
 先生もいて、風乃さんもきちんと説明を受けています。

 デザイン系の学校の実技試験の対策をする画塾が、「はねのみやアトリエ」。
 風乃さんも、美大を目指しているらしく、好きな絵を描いていた人が、
 ここに通って美大へ行ったことが理由とのことで、なかなか微笑ましかったり。

 蓬&鈴芽さんは、まったりお茶ばかりで、緩い雰囲気になっているのは面白い。
 はたしてここで風乃さんは、美大へ行く勉強ができるのか?
 3回連続掲載とのことで、楽しみです!

 

 

●きのあす日和 (まえじま 先生)

  

 しっかり少女と、ものぐさ女性の関係は・・・?

 寝ている希乃さん、小学生の根古田明日さんに起こされています。
 働いているようですが、どう見ても明日さんの方がしっかり者で、
 大人と子供の関係が逆転しているような2人。

 そんな希乃さんと明日さん、2人の交流と生活が描かれます。
 同居しているようですが、一体どのような関係なのか気になりますね。

 というのも、まるで夫婦のように、お出かけのキスをしたり、
 お風呂に一緒に入ったり、いわゆる「おねロリ」な関係が目立ちます。

 また、学校では明日さんが「お嫁さん部」に入っていて、友達と交流する様子が
 可愛らしく面白かったりと、その生活模様が穏やかに楽しい内容になっています。

 まえじま先生の作風は、前作でも感じましたが、この穏やかな空気の中での
 人と人とのやりとりに雰囲気があって、そこが魅力になっているように思えます。
 なので、そのあたりに注目しつつ、つづきに期待したい所です!

 

 

【その他】

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 コミックス4巻は、1月発売! そんな今回、合同合宿。

 八番占試験に向けての修行がおこなわれる合宿で、占力アップをはかる一同。
 修行メニューをこなせなかったら、師匠が解雇というのは笑いましたが(^^;

 そして、厳しい修行をこなす皆の様子が面白おかしかった・・・のですが、
 他の面々が成果を上げる中、千矢さんだけは変わらずで、悩んでいたのが切ない。
 そこで、臣さんが「夢さぐりの術」で、千矢さん向上のためのヒントを探ろうと
 してますけど、その方法がふしだら(?)すぎて、一体どーなってしまうのか!?

 また、先月号に引き続き、はなこ先生によるアニメ制作現場レポートも。
 監督のお仕事、そして作品に対する真摯な姿勢をうかがえて興味深かったですね。
 アニメ放映、楽しみです!

 

●ななつ神オンリー! (うちのまいこ 先生) 

 さっそく、ファーストシングルCDを売りに出す神様たち。

 布袋さんの持つノルンのCDを参考にジャケットを作ってますが、布袋さんの
 ノルン愛が深すぎて、とくにセンターであるヴェルダンディーについて語る所は
 熱かった(´▽`;) いかにもなアイドルオタクっぽさが可笑しかったですね。

 そして、路上ライブで売ることになるものの、想定していたよりも人が来ず困惑。
 けれど歌を歌って、頑張る神様たちの可愛らしさは、プライスレスでしたよ!
 布袋さん感激のゲストさんもやって来ましたが、この下積み感覚、面白いです。

 

●ラストピア (そと 先生)

 医者のレミさん、実は記憶が戻っている・・・?

 レミさんも島の外の人で、最近まで記憶がなかったらしいのですが、
 それを取り戻せたというのは、リッタさんにとっても驚きの情報。
 ただ、記憶が消えた理由も、戻った理由もわからないとのことで・・・

 それでも、レミさんが記憶を取り戻したのは、もしかすると悲しい記憶を
 思い出しても大丈夫なくらいになったから、ということなのかもしれないと
 感じさせる内容でしたね。

 つまり、現在記憶をなくしている人たちは、悲しい記憶を持っていて、
 それを受け入れられるまで思い出せない場所が、この島なのではないか?
 なんて考えたのですが、さて。

 

●魔王城のお姫様 (上下 先生) 

 魔王開催のパーティ!?

 ついに魔王と面会が果たせるのか? という展開が気になる所でしたが、
 魔王と直接会えるのは、ハルベル様ほか限られた者だけらしく、
 ジーナたちも会えていないとは、意外でした。

 そして、パーティでは、メルルさんは演劇をすることになるのですが、
 そこでどさくさに魔王の顔を見ようと企んでいたのが、また悪い癖で(^^;
 意外なものを見たようなメルルさんでしたけど、一体何を見たのでしょうね?
 何だかんだで楽しいパーティの後、迫る影も気になります!

 

●広がる地図とホウキ星 (描く調子 先生)

 今回、クエストにチャレンジするリンさんたち。

 その前に、雷魔法を使うヴェリさんと仲良くなっていましたが、
 彼女、雷魔法を使うと性格が変わるという個性派で、強気と弱気の落差が激しい。
 しかも、褒められるとチョロイ所も可笑しかったですね~。

 そして、リンさんとゼルダさんにヴェリさんと加えた3人で「クエスト」挑戦。
 街の美化運動で、3人それぞれの魔法が役立つ展開が楽しいものでした!
 いつか最高難易度の「千年竜の鱗の採集」にも、参加できるのでしょうかね?

 


◆ まんがタイムきららミラク 感想

2016年11月23日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2017年1月号

 

 表紙は、『うらら迷路帖』
 5人+1名?が勢ぞろいで、華やかですね~。
 来年1月にはアニメも始まりますし、要チェックです!

 

 

 今月の「アニメのお仕事で賞」は、『うらら迷路帖 制作現場レポート』

 

 アニメ『うらら迷路帖』の制作現場レポートを、はなこ先生が描いてます。

 プロデューサーさんに案内されて、制作の流れから、各スタッフさんに話を聞き、
 その仕事内容について語られていますが、これがまた興味深い!

 また、キャラクターデザインの大塚さんが、インタビューを恥ずかしがって
 可愛いハリネズミになったり、撮影監督の大河内さんがコックの服装をした猫だったり、
 はなこ先生らしい動物ワールドな雰囲気も楽しかったですね~。

 「うらら」のキャラクターを使った説明が、可愛らしくて良い感じ。
 今回は前編とのことで、後編も楽しみです!

 

 

【11月26日、コミックス1巻・発売!】

●ラストピア (そと 先生)

  

 とある島での記憶喪失な日常を描く4コマ作品。

 目覚めると、記憶をなくしていることに気付いたリッタさん。
 そのまま、ホテルのオーナーさんのお世話になりつつ、エオニオ島で暮らしながら、
 己が何者なのか探し続けることに・・・

 今回は、アンナさんとカリンちゃんがやって来て、島の地図づくりに協力。
 そこで記憶の話になってましたけど、オーナーさんも記憶がなく、この島で起きる
 不思議な現象とのことで、アンナさんも大陸で情報収集してくれるというのは心強い。

 でも、アンナさんやカリンちゃんが記憶喪失にならないか、心配でもありますね。
 リッタさんはカリンちゃんについては懸念を抱いている様子でしたが・・・

 それはともかく、地図づくり。
 観光スポットを中心に書き込むことになりますけど、オーナーのエミさんだけでなく、
 リッタさんまでアバウトで笑゚(*゚´∀`゚)゚

 その図をもとに、みんなで看板作成をする様子が楽しげでしたね。
 ただ、船着き場に設置したはよいものの、もっと目立たせようと盛りに盛りまくったり、
 みんなで作ったため愛着がわいてしまったりしていたのは、可笑しかった!

 カリンちゃんが「ちゃんとお世話するから」とか言い出していたのは大笑いでした(´▽`;)
 看板なのに・・・ そのため、リッタさんのアイデアで事なきを得たラストが、
 これまた面白く、一件落着でよかったですね~。

 などなど、不思議な島で記憶喪失になった人々。
 でも、そんなに気にせず日常を過ごす様子が、楽しかったり切なかったりなお話。
 
 リッタさんの性別が気になりつつ、ついにコミックス1巻が発売とのことで、
 ますます今後も楽しみです!

 

 

【連載スタート!】

●広がる地図とホウキ星 (描く調子 先生)

  

 魔法学校に通うことになった少女のお話。

 ゲストを経ての連載スタート!
 リンさんは立派な魔法使いになるべく、魔法学校へ。
 道中、様々なトラブルに見舞われつつも、ようやくたどり着き、新生活が始まることに。

 今回は、ゼルダさんと共に、下宿探しをするリンさん。
 困っている人を助けつつ、情報を得て行動してゆく2人でしたが、なかなか見つからず。

 そこで、先輩さんの助言をもとに、自分の魔法を社会でどう役立たせるか考えながら、
 互いに1人になって下宿さがしをするリンさんとゼルダさん。

 そして、猫(?)を助けたことで、飼い主さんの家まで運ぶことになったリンさん。
 そこから運が開けるかと思いきや、ちょこっと変化球で収まっていたのは面白かった!

 ついに、下宿先を見つけたリンさん。
 新たな“同居人”も加わって、ここからどのような学園生活を繰り広げてゆくのか?
 連載スタートということで、今後も楽しみです!

 

 

●ななつ神オンリー! (うちのまいこ 先生)

  

 神様がアイドルに!?

 ゲストを経ての連載スタート!
 布袋さんを中心に、人々の信仰を勝ち取るべく、アイドルになろうとする神様たち。
 天照様の指導のもと、弁財天・福禄寿・寿老人・毘沙門天とそろい始めましたが・・・

 今回は、ハロウィンで目立とうと、毘沙門さんが提案。
 天照様はよその国の祭りだから反対だと言ってますが、布袋・福禄寿・寿老人は中国、
 弁財天・毘沙門天はインドの神だったことから、気にしない方向でまとまります(^^;

 それにしても、弁財天さんと毘沙門さんの過去回想で、弁財天さんが可愛くて、
 今と大違いなのは、ほのぼのしましたよ。

 あと、福禄寿さんと寿老人さんも、今とは違った雰囲気でしたが、
 福禄寿さんの「個性がない」とズバリ指摘する毘沙門さんに笑!
 今では、ネガティブキャラなので、個性が付いてよかったですよね(ぇ

 そんなこんなで、各々、仮装をしてのハロウィン。
 布袋さんの牛鬼コスプレが似合いすぎてて、毘沙門さんの狐火コスプレもかすむほど。
 他の面々もそれぞれ可愛らしくて、眼福でありました。

 そして、ボランティア+歌で、目立つことができた神様たちが楽しかったですね~。
 また、福禄寿さんと寿老人さんはコンビでしたけど、弁財天さんと毘沙門さんも、
 インドつながりのコンビとして、なかなかに面白い関係。

 やはり、いずれは七福神がそろうことになるのでしょうか。
 あとは恵比寿さんと大黒さんかな? 彼女たちのアイドル道、どこまで行けるのか・・・
 連載スタートということで、今後も楽しみです!

 

  

【その他】

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 コミックス4巻は、1月発売! そんな今回、小梅さんに届け物。

 送り主は、小梅さん憧れの魔女・マリさん。
 何やら古い本ですが、中身は真っ白で、いったい何なのか調べることに。

 といったお話でしたけど、マリさんの真意がつかめず、もじもじしたり、
 勉強苦手なのに本で調べようとしたりと、小梅さんが可愛らしかった!
 そして見つけた答えに、心震わせる彼女が素敵でした・・・愛は重かったけど(^^;

 

●桜Trick (タチ 先生) 

 森島空さんの真意が明らかに!?

 彼女の人生が回想されつつ、男性と間違われるようになった経緯や、
 そのことを空さん自身がどう受け止めてきたのか、そして彼女の恋について
 描かれていていましたけど、それがコトネさんとの関係にどうつながるのか?

 といった内容に、なかなか引き込まれてしまいましたね。
 空さんのかなわぬ恋の相手、その代償としてのコトネさんとの関係と、
 切なさのダブルショックといった雰囲気だったのには、しみじみでしたよ。
 しかし、そこからどうコトネさんとの関係に決着をつけるのか、不安まじりに楽しみです!

 

●城下町のダンデライオン (春日歩 先生)

 アンジェさん、お悩み中・・・

 胸が苦しくなる症状に悩んでいる様子ですが、それが何なのかわからない。
 櫻田家の人々の相談しようとするも、要領を得ないというか、役に立たない(^^;
 そこで、葵さんを訪ねることになるのですが・・・

 葵さん、完全にアンジェさんと遥くんのことを誤解してしまったようで笑!
 しかもアンジェさん、茜さんの親友・花蓮さんに対抗意識バリバリで面白かったし、
 もう完全に茜LOVEな所が楽しかった! これからどうなってしまうのか、この関係。

 

●小学生もゆるくない。 (村上メイシ 先生) 

 今回、やよいさんとローリエさんのお話。

 髪の色を変えて、ふたたび学校へ行こうとするローリエを止めようとするやよいさん。
 しかし、尊大なローリエには何を言っても通じず、苦労する様子が気の毒ながらも面白い。

 色々と言われても、あまり気にしていないローリエさんでしたが、「キライ」の一言は
 気になったらしく、あこさんに相談して、尊大な性格を抑えてまでも、仲直りのために
 努力していたのは好印象でしたね~。

 

●音無さんは破壊神! (ちゅー太 先生)

 何とか体から「神の汚れ」を追い出した音無さんでしたが・・・

 「汚れ」が大きくなり、破壊活動を続けて大混乱!
 神様が対抗してますが、天使たちもやられてしまって、状況は悪くなる一方。
 そこで、神様は音無さんに、ある重大な提案をすることに・・・

 その提案を、音無さんが受け入れて、彼女が望まなかった「普通ではない」方向へ
 進むことになるも、それを覚悟した彼女の迷いのなさは、清々しかったですね。
 でも、すずさんは少し寂しそうで、次回最終回とは! 一体どうなるの!?

 


◆ まんがタイムきららミラク 感想

2016年10月19日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2016年12月号

 

 表紙は、『桜Trick』より、優&春香!
 桜トリック&トリートといった雰囲気のハロウィンです。
 お菓子もあなたも食べちゃうぞ・・・的な?(何言ってるの)

 

 今月の「武神いずこで賞」は、『ななつ神オンリー!』より、毘沙門天!

 

 七福神がそろいつつあるものの・・・

 今回、センターポジションを、ダンスゲームで決めることに。
 ということで、ゲームセンターへ赴く神々でしたが、そこには毘沙門天さんが!

 何やら、ふわふわ系の可愛らしいキャラをしていますけど、毘沙門天って武神のはず。
 まるでイメージが違うな~と思っていたら、やはりキャラを作っているようで(^^;

 本来は、凛々しく雄々しいキャラなのに、今の平和な日本に勇ましさなんて必要ないと、
 おしとやかさを演出しているようで、七福神仲間が反応に困っていたのが愉快!
 見え見えなくらい、あざとすぎますからね(´▽`;)

 けれど、時折「本性」が見え隠れして面白おかしく、良いキャラクターになっていました。
 どんどん仲間も増えつつある本作は、次号より連載化とのことで、楽しみです!

 

 

【10月27日、コミックス7巻・発売!】

●桜Trick (タチ 先生)

  

 スミスミさん、ふたたび!

 しずく&コトネの危機に、春香さんが助けを求めたのは、スミスミさん。
 大学生なった彼女は、何やら口調も落ち着いていて別人っぽい・・・

 のですが、すぐに以前の口調を取り戻していたのには、ちょっぴり安心。
 それでこそ、スミスミ元会長といった感じでしたね(^^;

 そして、彼女の家にコトネさんをかくまってほしいという話を持ち出しますが、
 ここで婚約者である森島空さんについて、色々と明かされていました。

 森島さんが女性であることは、コトネさんの家族は誰も知らないというのは、
 それでないと婚約者にはなれないでしょうから納得でした。

 ただ、森島さんの行動、つまり自分が女性であると春香さんたちに明かしたのか、
 それがまるでわからないため、コトネさんは不気味に思っているようで・・・

 でも、そこでスミスミさんがコトネさんを励ましたことで、逃げるのではなく、
 真正面から立ち向かうことを決意できていたのは、大きな前進。

 それにしても、ゴロダルマの行動の意味って、何だったのでしょうね。
 誤解があった点が重要なのか、しずくさんから奪い取ったことが重要なのか・・・

 また、コトネさんが森島さんの性別について、家族には秘密にしておきたかった理由。
 さらに、森島さんの真意など、様々なことが気になりつつ、今後も楽しみです!

 

 

【10月27日、コミックス1巻・発売!】

●しましまライオン (はなこ 先生)

  

 元は動物だった少女たちのお話。

 シマウマでありながら、人間になりたいと願った縞﨑まこさん。
 神様がそれを叶え、人間になったはいいものの、お隣に住むのが元ライオンのいおんさん。
 さらに、トリ、ワニ、ハイエナ等々、様々な動物たちも人間になっていて・・・

 といった感じに、元動物の少女たちが繰り広げる日常を描いた4コマ作品になります。
 動物の特徴を個性にしつつ、それでも身体は人間なため、色々苦労することも。

 今回は、海へ来た一同ですが、そこでサメに襲われる事態に・・・?
 水の中では、元ライオンのいおんさんといえども、なかなか思うように動けず、
 まこさんは動揺しまくりで、2人してピンチ!

 と思いきや、迫って来ていたのは元ワニの新菜さんで、沖へ流されそうな2人を心配して
 来てくれたらしく、ひと安心・・・と思ったら、今度は新菜さんまで力尽きています(^^;

 そんな大騒ぎっぷりが面白かったり、可愛かったりしたわけですが、
 3人して救助のお姉さんに助けられて、今度こそひと安心。

 のはずでしたけど、このお姉さん、どうもタダ者ではない雰囲気で、
 そのあたりに漂う緊張感も、味わい深かったですね。

 いおんさんと新菜さんは、お姉さんの正体に気付いていたようですが、まこさんはわからない。
 そこで、まこさんには秘密にしておこうとする、いおんさんの心遣いが良い感じでありました。

 などなど、海水浴でひと騒動だった今回。
 ライオンに追われる生活から逃れたはずなのに、元ライオンのいおんさんにつきまとわれ、
 気の休まらないまこさんですが、何だかんだで、仲良くなりつつあるのが見所。

 もちろん、他の元動物な少女たちとの関係も、面白味になっている本作は、
 コミックス1巻が10月27日とのことで、ますます今後も、楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●本日のオーダーは? (いした 先生)

  

 食物科の少女たち!

 大峯はるさんが入学したのは、普通科のほかに特別学科のある高校。
 はるさんと友人・及川柴乃さんは、その中の「食物科」の生徒で、
 調理を中心にした勉強をすることに・・・

 といった感じのお話。
 担任の佐倉乙女先生や、【肉まん以上メロン未満】のクラスメイトなど、
 周囲の人々も気になりつつ、まずは2人して課題に取り組むことになります。

 柴乃さん家で、調理をするはるさん。
 お嬢様な柴乃さん家には、玉巻さんというお手伝いさん(?)もいて、本格的。

 でも、課題は本人たちの力でやらねばと、調理を始めているのですが、
 はるさんは授業以外で包丁も握ったことのない食べる専門というから、前途多難(^^;

 それゆえに、柴乃さんと一緒に調理をしていても、ズレていたりして、
 そうした様子が面白味になっていました。

 などなど、「食物科」を舞台にした調理メインの物語。
 料理できないはるさんが、どこまでやってゆけるのか気にしつつ、連続掲載、期待です!

 

 

●お姉ちゃん計画 (ごぼう 先生)

  

 姉のクローンがやって来る!?

 星川早来さんには、離れて暮らしていた姉がいたものの、亡くなってしまったのですが、
 その後、その姉・未来さんのつくったクローンが来るという連絡が・・・

 と始まるお話。
 そして、やって来たクローン・月山ミライさんと早来さんの交流が面白おかしく、
 かつ百合っぽく(?)描かれる4コマ作品です。

 クローンとはいえ、普通の人間と大した違いもなさそうなミライさん。
 フレンドリーに早来さんと会話する様子が、けっこう楽し気です。

 けれども、やたらとKOGOMEのトマトジュースを飲みたがったり、
 何かを隠している様子なのが引っかかりつつ、やがて就寝時間となるのですが・・・

 そこで、ミライさんに押し倒されてしまう早来さん。
 これは大事件!? といった感じでしたけど、そこにミライさんの秘密があるようで、
 面白い所でありました。

 姉のクローンでありながら、背は早来さんよりも小さいミライさん。
 そんな彼女との共同生活が始まりつつ、彼女の抱えた秘密も含めて、楽しくなりそう。

 というか、最後のミライさんのセリフ、まるでプロポーズだと感じたのは
 私だけでしょうか(´▽`;) 連続掲載とのことで、期待です!

  

 

【その他】

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 今回、校外学習!

 町でお客をつかまえて占いをする、という授業ですが、これがなかなか難しい。
 商売っ気を出してやる気だった臣さんは、見習いなので礼金なしと知り、落胆(^^;
 ノノさんも知らない人と話すのが苦手で、ネガティブモード。

 他の3人も、お客をつかまえられず悪戦苦闘で、それぞれの様子が面白かった!
 結局、千矢さんに寄って来た猫の中から、迷子の猫の飼い主を見つけることになり、
 それを占いでおこなうはずでしたが、千矢さん、占いを使わなくてもわかってしまったのは
 良いことなのかどうなのか(´▽`;) でも、これも占いの一種なのでしょうかね。

 

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生) 

 今回、浴衣でお祭り!

 夢子さん家に遊びに来ていたあずきさんでしたが、そこで浴衣に着替えさせられ、
 一緒にお祭りへ行くことになり、2人で楽しむ様子が良い感じでありました。

 ところが、借り物の浴衣を汚してしまい、落ち込むあずきさん。
 それでも夢子さんの励ましがありつつ、きちんと母上に謝れていたのは好感触。
 母上も口は悪いものの、優しい所もあって、一件落着な雰囲気だったのはよかった。
 そんな風に、ゲームではなく、リアルでの2人の交流が楽しかったですね~。

 

●広がる地図とホウキ星 (描く調子 先生)

 道中、遺跡を訪れる2人・・・

 でしたけど、そこで出逢った壊れた機械人が、いかにもファンタジーな雰囲気でしたね。
 某天空の城にいそうな感じでしたが、そんな“彼”を、リンさんの魔法で動かせていたのには、
 ワクワクしてしまいました!

 彼が守っているモノについても気になりますが、機械人さんの変形やら、行動やらが面白く、
 色々あってようやく学園へ到着していたのが、楽しかった。
 そして、次号より連載開始とのことで、期待大です!

 

●魔縫 de クチュール (原案:蒼樹靖子 先生/作画:おちゃう 先生) 

 連続掲載2回目! 社内を案内される白菜さん。

 案内してくれるのは、プレス(営業などを行う)の美神綺羅々さん。
 社内ではおそらく一番の常識人で、個性派なメンバーたちには苦労している様子(^^;

 そんな個性派な面々の紹介も含めて、見学の様子が面白おかしかったですね。
 黒魔術な黒崎露亜さん、怒らせると怖い和服美人・斎樹碧妃さん、ミリタリーな不知火彗麻さん。
 いずれも楽しい人たちでしたが、コスプレで性格が変わる白菜さんも、大概でした!

 

●お願い!ロイヤルニート (ちろり 先生)

 金剛さんとの距離も縮まって来たかに思えましたが・・・

 登校のことを聞こうとした所、部屋を追い出されてしまい、困惑するほたるさん。
 そこで、怠惰さんこと平さんに、金剛さんについて尋ねるのですが・・・

 まずはロイヤルニートを知るべしと、その生活を堪能させられるほたるさん。
 怠惰さんのロイヤルとニートな生活っぷりが、うらやま・・・もとい、凄まじかった!
 結局、金剛さんがロイヤルニートになった理由はわかりませんでしたが、
 それでも、ほたるさんと金剛さんの関係は良好なようで、これからに期待ですね。

 


◆ まんがタイムきららミラク 感想

2016年09月19日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2016年11月号

 

 表紙は、最終回を迎えた『幸腹グラフィティ』
 主要な人たち全員集合で、お弁当はじめ、様々な食べ物・飲み物を掲げた姿が、
 まさに大団円を感じさせて、感慨深いですね。

 

 今月の「お姫様のキスで目覚める?で賞」は、『城下町のダンデライオン』より、茜&アンジェリカ!

 

 今回、プール回!

 ということで、茜さんやアンジェリカさんの水着姿がまぶしいお話だったわけですが、
 茜さんはぺったんこで男子の反応が薄いものの、アンジェリカさんには熱い視線(^^;

 遥くんも同様で、アンジェリカさんのお胸を気にしては、綾瀬さんにツッコまれてます。
 そんなわけで、アンジェリカさん ← 遥くん ← 綾瀬さん の関係に注目していたのですが、
 ここで話は思わぬ方向へ・・・?

 溺れかけた茜さんが意識を失っている状態になってしまい、アンジェリカさんが
 本で読んだ知識ということで、キスをすれば目覚めるなんて考え、とんでもないことに!?

 王子さまのキスでお姫様が目覚めるおとぎ話はありますけど、お姫様のキスでお姫様が目覚める
 なんて話は、きわめて珍しいのではないでしょうか。

 はたして、本当にキスしてしまうのか? というドキドキの中、アンジェリカさんに訪れる
 心境の大きな変化には、驚いてしまいました・・・ まさか、そっち方向へ行くとは!
 遥くんは、綾瀬さんと仲良くしてくださいということか(ぇ

 

 

【最終回!】

●幸腹グラフィティ (川井マコト 先生)

  

 コミックス7巻は、9月27日発売! そして、最終回!!

 最後は、リョウさんが実家を離れる日。
 荷造りを終え、手伝ってくれた明さんと2人で会話・・・

 なのですが、視点が何やらおかしい。
 それもそのはず、前半は、おばあちゃんの写真から見る場面が描かれていて、
 まるで、おばあちゃんがリョウさんたちを見守るような雰囲気が、感じられました。

 
 そして、リョウさんと明さんが話す内容。
 リョウさんがひとり立ちをして皆に頼りきりにならないようにする、と述べたのに対して、
 明さんは「そりゃムリよ」なんて言い出して、キビシイことをおっしゃる・・・と思いきや?

 誰かに頼る=迷惑をかけると考えているリョウさんに、明さんは
 「大人でも一切人に迷惑かけないで生きるなんて、絶対不可能なんだから」と語り、
 リョウさんが「ひとり」にならないよう諭していたのが、とても優しい。

 そうなんですよね、ひとり立ちって、孤独になることとは違っていて、
 頼れる場所や人を増やしてこそ、達成できるものだったりします。
 もちろん、自分でできることを増やすのも大切ですけど、それだけではダメということで。

 
 それから、おばあちゃんに語りかけるリョウさん。
 おばあちゃん視点なので、リョウさんを見上げるような構図になっており、面白いですね。

 リョウさんが生まれてから、両親と離れ、おばあちゃんと暮らし、笑顔を見せ、
 おばあちゃんの他界で再び沈み、でも、きりんさんをはじめ、多くの人たちに囲まれたことで
 笑顔を取り戻す流れが、おばあちゃんの目線から眺められて、なんとも感慨深いものがあります。

 そして、おばあちゃんに見送られての引っ越し・・・
 【また笑顔が見れて良かった。】までの4コマタイトルが、おばあちゃんの言葉になっているのも
 よかったですね。 いつでも、おばあちゃんに見守られていたことが、よく伝わってきます。

 
 リョウさんの新生活。
 ここから視点は、いつも通りに戻り、もう、おばあちゃんはいないことが実感できます。

 リョウさんは何だか前途多難な様子ですけど、きりんさんと連絡を取り合い、
 前向きになって買い物に出たところ、面白いことになっていたのは笑いました!
 再び、楽しい日常がやって来る・・・ そんな予感が、見事なシメとなっていましたね。

 などなど、ついに最終回を迎えた本作品。
 心温まる料理と、人との交流とが、じんわり胸を温かくするような、そんなお話でありました。

 誰かといることで、その体温が感じられる。 お腹だけでなく、心もいっぱいになる。
 そうした雰囲気が感じられつつ、それゆえに、人と人とのつながりに希望が持てるような物語。

 美味しそうな料理と笑顔が微笑ましく、あたたかなラストが素敵でした。
 川井マコト先生は、前作『にじげんめのうた』から注目していましたので、本作のアニメ化が
 嬉しかったことはもちろん、次回作にも注目しております。 本当に、楽しませていただきましたー!

 

 

【9月27日、コミックス1巻・発売!】

●あじさい*プラネット (知梨 先生)

  

 あじさい荘には、様々なペアの女性が暮らしていて・・・

 凸凹な2人、天然姉妹、イマドキな女の子とお嬢様。
 小学生が大家さんをしているあじさい荘では、そんな人たちが日々を過ごしています。
 彼女たち、それぞれの日常が描かれる4コマ作品。

 今回は、イマドキな女の子・晴奈さんと、お嬢様・雨音さんのお話。
 202号室の住人である晴奈さんは、バイトをしながら生活する女子高生。
 ある日、彼女が“拾った”のが雨音さんで、謎が多いけどゆるい雰囲気のお嬢様です。

 ルームシェアをしながら暮らす2人。
 雨音さんが晴奈さんのピアスを見て、自分もしてみたいと言い出したことから、
 晴奈さんは、お嬢様にピアスなんてダメだと却下するも、雨音さんは「おそろい」に
 したいらしく、しゅんとしてしまいます。

 そこで、家事を全部やってくれたら、ピアスの穴をあけてあげると提案する晴奈さん。
 はたしてどうなることか・・・ といった内容になっていました。

 晴奈さんが雨音さんのことを考えて、アクセサリを買って帰るのは微笑ましかったものの、
 雨音さんがいつもと違って、しっかりした雰囲気になっていたのは、驚きましたね~。
 まあ、すぐに元のゆるい雨音さんに戻ってしまいましたけど(^^;

 そして、キラキラした雨音さんに驚いたのは、晴奈さんも同様で、良い雰囲気でありました。
 念願の「おそろい」も達成できて、雨音さんがキラキラ喜んでいたのも可愛らしかった。

 などなど、今回は、晴奈さんと雨音さんの話でしたが、他にも、
 201号室の凸凹な2人・小春&秋乃さんや、102号室の天然姉妹・葵&橙夏さん、
 また小学生の大家・優子さん、さらには新たな入居者である双子・凪&蓮さんなど、
 様々な住人の物語が、少しずつ交わりながら、つむがれる4コマ作品です。

 そんな、あじさい荘の物語も、ついにコミックス1巻が、9月27日発売!
 ということで、今後もますます楽しみです!

  

 

【最終回!】

●やさしい新説死霊術 (鴻巣覚 先生)

  

 11月26日、コミックス2巻・発売! ・・・ですが、最終回!!

 ラストは、メイプリーフとの戦いから数年後。
 リンリさんとセレニさんが、どこかへ向かっている場面から始まります。

 一方、倉子さんとトアさんは、リンリさんたちの帰りを待っている様子。
 なのですが、トアさんが成長して、ダスクさんに似てきていたのは、やはり母娘ですね。
 外見は変わっても、あまり変わらない2人のやりとりにホッとします。

 そこへ、ミストラルさんがやって来て、ダスクさんに会いに来たり、
 そのダスクさんは、何やら不思議な生き物(?)と一緒に、まったりすごしていたり、
 何とも平和な日常が、微笑ましく感じられました。 ダスクさん、まったりしすぎ~。

 そして、リンリ&セレニさん。
 セレニさんから、魔術師というより剣士なんて言われてしまうリンリさんは、相変わらず。

 また、ソレイユのことを好きかと尋ねられて、ほんのわずかな間の後、
 「もちろん、大好きだよ」と笑顔で答えるリンリさんが、素敵でしたよ。

 そのソレイユさんは、今では有名な「治療魔術師」となっていて、ケガをした女の子を助けたり、
 だいぶ立派になっているようで、時の流れを感じさせましたね。

 それでも、彼女は「死霊術師」なのだと思わせるラストが、ネガティブさを感じさせない
 爽やかさに満ちていたのは、とても印象的でありました。

 などなど、数年後のリンリさんたちが描かれた最終回。
 「死霊術」がタイトルにある以上、ソレイユさんにスポットが当たるのは当然ですけど、
 リンリさんが主役であったのは、そんなソレイユさんを守る存在であったからなのでしょうか。

 なんてことを感じつつ、鴻巣先生のイラストを堪能しながら・・・
 楽しませていただきましたー!

 

  

●ハートオブtheガール (奥たまむし 先生)

  

 11月26日、コミックス2巻・発売! ・・・ですが、最終回!!

 ラストは、カコイさん攻略なるか!?
 といった緊迫の展開でしたけど、カコイさん自ら、一緒にクリアーしてほしいと
 のぞみさんに頼みに行き、「告白」が始まります。

 カコイさんの積極的な「告白」に、さすがののぞみさんも呆然。
 どうしてよいのかわからない状態になってしまい、固まってしまいますが、
 そこを、カコイさんが自分から「キス」に行っていたのは、驚きと共にドキドキでしたね。

 はじめ、カコイさんの攻めに、受けの姿勢だったのぞみさんも、ノってきたら独壇場。
 攻め返し、口説き文句で、カコイさんを赤面させていたのは、さすがでした。

 そして、のぞみさんからの「告白」返しで、ついに結ばれる2人。
 何だか、周囲のギャラリーまでも祝福する空気になっていて、愛は偉大だな、と(^^;

 しかし、その騒ぎを聞きつけて、先生がやって来て・・・ なんて展開でしたが、
 そこは他の面々が引き受けて、2人は2人だけの世界へ!

 「キス」でも「告白」でも、クリアーにならない状態で、進むべき道は・・・?
 って、そこまで行っちゃうのー!!?? と、驚天動地な内容でありましたよ!

 体育倉庫で、「恋人にしかできない事」をし始める2人。
 抱き合い、キスし合う2人の姿は、まさに愛!
 なんだこれ! なんだこれ~!! と、もう、たまりませんでしたね(ぇ

 いや、まさか「キス」の先に行ってしまうとは・・・ ミラク、先駆けてるなあ。
 などなど、本当に驚きの最終回となりました。

 本作は、女の子を攻略するゲームに巻き込まれた少女たちの物語だったわけですが、
 攻略するのも女子で、めくるめく百合の世界が、魅力的に描かれていたと感じます。

 序盤は、ちょっと登場人物が多く、ゴチャゴチャしがちだったのですけども、
 話が進むうちに、カコイさん中心に回る展開がスッキリしていて、しり上がりに面白味を
 増していた印象でした。

 奥先生の描く百合世界は、軽快に読めるもので、グイグイ引き込まれましたし、
 もっと読んでみたかったですよね・・・ なので、次回作に期待しつつ、
 楽しませていただきましたー!

 

 

【ゲスト作品】

●魔縫 de クチュール (原案:蒼樹靖子 先生/作画:おちゃう 先生)

  

 デザイン会社に入社したのは、有名コスプレイヤーさん。

 デザイン会社・la toile(ラ・トワール)へやって来た香月白菜さん。
 入口でオドオドしていた所、飛び込み営業と思われて・・・

 と始まるお話。
 香月さんは、引っ込み思案な性格が災いして、ここへ来た理由を言い出せない状態。
 じつは、デザイナーとして呼ばれたものの、それを辞退したいのだとか。

 しかも、彼女は有名な「桃華」というコスプレイヤーでもあるのですが、
 コスプレしてないと地味なままで、香月さんと「桃華」ではまるで別人。

 しばらくは、会社の人たちも同一人物とは気づかないほどですから、よほどですね(^^;
 そんな引っ込み思案な香月さん、入社辞退の申し出をするのですが、そこへ社長が登場。

 この社長さんが、桃華もコスプレしている「魔縫少女フリル」のマスコット・サテンを
 抱えたメガネさん・・・と思いきや、マスコット人形が社長だと言い張るのだから、
 ちと可笑しい(´▽`;) お名前は、王理さん。

 腹話術で話しているようにしゃべる人形が愉快でしたけど、やはり社長はメガネさんかな~
 と思っていたら、どうもそうでもないらしい? というラストに、さすがに驚きましたよ!

 などなど、デザイン会社とコスプレイヤーさんのお話。
 「魔縫」というワードが、素敵に感じられる内容も楽し気ですし、連続ゲスト、期待です!

 

 

【その他】

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 佐久隊長と、椿先生の関係・・・?

 母親のことを探るべく、事務室に忍び込んだ千矢さん、そこで佐久隊長に会います。
 友達に会いに来たとのことですが、それが、まさかの椿先生。
 何やら、占ってほしいことがあるとのことですが・・・

 占いの内容は、ニナさんが怒っている理由についてで、なんだ痴話ゲンカかと思ったものの、
 椿先生の占いをきっかけに、どんどん佐久隊長の悩みに、進むべき方向が見えて行ったのは、
 いかにも占いといった趣で楽しかったですね~。 占いは、悩み相談の側面が大きいですから。

 そして、佐久隊長がうららにならなかった理由。
 そこに、ニナさんへの思いがあったことは納得でしたし、椿先生への態度との違いを見るに、
 ニナさんが特別なんだとわかったのも、素敵でしたよ!

 

●桜Trick (タチ 先生) 

 コミックス7巻は、10月発売! そんな今回、コトネ&しずく、ピンチ?

 夏休みの終わりが近づく中、宿題を終わらせていない優さんに、春香さんはお冠。
 背中を押しつつ、口でのせて、宿題をやらせていたのは、お見事でした(^^;

 が、思わず春香さんが口にした「好き」の意味を、優さんが問い詰める場面は、
 春香さんを押し倒したりして、なかなかドキドキでありましたね。
 と、そこへかかってきた電話は、コトネさんからのもので・・・

 ここで、やって来たコトネさんから、ようやく優さんとの真相を聞かされる春香さん
 でしたけど、さらに目の前で、しずくさんとコトネさんのキスを、目撃していたのは驚き!
 見せつけるようにキスする2人が、2人だけの世界に入り込んでいて、いやはやスゴイ。
 そして、逃げなければならないコトネさんに、春香さんが提案したことは、気になりますね。

 

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生)

 今回、ギルド対抗戦!

 夏のイベントであるギルド対抗戦に、ボンさんが参加したがるものの、
 チェリムさんが言うには、だいぶ殺伐としているらしいとのこと。

 それでも参加することになりますが、参加するには人数が足りないらしく、
 慌ててヒカリさんを呼ぶも、あと1人足りないという状況・・・
 そこへ現れたのは、まさかの「じょそてん」こと「朝焼けの蒼天」さん!

 やっと再会したボンさん、感激してますけど、チェリムさんは知り合いだった様子。
 そしてギルド対抗戦では、みんな頑張っていたのが楽しかったですね~。
 外野からは、変な名前とか言われるボンさんや蒼天さんに笑いましたけど(´▽`;)
 あと、受付のミルクさんも面白かった!

 

●ななつ神オンリー! (うちのまいこ 先生) 

 寿老人と福禄寿、登場!

 布袋さん、弁財天さん、天照さんで、順調(?)に進むアイドル化計画。
 しかし、歌詞作りになると、弁財天さんは流行が千年遅れ、天照さんは仰々しすぎ、
 布袋さんは食べ物とのことしか書けず、愉快でしたが、前途多難(^^;

 そこで、寿老人さんと福禄寿さんに頼もうという話になり、2柱に会いに行くことに・・・
 といったお話でしたけど、この2柱、福禄寿は悲観的すぎ、寿老人は楽観的すぎという
 極端な性格で、なかなか面白かったですね。

 それでも仲が良く、互いを思いやっている2柱の関係が、素敵でした。
 そして、歌詞担当も決まり、またまた前進! どんどん楽しくなりますね~。

 

●カラフル・マキアート!-魔法少女は戦わない。- (飴色みそ 先生)

 プラさんとの、お掃除対決! ・・・のはずが?

 やって来たのは、プラム・ブロッサムの代理の人。
 でも、名前を考えていなかったため、皆から「代理さん」と呼ばれることになっていて笑!
 副会長さん、迂闊でしたね(^^;

 しかも、会長さんの用意した衣装を、きちんと着てくるあたり、会長好きが伝わってきます。
 それに、代理さんの格好も、なかなか可愛らしかったですし、副会長の幅が広がりますね。

 そして、お掃除対決は、生徒会室でやることになるものの、迷惑になるのでは、と聞かれ、
 生徒会の人間を「消しました」と言っちゃう代理さんには、大笑いでした゚(*゚´∀`゚)゚
 でも、代理さんが真の敵と思われたり、不審者情報が出回ったり、副会長、お気の毒。

 

●拝啓、かしこ (まえじま 先生) 

 今回、なおとさんの手紙の相手が登場。

 北条ケイさん、友達から頼られるスポーティで大人っぽい少女ですが、可愛いモノ好きで、
 色々と可愛いモノを眺めては、ゆるい笑顔を見せる所が、これまた可愛らしかったり。

 そして、ハツネさんに出した手紙の返事の差出人が、ナオトという名前だったため、
 大人の男性と勘違いして、あれこれ気にしてしまう様子が、ほんのり甘く、素敵な雰囲気。

 さらにそのことで、心も浮き立つケイさんが、またまた可愛らしくて、よかったですね~。
 雨なのに、心晴々・・・ 手紙を楽しみにするケイさんの心情が伝わってきて、
 こちらまで楽しくなりましたよ。 まだ見ぬ相手を想って、輝く世界。

 


◆ まんがタイムきららミラク 感想

2016年08月17日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2016年10月号

 

 表紙は、『うらら迷路帖』より、千矢&ノノ!
 夏空の下で仲良しといった雰囲気ですが、ノノさん、おへそ見えてますよ~。
 2人とも、可愛らしい格好です。

 

 今月の「この笑顔で賞」は、『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』より、赤音さん!

 

 前回、千絵理さんとはぐれてしまった赤音さん。

 光理さんを捜しに行ってしまったようですが、すれ違いになってしまい、
 千絵理さんと光理さんで、赤音さんを捜索することに・・・

 といったお話でしたけど、やたらと取り乱す2人の様子や、何とも愉快な方法で
 赤音さんと合流できていたのは、面白かった!

 その後、お目当てのグッズを見つけた赤音さん。
 それがビビモンのグッズで、なおかつボンさんと出逢ったときの思い出の品というから、
 何だか感慨深いというか、微笑ましいものがありましたね~。

 ネトゲでできた友達を、本当に大切に思っている赤音さんの気持ちが、
 その笑顔と共に伝わって来て、とてもよかった。

 そして、これらの出来事と会話を経て、急速に仲良くなる赤音さんと千絵理さん。
 まだ互いにゲーム内で出逢っていることを知らないものの、リアルで仲良くなって、
 これからの関係が気になってしまいますね。

 ただ千絵理さんは、生徒と同じゲームをすることに抵抗があったはず・・・
 と思ったら、そこは信頼でオーケーというから、光理さんの苦悩とは何だったのか状態で、
 大笑いでありました。 楽しかった!

 

 

【今月のピックアップ!】

●ラストピア (そと 先生)

  

 ユーさんと仲良くなりたいオーナーさん・・・ですが?

 オーナーさんは、幽霊が苦手なため、ユーさんも怖い。
 姿は見えないのだけど、ユーさんが何かを動かすと、それだけで怯えてしまう状態。

 そこで、ユーさんはオーナーさんに慣れてもらおうと、肝試しを提案するのですが、
 当然オーナーさんは大反対・・・と思いきや、ユーさんと仲良くはなりたいと思っていて、
 頑張ろうとするところが、けなげで良いですね~。

 そんなこんなで、リッタさんやマノさんも協力しての肝試し。
 墓地で、花冠を取って来ることになったオーナーさん、緊張しまくりの怯えまくり。
 リッタさんには怖がりつつも一喝してましたが、マノさんを本気で怖がって逃げるばかり。

 その様子を見て、リッタさんがユーさんに、フォロー役になることを勧めるのですが・・・
 仲良くなりたいのは、ユーさんも同じなのに、自分が幽霊だからと、どこかあきらめ気味で、
 そのことを「私が怖がっててどうするんだか」と述べていたのは、印象的でした。

 怖いのは、オーナーさんだけではなかったという所に、人の心の機微を感じられますね。
 幽霊が怖いのに、頑張って歩み寄ろうとするオーナーさんに、照れるユーさん、可愛かった。

 などなど、オーナーさんとユーさんは仲良くなれるのかどうか、といったお話でしたが、
 これでだいぶ、2人の関係も良好になったのではないでしょうか・・・
 なんて感じつつ、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●ななつ神オンリー! (うちのまいこ 先生)

  

 神様がアイドルに・・・!?

 日本の神々が住まう高天原では、日々、神様が消えているとか。
 人々から信仰が失われるたびに、何かしらの神様が消失してしまう。
 そんな中、七福神の1柱・布袋さんは、何かできることはないかと考えますが・・・

 と始まったお話。
 布袋さんといえば、メジャーな神様と思うのですが、それでも本人曰く、
 「私もあまり有名じゃない」とのことで、苦労がしのばれますね。

 そこへ、小さくて可愛いアマテラス様がやって来て、アイドルになることを勧めています。
 北欧の3女神ノルンは、アイドル活動で大ブレイクしているらしく、アマテラス様は
 それを参考に、信仰を取り戻すことを考えている様子。

 ところが、布袋さんはあがり症で、人見知り。
 とてもアイドルなんて・・・と言っている割に、実は顔を隠して歌と踊りを生配信しており、
 そこをアマテラス様に、目を付けられたようで(^^;

 さらに弁財天さんも、人間界で琵琶の路上ライブなどをしており、アイドルと親和性が高そう。
 はたして、布袋さんはアイドルの道へ進むのか? といった感じに気になるお話でしたが、
 他の七福神も加わって、様々な神様がアイドルをやるとすると、かなり面白くなりそう。

 神様がアイドル。
 このテーマ、とても気になりますし、布袋さんも弁財天さんも可愛く素敵ですので、
 連続掲載、期待大です!

 

 

●拝啓、かしこ (まえじま 先生)

  

 祖母と孫、そんな家庭に1通のお手紙が・・・

 朝、なおとさんが新聞を取りに出ています。
 そこで、ハガキとお手紙も入っていたようで、祖母様のもとへ持ってゆきますが、
 祖母のハツネさんはメガネが合わず、なおとさんに読んでもらうことに・・・

 ほくじょーめぐみ(北条恵?)さんから来たお手紙。
 ハツネさんは「ケイくん」とおっしゃっていたので、男性からのもののよう。

 ハツネさんはメールができるものの、あえて、手紙で返事を書いてほしいと、
 なおとさんに頼んでいますが、なおとさんは嫌がっています。
 でも、お願いまでされたため、受け入れていたのは、祖母様が好きだからなのでしょうね。

 そして、返事を書いて、郵便局で出してきて・・・と話は進むのですが、
 本作の魅力は、とても穏やかな雰囲気と、その中での「手紙」のやりとりが、
 やさしく感じられる点にあると思えます。

 また、なおとさんが、素敵な切手や、返事として送られてきた「あおぞらのびんせん」に
 見とれる場面からも、緩やかな空気が感じられて、しみじみとひたってしまいますね。

 そうした場面が、静かに沁みいる4コマ作品。
 祖母と孫のやりとり、手紙のやりとり、人と人の交流がやさしい雰囲気で素敵ですので、
 ぜひとも、つづきに期待です!

 

  

【その他】

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 人に黒歴史あり・・・

 今回、学生名簿帳の写真撮影にのぞむ一同でしたが、学生名簿には黒歴史の数々が!?
 椿先生とニナ先生が、中二病っぽい格好で写っているのも愉快でしたけど、
 さらに「漆黒の津刃姫(つばき)」だの「暗黒の煮菜(にな)」だの書かれていて笑!

 そして、一同の撮影も、同じように面白アピールしたものになっていて、面白かった。
 紺さんの不良女狐は、普通にカッコイイと思いますけどね、本人ノリノリだし(^^;
 それにしても、撮影者である事務員のくるみさん、何かと脱がせようとしていて可笑しいです。

 さらに、佐久隊長の写真まで!?
 ノノさんは佐久隊長の過去を知っていたようですが、他の面々には初耳で、確かに驚きでした。
 ただ、時折見つかる黒塗りのページは一体何なのか・・・ 千矢さんの母上に関係している?
 気になりますね。

 

●桜Trick (タチ 先生) 

 コミックス7巻は、10月発売! そんな今回、プールで水着!

 楓さんが、他人の水着を褒めているのを見て、「こういう時、褒めるキャラだったか・・・?」
 と気にし始めるゆずさん、褒められると恥ずかしいと思っているらしく、だいぶ意識してます。

 そのため、水着姿を披露することができず、1人でカフェに行ってしまい、別行動。
 そこで、何とかゆずさんを引きずり出そうと画策する一同が、色々と面白かった!
 結局、しずくさんの説得+楓さんの一言で、天岩戸は開くことに。

 楓さんの視線を意識しまくるゆずさん、なかなか可愛らしかった。
 そして今回のキスが、楓さんのものだったことは、何とも素敵な感じでしたね。
 楓さん⇒ゆずさんという心の方向性が、しっかり感じられた一幕でしたよ。
 ゆずさんも、楓さんを意識しまくりですし、いずれは・・・?

 

●幸腹グラフィティ (川井マコト 先生)

 コミックス7巻は、9月発売! そんな今回、卒業式!

 ついに、このときがやってまいりました・・・ 卒業。
 大泣きする保護者たちが可笑しかったりもしましたが、皆は和気あいあい。
 きりんさんの人気っぷりはもちろん、椎名さんの隠れファンも多くて驚き。
 というか、椎名&リョウの関係に、何か神々しいものを見出しているようで(^^;

 それから、リョウさん家族は、おばあちゃんのお墓参りへ。
 本作の始まりは、祖母様が亡くなって1人になったリョウさんからでしたから、
 このお墓参りは、大きな意味を持っている気がしますね・・・

 そして、お祝い会へ向かいますが、その際、大学の近くに住む=1人暮らしをするかどうか、
 考えることになったリョウさん、1人ということで、胸中に不安がよぎりますが、
 お祝い会で鍋を皆と囲み、自分が決して“独り”ではないことを感じていたのは、よかった。
 次回、最終回・・・ 嗚呼、寂しくも楽しみです!

 

●しましまライオン (はなこ 先生) 

 コミックス1巻は、10月発売! そんな今回、水着を買いに行く一同。

 元ワニの新菜さんは、早く泳ぎたいらしく、水着を買いに行こうと言い出します。
 ところが、学校にはプールがないらしく落胆・・・ではありましたが、千鳥さんの提案で、
 夏休みに海へ行くこととなり、水着を買うのは確定という流れに。

 いおんさんとえりなさんは不参加でしたが、それぞれの水着選びが楽しかった。
 新菜さんはスタイルよくて、どんな水着も似合ってましたけど、男性用はアカン(;´∀`)

 そして、いざ水着を買おうというときに、大問題が発生して・・・!?
 といったお話でしたが、問題解決の方法が、まさに“神頼み”だったのは愉快でした。
 水着回が楽しみです。

 

●やさしい新説死霊術 (鴻巣覚 先生)

 黒滅の死霊術師メイプリーフ、その過去・・・

 彼女の過去は、ダスク先生のそれと重なるもので、ダスク先生はメイさんの弟子だったとか。
 ここで描かれた2人の交流は、微笑ましい師匠と弟子のもので、何とも平和で楽しく、
 メイさんが恐れられる存在になるとは思えない内容でしたが・・・

 死霊術師であるメイさんは、世間の評判は悪く、ダスクさんもそれで周囲と衝突。
 けれど、だからといってひがむこともなく、2人の日々は穏やかに見えたのですが、
 死霊術師として忌み嫌われる自分と一緒にいては、ダスクのためにならないとメイさんは考え・・・

 「死者蘇生」をめぐっての暗転、そこからの展開は、ダスク先生にとってはキツイものでしたが、
 それでも前を向き、現在、メイさんと向き合っていたのは、スゴイことだと思えますよ。
 そして、戦いではなく、和解をもって前へ進めていたのも、素晴らしかった。 次回、最終回!