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五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららミラク 感想

2017年05月19日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2017年7月号

 

 表紙は、『うらら迷路帖』より、千矢&佐久隊長!
 佐久隊長にお姫様抱っこされて、制服姿な千矢さんが可愛らしい。

 なお、今月号では「Anime japan」で開催された
 『うらら迷路帖スペシャルステージ』の模様を、ごぼう先生が描いています。
 可愛く楽しいステージの様子が、よく伝わってきますね。

 

 

 今月の「連載スタートで賞」は、『mono』

 

 あfろ先生の新作が、連載開始!

 前々号にて、読み切り掲載された本作が、今月号より連載化。
 写真・カメラに目覚めた少女たちが描かれる内容になっています。

 今回、春乃さんが4コマ漫画を描くことになり、その題材に悩んでいる様子。
 4コマ目でオチをつけなければいけないのも大変そうだと考えていましたが、
 そこでオチを“あるモノ”に差し替えられたらと思っていて笑! ナイスアイデア(ぇ

 それはともかく、霧山さんが買った小型軽量のアクションカムをめぐって、
 あれやこれやと話が展開してゆくのが面白かった。

 そして、ボス猫「たいしょう」に、アクションカムを取り付けることになりますが、
 これで猫視点の映像がとれると期待が高まったものの、霧山さんにとっては
 厳しいオチが付いてしまって、お気の毒(^^;

 でも、春乃さんには、良い題材が見つかったようで、結果オーライでしょうか。
 たいしょうの愛らしさと、ラストとのギャップも愉快でした!

 

 

【5月27日、コミックス1巻・発売!】

●ななつ神オンリー (うちのまいこ 先生)

  

 神様がアイドルに!

 信心が薄まりつつある現代社会において、人々の信仰を集めるため、
 アイドルを始めることになった七福神の布袋さんが、メンバーを集めて
 いよいよ始動となりました。

 布袋さん憧れのアイドル「ノルン」のライブで、オープニングアクトの代理を
 急きょ務めることになりましたが、アマテラス様のおかげで準備万端。

 ユニット名も、寿老人さんの提案した「ななつ神」に決まったものの、
 現在5柱しかいないメンバーに2柱、大黒天さんと恵比寿さんも加わることが
 前提になっていて、アイドルをやらないと言い張る大黒さんの去就に注目が・・・

 恵比寿さんの方はやる気満々でしたけど、大黒さんは拒否。
 そこで、恵比寿さんがアマテラス様の力を借りて、無理やり衣装に着替えさせようと
 していたのは笑! アマテラス様が男性化していたので、あらぬ誤解を受けてたし(^^;

 そして、始まったオープニングアクト。
 「ななつ神」なのに5人しかいないと、お客からツッコミを入れられるなど、
 初っ端から締まらない様子で、メンバーの自己紹介でも、福禄寿さんが挙動不審に。

 しかし、そこへオトコ前な大黒天さんが登場して、見事フォローしていたのは爽快。
 しかも女性客の心をつかむカッコよさで、さっそくファンが付いていたのは愉快でした。

 おかげで、7柱そろってのオープニングアクトは上手くいって、ひと安心。
 勢ぞろいで歌う姿に、感慨深いものがありましたね~。

 ぶりっ子な毘沙門天、ネガティブな福禄寿、オトコ前な大黒天、元気印の寿老人、
 生真面目な弁財天、ぽんやり恵比寿、そしてユニット結成の発端となった布袋さんと、
 七福神それぞれの個性と可愛さが、魅力になっています。

 ついに「ななつ神」が本格始動!
 元々ファンのいた弁財天さんや恵比寿さんもいるので、集結すればなお強し?

 どのようなアイドル道を行くことになるのか・・・
 コミックス1巻も、いよいよ5月27日発売とのことで、ますます今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●こはる一番! (ゆいまーる 先生)

  

 自主性か、秩序か!?

 【主な登場人物】
 ・小春  : 新入生で風紀委員。 学園の秩序を守りたい。
 ・陽南  : 小春さんの憧れる生徒会長。 自主性を重んじる。
 ・水上潮 : 生徒会長副会長。 自由人で奔放。
 ・柊   : 先輩。 日傘をさしたお嬢様。

 お嬢様学校として知られる柊学園。
 小春さんは、憧れの先輩・陽南さんを追って入学したものの、
 そこではお嬢様学校らしからぬ、自由すぎる校風がはびこっていて・・・

 と始まるお話。
 さっそく風紀委員の仕事を始めた小春さんが見たのは、
 登校時間になっても、なかなか生徒たちが来ない状況と、やって来た不良生徒。

 そして不良にからまれている所を助けてくれたのは、生徒会長の陽南さんでしたが、
 ようやく会えた憧れの先輩と話をしていると、何かがおかしいと感じ始めます。

 学園の秩序を守りたい小春さんと、生徒たちの自主性を重んじたい陽南さん。
 そのすれ違いが興味深く、面白そうな題材になっていますね。

 陽南さんが自主性にこだわる理由は不明ですが、副会長・潮さんの影響も大きそう。
 ラストに登場した柊先輩の存在も気になりますし、連続掲載、期待です!

 

 

●リトルリーダー (野河まこと 先生)

  

 生徒会長は・・・子供!?

 【主な登場人物】
 ・小上陽菜  : 高等部の新生徒会長・・・なのに、中等部生。
 ・美島和花  : 生徒会副会長。 陽菜さんを愛でるお姉さま。
 ・崎村亜紀  : 生徒会書記。 美島さんに憧れるメガネさん。

 前会長の転校により、新生徒会長の選挙が行われたものの、
 立候補者が中等部の陽菜さんしかおらず、そのまま選ばれたというお話。
 体も小さくて、まだ子供みたいな生徒会長の愛らしさが、魅力の4コマ作品です。

 小さいけれど、けなげで頑張り屋な陽菜さんと、彼女を“見守る”和花さん。
 そして少し厳しい亜紀さんといった生徒会メンバーを中心に、面白おかしく、
 また愛らしく繰り広げられる学園生活。

 最後には、中等部生が生徒会長をすることに否定的だった亜紀さんにも、
 笑顔が見られるようなシメになっていて、ほんわかと楽し気でありましたね。

 生徒たちから「ちっちゃくてかわい~」なんて言われたり、不良に涙目で抗議したり、
 そんな愛らしい生徒会長さんのお話ですが、これで読み切りとはもったいない。
 ぜひとも、つづきに期待です!

  

 

【その他】

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 里帰り後半戦! 次は巽屋へ。

 突然、押しかける一同でしたが、時江先生は水晶占いでお見通し。
 八番占試験への助言を求めていることもわかっていて、さすが時江先生ですが、
 どうも占いによると、千矢さんだけ不安要素があるらしく・・・

 なんてお話でしたが、千矢さんの悩みをきっかけに、水晶占いの修行が始まって、
 鬼モードになった時江先生に翻弄される千矢さんと小梅さんとノノさんと、
 慣れている紺さんと臣さんとの対比が愉快でした(´▽`;)

 

●桜Trick (タチ 先生) 

 進路を優さんに合わせようとする春香さんでしたが・・・

 調理師専門学校へ行くため勉強中とのことですが、自分の将来を考えなきゃダメだと
 ゆずさんに指摘されたり、親にはまだ言ってなかったりと、不安要素が多そうです。

 そんな今回、進路に関する話で、玲さんとるなさんも進路をきちんと考えていたり、
 スミスミ先輩の話が興味深かったりでしたけど、ここでさらなる問題が発生。

 自分の選ぶ道か、優さんと一緒か、春香さんの進路をむしろ優さんが心配していて、
 ここから2人の関係に踏み込んだ話が出てきてたのには、引き込まれましたね。
 2人のすれ違いが、キスの拒絶に象徴されていたことが衝撃的・・・キスのない回とは。

 

●広がる地図とホウキ星 (描く調子 先生)

 コミックス1巻、7月発売! そんな今回、ヴェリさんの実家にお泊りへ。

 3人で船に乗って向かいますが、なぜか船員見習いになってしまったリンさんに笑!
 また、アンモ族からのSOSが入って、風邪をひいた女王様を助けるべく、
 船員さん共々、リンさんたちが活躍していたのが楽しかったですね。

 そして、夜中に押し寄せる流星魚の大群にも、魔法で対処したうえに、そこで
 目を見張るような光景が繰り広げられていたり、嵐の接近があったりと、
 船旅の様子が面白おかしく、ちょっとした冒険っぽくてよかった!

 

●あじさい*プラネット (知梨 先生) 

 ついに、秋乃さんと雨音さんが邂逅!

 ベンチで寝ていた雨音さんを見つけて、心配そうにする秋乃さんでしたが、
 雨音さんが起きてからは会話も弾み、互いの同居人の話で盛り上がっています。

 まだ面識のなかった2人の話は、それぞれ知っている人のものなのに、
 他人の話として認識されているのが面白かったですけども、晴奈さんの登場で、
 ようやくつながっていたのも楽しかった。

 そして、雨音さんと晴奈さんの関係も、この会話をきっかけに深まったようで
 ひと安心でしたが、なんと次回で最終回とのこと! さて、どうなりますか・・・

 

●小学生もゆるくない。 (村上メイシ 先生)

 何だか急展開!?

 ついに、メラさんが物売りらしき人物を発見して、一斉に確保!
 くま子さんに薬を飲ませた張本人ということで詰問されてますが、さらに、
 ローリエさんにも薬を飲ませたとかで、話がややこしくなってまいりました。

 しかし、2人に薬を飲ませたのにもある理由があって、それが真っ当っぽいのも
 気になる所でありましたが、くま子さんの口から驚くべき情報も出てきて、
 一気に話が進み過ぎて怖いくらいでしたね(^^; ここから、どうなるのか楽しみ!

 


◆ まんがタイムきららミラク 感想

2017年04月19日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2017年6月号

 

 表紙は、シャレオツな千矢さん!
 メガネにツインテ、マニキュア、アクセなどなど、
 いつもと違った雰囲気が、異なる魅力を醸し出しています。

 

 

 今月の「2人の関係で賞」は、『桜Trick』より、ゆず&楓!

 

 今回、楓さんがついに・・・?

 楓さんが、ゆずさんに言いたくて言えなかったことを告げる。
 それは、ゆずさんとの別れになってしまうかもしれない・・・
 と覚悟している楓さんの表情は、どこか寂し気でした。

 女性同士の恋に疎いゆずさんにとって、自分の言葉は受け入れがたいもの。
 そう考えている楓さんは、告げたかったことを「別れの言葉」と述べて、
 ゆずさんの前から去ろうとしていたのが、切なかったですね。

 しかし、別れを告げて去ろうとする楓さんを引き留めたゆずさん。
 自分も「正直な気持ちを言わせてもらう」と言って・・・・・・

 なんて展開に、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。
 これまで、女性同士の恋に対しては「ない」と一刀両断してきたゆずさんですが、
 親友である楓さんからの告白にどう応えるのかは、かなり気になる所でありました。

 ここで安易にくっついてしまうのは、ゆずさんのキャラクターを考えると
 しっくりこないと思っていたので、納得できる地点に着地していたのは、良い感じ。

 それでも、決して悪くない方向へ進めていたことに安心できて、
 今回の「キス」も、微笑ましいものに収まっていたのが、お見事でしたね。
 2人の先行きに、幸あれ!

 

 

【4月27日、コミックス1巻・発売!】

●お願い!ロイヤルニート (ちろり 先生)

  

 引きこもりお嬢様たちのお話。

 お嬢様学校である七ッ星女学園へ入学した田中ほたるさん。
 学費免除のため、ロイヤルニートと呼ばれる学園の寮に引きこもるお嬢様を
 登校させるべく奮闘する姿や、お嬢様たちの個性が面白おかしな4コマ作品です。

 今回は、打倒・久遠寺を掲げたロイヤルニート会議!
 桜花さんのライバル(?)だという久遠寺さんを倒すため、一丸となっていますけど、
 発端であるはずの桜花さんは、話が大きくなって困惑していたのが可笑しい。

 他のメンバーたちは真剣に話し合っているのが、これまた愉快だったものの、
 久遠寺さんの情報を知るたびに「いい子」という印象が強まってしまい、
 打倒とか言っていられなくなってしまったのには、笑いました!

 勝手に盛り上がって、勝手に冷めてゆく周囲に納得いかない桜花さん。
 なんだかムキになっていましたが、気持ちはわからなくないですよね(^^;

 などなど、引きこもりお嬢様たちと、庶民な少女のお話は、優雅で怠惰な日々。
 お嬢様たちの個性はもちろん、庶民であるほたるさんも面白いキャラクターで、
 彼女たちの掛け合いのような会話が楽しい内容です。

 そんな本作も、コミックス1巻が4月27日に発売とのことで、
 ますます今後も楽しみです!

 

 

【特別読み切り】

●サイエン テイスト/science taste (PAPA 先生)

  

 発明家と助手と宇宙人は、時を超える・・・?

 【主な登場人物】
 ・松丸   : 科学者にして発明家。 タイムマシンをつくろうとしている。
 ・コハシ  : 松丸さんの助手。 ケモノ耳が生えていたり。
 ・カンチオ : 宇宙人さん。 武者修行しているとか。

 タイムマシンの実験中、爆発事故を起こした松丸さん。
 リンゴをパクチー味に変えるスイッチをつくれるほどの科学者でも、困難な様子。

 それでも助手のコハシさんと共に、悲願成就を目指しつつ、頓珍漢な行動や発明が
 面白おかしな内容となっていましたね。

 UFOでやって来た宇宙人のカンチオさんと仲良くなって、日常をすごす姿もなごみます。
 そして、宇宙人の技術力を得た松丸さんが、一気にタイムマシン開発を進めるものの、
 トラブルの予感・・・なんてお話が、軽快ながらも濃密でありました。

 コハシさんの正体が明かされる終盤の流れから、怒涛の展開でしたけど、
 オチがSFチックで面白かったのはもちろん、実は伏線(3人分の食事を作るコハシさん)
 もあったりして、納得感があったのは秀逸でしたね。

 読み切りとして完璧な作品でしたし、テンポのよさも魅力でしたので、
 これは、続き(?)を読みたいと期待したいですね!

 

 

●がんくつ荘の不夜城さん (鴻巣覚 先生)

  

 引きこもり漫画家先生と編集さん。

 【主な登場人物】
 ・不夜城よどみ : 4コマ漫画家さん。 引きこもりでもある。
 ・羊ヶ丘眠   : 不夜城先生の担当編集。 ロリっぽい。

 引きこもりつつ、漫画を描く不夜城先生。
 担当編集の羊ヶ丘さんとの打ち合わせに行くのも、発声練習して気合を入れないと
 いけないあたり、人付き合いが苦手なようで、そんな彼女の様子が面白味です。

 羊ヶ丘さんとの打ち合わせでは、声の出し方も忘れるほど緊張したり、
 不夜城さんのダメさ加減が見られましたけど、普通にやりとりはできていて、
 2人の会話が面白おかしい内容になっていました。

 美味しそうに食事する不夜城さんや、ロリっぽい羊ヶ丘さんが不夜城さんを励ますのも
 可愛らしかったですし、この2人のやりとりをもっと見てみたので、つづきに期待です!

 

 

【連続ゲスト!】

●また教室で (吉北ぽぷり 先生)

  

 芸能人な少女と、それを気にしない少女と。

 【主な登場人物】
 ・天羽きさら : 人気の芸能人。 友達いない。
 ・ひなこ   : 芸能人にうとい少女。 明るく元気で優しい。

 天羽きさらさんは、モデル・女優をしている芸能人。
 入学後、だいぶ休んでいたため初登校となりますが、メガネの変装くらいでは
 すぐにバレていたものの、1人だけ彼女が芸能人だとわからない少女がいて・・・

 と始まるお話。
 迷っていた時に出会った少女ひなこさんは、きさらさんが芸能人とは知らないため、
 他の生徒たちと違って普通に話しかけてくるのが、救いになっているのが良かった。

 毎日学校に来られるわけではないから、必要以上に仲良くなるのが辛いのか、
 ひなこさんにも距離を置こうとするきさらさん。

 けど、人に囲まれて困っているとき、ひなこさんが助けてくれて、そこから仲が深まる
 展開が微笑ましくて、あたたかい気分になれました。

 再び仕事で忙しくなり、学校へ行けなくなったきさらさんでしたが、
 ひなこさんのおかげで、また登校することを楽しみにしていたのが好感触。
 ここから、どのように物語が描かれるのか・・・ 連続掲載に期待です!

 

 

●となり暮らしのねこめがね (まえじま 先生)

  

 隣同士だけど、一緒に暮らしているような2人。

 【主な登場人物】
 ・テイ  : ねこみみパーカーさん。 しゃべりながら台所仕事できる。
 ・レン  : メガネさん。 ゲームとケイタイを同時にできる。

 隣同士に住む2人が、一緒に暮らしているかのように仲良しな様子を描く4コマ作品。
 互いに自分ができないことを相手ができることを、うらやむ関係なのが面白いです。

 レンさんの部屋から帰る時間になっても、丸くなってうずくまるテイさんが可愛い。
 どうも、翌日バイトへ行くことに不安があるようで、そのことでテイさんを励ます
 レンさんとのやりとりが、やさしい空気感あってよかったですね。

 ハグしたり、手をつないだり、そこはかとない百合な雰囲気も魅力ありますし、
 連続掲載とのことで、楽しみです!

 

 

●星空ア・ラ・カルト (さとう未鈴 先生)

  

 オタクなフランス少女と、アパートの住人たち。

 【主な登場人物】
 ・ニーナ : アニメオタクなフランス少女で、その欲求を満たすべく日本へ。
 ・色葉  : アイドルオタク少女。 ネットを介してニーナさんと仲良くなる。
 ・芹   : ゲームオタク少女。 とくにソシャゲ系。

 オタクしか入居できないルームシェアハウスにやって来たフランス少女・ニーナさん。
 ネット上の友人・色葉さんの紹介で、これでネットを介さなくてもおしゃべりできると
 大喜びしている様子が、可愛らしい。

 そんな彼女と、友人の色葉さん、そしてもう1人のルームシェア仲間・芹さん。
 3人のやりとりと、それぞれのオタク・ライフが楽しい内容になっていました。

 ニーナさんが日本へ来たのは、好きなアニメ2期をリアルタイムで観るため。
 リアルタイムで観たいという欲求は、日本でも地方に住む人にとっては共感の対象らしく、
 色葉さんや芹さんも納得していたのは、連帯感あって面白かったですね。

 アニメに熱中するニーナさんから、今後のオタクライフをどのように堪能するのか、
 期待が高まりましたし、まだ1人、ルームシェア仲間がいるとのことで、
 連続掲載、楽しみです!

 

 

●桜色戦士レンジャーブロッサム (ゆげ 先生)

  

 ヒーローのアルバイト!

 【主な登場人物】
 ・蒼衣スミレ : ヒーローのアルバイトで、ブルー役。
 ・焔乃チナ  : レッド担当。 リーダー格。
 ・桃乃ヒカル : ピンク担当。 実は男の娘。
 ・黄条サヤカ : イエロー担当。 豊かなお胸。
 ・樹ミドリ  : グーリン担当。 格好がおかしいのに出番少ない。

 ヒーローのアルバイトをすることになったスミレさん。
 しかし、メンバーは個性的(穏当な表現)だし、衣装はヒーローよりも
 魔法少女っぽいものだしで、何かと不安を覚えていたのが可笑しい。

 ショーの本番でも、妙なことばかりをするヒーローが面白かったりでしたが、
 スミレさんがセリフを忘れるアクシデントがありつつ、他のメンバーの真剣さが
 伝わってくる内容で、存分に楽しめましたね。

 ミドリさんだけ、やたらと存在がないというか、出番がほとんどなかったように
 思えますけど、そんな所も面白味になっていたでしょうか。

 軽快なコメディ色が魅力でしたし、つづきに期待です!
 (目次では連続掲載とありますけど、表紙では読切になっていますね)

 

 

【その他】 

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 ノノさんが、自分の決意をニナさんに告げることに・・・

 ノノさんの憧れの人が椿先生であることに、ショックを受けるニナ先生。
 椿さんを「永遠のライバル」とか言って、対抗心を燃やしているのが可笑しかった。

 でも、ノノさんの決意を聞いて、さらにそれが姉である自分のためだとも知った
 ニナ先生が、穏やかに後悔のないこと、皆の先生になれたことを誇りだと述べていたのが
 印象的でありました・・・ ラストの佐久隊長へのフォローには大笑いでしたけど!

 

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生) 

 vsドラゴン戦!

 ソロプレイヤーのライアさんにハメられ、巻き込まれたキャロライン親衛隊。
 圧倒的なドラゴンの強さを前に、キャロさんは瞬殺されるし、散々な目に遭っています。

 さらに、ライアさんまでピンチになるも、協力することで危機を乗り切り、
 ドラゴンと戦う様子が盛り上がりまくりでありました!
 ライアさんの本心はよくわからなかったけど、また会う時を楽しみにしたいですね。

 

●魔王城のお姫様 (上下 先生)

 ハルベル様の過去・・・

 ドラゴンに会いたがるメルルさんですが、ハルベル様なら何か知っているかもと
 話を聞きに行くも、ドラゴンと聞いただけで機嫌を悪くするハルベル様。
 どうも、過去に何かあったらしく・・・

 といったお話でしたけど、現在ドラゴンと出会っているマールさんが、
 母ドラゴンさんから聞いた話が、まさかハルベル様にかかわるものだったのは面白い。
 あの最強ハルベル様にも、苦手なものがあったとは、パワーバランスが楽しくなりそう。

 

●広がる地図とホウキ星 (描く調子 先生) 

 今回、実技試験!

 内容は「魔法を使った作品」の提出で、いつもの3人で何を作るか考えていた所、
 唐突な眠気を感じた後、体が小さくなるという不思議な現象が・・・

 なんて感じでしたけど、そこに妖精さんが関わっていて、彼女との交流はもちろん、
 小さくなった体で、ちょっとした大冒険を繰り広げていたのが楽しかったですね。
 おかげで試験もクリアできて、爽快なお話でありました。

 


◆ まんがタイムきららミラク 感想

2017年03月17日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2017年5月号

 

 表紙は、アニメ放映中『うらら迷路帖』より、千矢&臣!
 もう、仲良しっぷりは盤石といった雰囲気ですね。
 今月号には、特別付録のかけかえクリアカバーも付いてます。

 

 

 今月の「アイドル総選挙で賞」は、『ななつ神オンリー!』

 

 今回、水着姿を披露する毘沙門天さん・・・

 ですが、それはどうでもよくて(ォィ、恵比寿さんの釣りイベントが楽しかったですね。
 恵比寿さんが人間界ですごすことの多い理由など、しみじみするものがありましたし、
 大黒天さんの可愛い所も見れましたし。

 そんなこんなではありますが、今月のミラクWEBにて、七福神総選挙が開催されてます
 とりあえず私は、主人公の布袋さんに入れておきましたが、あわよくば弁財天さんと
 大黒天さんにも入れたいですね・・・ あ、もちろん他の面々も。
 (水着姿まで見せた毘沙門天さんをスルーする姿勢)

 

 

【特別読切】

●mono (あfろ 先生)

  

 写真を撮る少女たち。

 【主な登場人物】
 ・雨宮さつき : 写真に興味なかったものの、憧れの先輩目当てで写真部へ。
 ・牧之原先輩 : さつきさんが憧れる先輩。 卒業して引退。
 ・霧山    : さつきさん大好き少女。 写真に興味なかったものの(以下略)
 ・秋山春乃  : さつきさんが落札したカメラの持ち主。 詐欺師・・・?

 写真に興味なかった少女さつきさんが、憧れの牧之原先輩を目当てに写真部に入部。
 そこで、先輩を被写体にした写真ばかり撮影してましたが、先輩の卒業・引退後、
 抜け殻のようになってしまい・・・ と始まるお話。

 さつきさんと霧山さんの2人になってしまった写真部でしたが、
 その後、霧山さんの叱咤により、デジカメを買うことになったさつきさん。
 ところが、ネットで落札した所、カメラが届けられず、出品者の家まで行くことに・・・

 なんて感じの内容でしたが、写真そのものに興味もを持たなかった少女たちが、
 珍しいカメラを手に入れて、撮影の面白さに触れていたのが好感触でしたね。

 360° パノラマカメラでの撮影シーンは、一気に世界が広がるような開放感があって、
 がぜん撮影の魅力が感じられ、ググッと引き込まれる感覚でした。

 あfろ先生は、久方ぶりのご登場ですが、作風がだいぶ“柔らかくなった”印象で、
 意識的に変えてきているのでしょうかね。 無論、それでも面白いから、さすがです。
 なので、特別読切とはもったいない。 ぜひとも、つづきを~!

 

 

【ゲスト作品】

●甘雲ダイアリー (セキバラ 先生)

  

 雨に降られて、出逢った少女は・・・

 【主な登場人物】
 ・優汐    : 本好き少女。 怖がり。
 ・傘の少女  : 雨降りに現れた不思議な少女。
 ・お姉ちゃん : 優汐さんの姉。 妹好き。

 晴天の中、お目当ての本を買って家へ帰ろうとする優汐さん。
 しかし、突然の雨に降られ、本だけでも守ろうと困っていると・・・

 と始まるお話で、そこへ現れた傘をもつ少女に助けられ、送ってもらうことに。
 なぜ、見も知らぬ自分を傘に入れて、なおかつ家まで送ってくれるのか?
 と気にする優汐さんでしたが、少女の屈託ない笑顔に触れて、しだいに打ち解けます。

 桜雨を眺めるシーンなど、雨の中の美しさを感じさせる所に、
 雨=憂鬱というイメージを覆す面白さがありますね。

 雨のことがわかる不思議な少女のミステリアスさに興味をひかれつつ、
 お姉さんの妹好きなども愉快でしたし、連続ゲストとのことで、期待です!

 

 

●まちとびカルテット (市倉とかげ 先生)

   

 花の「大江戸」、町火消!

 【主な登場人物】
 ・奏   : 「大江戸」へやって来た少女。
 ・桐   : まちとび、火を閉じ込める。 本業・船頭。
 ・セト  : まちとび、破壊専門。  本業・びいどろ職人。
 ・まつり : まちとび、まとい持ち。 本業・ふとん屋。
 ・藤   : まちとび隊長。
 ・椿   : まちとび副隊長。

 花よめ修行と称して、憧れの「大江戸」へ来た少女・奏さん。
 そこで、船頭の桐さんと知り合いますが、下宿先へ向かう途中、その下宿先が火事に・・・

 と始まるお話で、火事の現場に「まちとび」と呼ばれる火消さんたちが集まって来て、
 消火活動にいそしむ様子が、華やかに面白かった!

 それぞれ、消火活動の担当が決まっており、桐さんは不思議な力で「火を閉じ込める」
 ことができ、そんな姿を見て、奏さんも驚いています。

 他、燃え広がらないよう火元を破壊する担当もいますが、実際の火消も周囲への被害を
 抑えるために、建物を破壊していたみたいですね。

 また、火事の汚れを祓う担当などもいて、このあたり面白い役割だと感じます。
 そうした担当ごとの活躍が楽しい雰囲気でした。

 奏さんも、桐さんの傍で消火活動の助けになりたいと度胸をみせ、まちとびの適性を
 感じさせますし、何より、まちとび少女たちの「さらし」を巻いたスタイルがまぶしいので、
 連続ゲスト、大いに期待です!

 

 

●ハルベルンハルカ (あんねこ 先生)

  

 少女は、ロボで戦う!?

 【主な登場人物】
 ・春部遥    : ロボに乗りたがる少女。 何かとこだわりがある。
 ・博士     : ロボを作った博士。 センスが壊滅的。
 ・現パイロット : ロボに乗ることを拒否している操縦者。

 1ヵ月前、地球に現れた敵ロボットによる破壊活動。
 それを阻止すべく戦う人型戦闘兵器に、惹かれる少女・春部遥さんは、
 何とかそのロボに乗ろうと戦闘の現場へ・・・

 と始まるお話ですが、危険も顧みず、カッコイイからと制止を振り切る己に酔う遥さん。
 そんな風に、カッコよさへのこだわりが強い個性に面白味があります。 危ないけど(^^;

 そして、ロボのパイロットさんが、ロボに乗りたくないと言っている現場に遭遇。
 これは好機とばかりに、博士に操縦者になりたいと告げますが・・・

 なんて内容でしたけど、カッコイイことを言っていた割には、美意識の違いで
 操縦者になることをやめていたのは笑! まあ、でも、これは博士のセンスが悪いですね。

 全体的にコメディチックで、シリアスさは極少でありますが、地球の平和を守ろうとする
 遥さんの気持ちは割と本物で、そのあたりは好感を持てました。
 連続ゲストの前編とのことで、後編に期待です!

 

 

●帰宅部でいいのに (バロン 先生)

  

 運動オンチな少女が、部活を考えるお話。

 【主な登場人物】
 ・リン  : 運動オンチな少女。 友人から部活に誘われる。
 ・友人  : リンさんを部活に誘いたい少女。 バスケをしていた。

 運動オンチのリンさんが、友人からバスケ部に誘われますが、
 ボールは運動オンチの敵だと、リンさんは頑なに拒絶しています。

 そこで、ドッジボールの恐ろしさを例に挙げていたのが可笑しい(´▽`;)
 友人さんは、顔面セーフをラッキールールなどと言ってますが、それをリンさんは
 「M」だと指摘していたのは笑! 友人さんは誤解だと主張していますけども。

 しかも、運動のできる友人さんは、できない人の気持ちがわからないしで、
 そんなすれ違いは、あるあるな感じで面白かったですね。

 それでも、リンさん大好きな友人さんは、ベタベタとリンさんに付きまとい、
 最後は2人してイチャついていたのが、百合っぽくて楽しかったりも。
 そんなやりとりが良かったので、つづきに期待したい所です!

 

 

【その他】 

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 3月27日、はりかも先生の画集が発売! そんな今回、里帰り。

 棗屋と巽屋への里帰りということで、久しぶりにニナ先生に会う面々。
 臣さんも一緒ですが、そんな状況でも相変わらずなニナ先生が、おもしろ可愛い(^^;

 そして、出発前にノノが椿先生に相談していた事柄が、姉への尊敬を感じさせてくれます。
 また、椿先生から聞くニナ先生の過去も、色々あったのだな~と、しみじみしましたね。
 だからこそノノの決断に、どう反応するのか気になるかも・・・

 

●桜Trick (タチ 先生) 

 卒業制作の内容は・・・?

 ついに完成した卒業制作の映画を鑑賞する一同でしたが、はたして、その中に
 ゆずさんのメッセージは込められているのか、とくに楓さんにとっては気になる所。

 コトネさんを「クラスでも地味な女の子」役にしていたのは笑いましたけど、内容もカオスで
 宇宙人が出てきたりと可笑しかった・・・のですが、クライマックスのやりとりは、
 まるで楓&ゆずに重なるセリフの応酬で、これに楓さんも勇気づけられていたのが良かった。
 ついに、この2人も・・・? さて、どうなるのでしょうね。

 

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生)

 ゲームは雪原、リアルは夏休み!

 ということで、プールに来ている赤音さんと光理さんでしたが、泳げない赤音さんが
 流れるプールで流されたりする様子が愉快でしたね。

 一方、チェリムさんは山小屋に閉じ込められ中ですが、一緒に閉じこもっているライアさんの
 名前に聞き覚えがあるという点に、何か引っかかるものがありつつ、やがてキャロさんも参加。
 そして、ようやくボンさんたちと合流したかと思いきや、とんでもない展開になっていたのは
 面白かったですね~。 ライアさんの行動も気になりますが、ここからどうなる!?

 

●お願い!ロイヤルニート (ちろり 先生) 

 コミックス1巻は、4月発売! そんな今回、ロボのことが久遠寺さんにバレてしまい・・・

 といった展開でしたけど、この期に及んで、ロボのことを誤魔化そうとするほたるさんに笑!
 でも、それが功を奏して、久遠寺さんが納得していたのが、これまた可笑しかった(^^;

 そして、明かされる金剛さんが久遠寺さんを避ける理由。
 実は大したことでもないのに、話し方が下手なせいか、皆には家同士の確執と誤解され、
 その誤解から引き返せなくなってゆく様子が、面白かったですね。

 

●きのあす日和 (まえじま 先生)

 2人でお出かけ。

 買い物に行く希乃さんと明日さんでしたが、ブラジャーを買うことを明日さんが嫌がって、
 逃げ出す様子は可愛らしかった。 希乃さんも明日さんを慮ってのことではありますけどね。

 そして、ももさんが泊まりに来て、色々とありましたけど、大人に見えても、まだまだ
 子供の部分もありつつ、「察してほしい。言わなくても」という心情が感じられる内容に、
 しみじみしちゃいました。 でも、伝えた方が通じ合うというラスト、素敵でした。

 


◆ まんがタイムきららミラク 感想

2017年02月17日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2017年4月号

 

 表紙は、紺&千矢!
 スイーツいっぱい、甘々な雰囲気で、衣装もカラフル可愛らしい。
 2人とも髪をまとめているのも、ポイント高めです。

 

 

 今月の「大冒険で賞」は、『広がる地図とホウキ星』

 

 今回、2つ目のクエストに挑むリンさんたち。

 洞窟トマトの採集を選びますが、ダンジョン探検の仮体験ともいえる内容で、
 これがなかなかの大冒険になっていて面白かった!

 下に降りるための階段が動いているシーンは、スケールの大きさを感じさせましたし、
 何やら不思議な生き物がいたり、地下が夜に似た環境になっていたり、さらには
 番人(?)のゴーレムがいたりと、ファンタジーな冒険感が満載でありました。

 そのゴーレムを相手にして、トマトをもらう許可を得る3人の努力も楽しかったし、
 良いパーティになってきたリンさんたちに、今後も期待したいです!

 

 

【2月27日、コミックス1巻・発売!】

●魔王城のお姫様 (上下 先生)

  

 魔王の城に囚われたお姫様と、城の住人たちのお話。

 メルル姫は、魔王城に囚われの身・・・
 のはずが、メルル本人は気楽に暮らしていて、世話係の悪魔・ジーナ、ドリィたちが
 いつも振り回されてばかり。 そんな日々を描いた4コマ作品です。

 今回は、騎士志願のフィオさんが、メルルさん指揮のもと、魔王城の住人に嫌がらせ。
 騎士見習のはずなのに、忍者みたいにジーナの動きを探るフィオさんが愉快。
 ジーナさんにはバレバレでしたけど(^^;

 けれど、イタズラの度が過ぎ始めると、さすがにジーナさんもお冠。
 メルルさんの次のターゲットがハルベル様と知るや、慌てて阻止しようとしています。

 なんて感じのお話でしたが、メルルさんの口先三寸で弟子にされたフィオさんの忠犬ぶりが
 面白かったので、最後の展開には笑うと同時に、ちょっともったいないかも?
 なんて思ってしまったり(´▽`;)

 などなど、魔王城に囚われつつも、気楽に過ごしてはトラブルを巻き起こすメルル姫のお話。
 登場人物も増えてきて盛り上がる中、ついにコミックス1巻が2月27日発売とのことで、
 ますます今後も、楽しみです!

 

 

【2月27日、コミックス1巻・発売!】

●小学生もゆるくない。 (村上メイシ 先生)

  

 タイトル通り、小学生たちのゆるくない日々を描いた4コマ作品です。

 北海道にいる小学5年生・飯田あこさん。
 ある日、自称「悪魔」の少女・くま子さんと出会い、彼女と一緒に暮らすことに。
 くま子さんは元の姿に戻りたいと言っていますが、小学生の生活に馴染んでゆき・・・

 今回は、空から悪魔が降ってきた!? の巻。
 あこさんたちがスケートをしている所へ、突然降ってきた謎の女性・メラ。
 くま子さんにザコ悪魔と紹介されていて、どうも知り合いである様子。

 くま子=フルーレティさんの友達で、彼女がいないとザコだからイジメられるとか、
 メラさん、相当のザコ悪魔らしくて、ちょっと可哀想(^^;

 また、会話の流れで、くま子さんが悪魔だと知らなかったるいさんが事実を知っても、
 「小さい奴らは無邪気」と言われるような気楽さだったのが面白かったり。

 そんなこんなで、新たに加わった悪魔・メラさん。
 るいさんにお世話になるようですけど、やよいさん所には魔女・ローリエさんもいますし、
 にぎやかになってきましたね~。

 などなど、小学生と悪魔たちの日々を描く4コマ作品ですが、タイトルにもあるように
 決してゆるくない登場人物たちのやりとりが愉快です。

 やたらとドライに突き放しにかかったり、無邪気さが負の方向へ作用する子供の姿に、
 ちょっとしたリアルさを感じることも・・・ そんな本作も、いよいよコミックス1巻が
 2月27日発売とのことで、今後も楽しみです!

 

 

【最終回!】

●カラフル・マキアート -魔法少女は戦わない。- (飴色みそ 先生)

  

 コミックス2巻は、3月27日発売! ・・・ですが、最終回!!

 最後は、学園祭でカラフル・マキアートが大活躍!?
 魔法(?)を使って人の目を引くパフォーマンスをするみのりさんでしたが、
 星を出すまでは良いものの、何の役にも立たないゴミと化していたのは笑!

 花乃香さんは火を吹くし、栞さんは水を出して水芸するし、魔法少女なのに
 もはや大道芸人となっているのは愉快です。

 でも、敵(?)であるはずのプラムブロッサムの部下(副会長さん)に注意されてるし、
 魔法少女の面目丸つぶれだったのも面白かった(^^;

 一方、理子さんと千波さんも、プラムブロッサム(生徒会長)に出会い、イベントの
 告知をしていたのは、何だかんだで仲良しっぽくてよかったかも。

 
 そして、最終対決!
 カラフル・マキアートと、プラムブロッサム一味の戦いは、演劇で行われつつ、
 ラストの紙吹雪まで用意されていましたが・・・

 といった感じに進行しつつ、面白おかしな大道芸が炸裂したものの、トラブル発生でピンチ!?
 そこで、みのりさんがある行動に出て、事態を収拾へ向かっていたのは、爽快でした!

 自分たちが戦わない魔法少女であること、ちっぽけな魔法しか使えないことを自覚しながら、
 それでも、その魔法を使って人を楽しませることができたなら、それは素敵なことだと
 確信させる展開に、思わず笑顔にさせられてしまいます。

 
 本作は、まさに戦わない魔法少女の物語でしたし、そこに大きな意味があったのかもしれない
 なんて感じさせるシメが、素晴らしかったですね。

 などなど、平和な日常で魔法を使って慈善活動する魔法少女たちのお話も、これにておしまい。
 ライバルだったプラムブロッサムの生徒会長と、その手下(?)である副会長さんも、
 良いキャラクターでしたし、これからの活躍も期待したかったのですが、完結となりました。

 結局、トコの存在がよくわからないままでしたけど、それはそれで本作らしいのかも・・・
 なんて感じつつ、楽しませていただきましたー!

 

 

【ゲスト作品】

●バトンでRUN! (コッペパン 先生)

  

 走る少女と、リレーをしたい少女と・・・

 【主な登場人物】
 ・かもめ : 走る少女。 ナミさんに陸上に誘われる。
 ・ナミ  : 陸上部でリレーをしたい少女。 かもめさんの走りにホレる。
 ・ほたて : 陸上部1年。 ツインテ。
 ・まりも : 陸上部の先輩。 特技・おっぱいホールド。

 陸上部に欠員が出て、リレーができないことに悩むナミさん。
 そんな時、登校時に見事な走りを見せる少女・かもめさんを目撃して、スカウトすることに。

 と始まるお話で、陸上部を舞台に、走ることの楽しさが描かれた4コマ作品です。
 前半は、かもめさんをスカウトに向かうナミさんたちが面白おかしく、
 後半は、かもめさんに陸上の楽しさをわかってもらおうとするリレーが爽やかでしたね。

 陸上で走ることの何が面白いのか? と問うかもめさんが、実際にリレーを走ることで、
 その気持ちよさを体感する流れは、素敵に楽しかった!

 全体的にシンプルながらも、個性がくっきり分かれた登場人物と、入り込みやすい内容が、
 とても魅力的な作品になっていましたので、ぜひとも、つづきに期待したい所です!

 

 

●ドレスメイク・カノン♪ (桜もち 先生)

  

 不思議な服をつくる少女のお話。

 【主な登場人物】
 ・花音  : 「能力服」を作るクチュリエールになりたい少女。
 ・理々華 : 花音さんに殺されかけた少女。 わがままではあるものの・・・?
 ・師匠  : 花音さんの師匠。 少女を着せ替えするのが好きらしい。

 「能力服」という着れば能力を得られる不思議な服を作る職人クチュリエール。
 師匠のもとで、服を作る修行をする花音さんでしたが、ある日、空から落ちる際に、
 理々華さんにぶつかってしまい、殺しかける所から物語は始まります(とんでもねえ)。

 けれど、「能力服」のおかげで救急看護から、回復までおこない、
 人工呼吸で目覚めさせていたのは、面白かった(^^;

 その後、責任を取ってほしいと、いいように使われる花音さんも愉快でしたけど、
 何だかんだで力を発揮する「能力服」の存在が、面白味になっていましたね。
 治療のためのナースコーデや、触れたものを軽くするウェイトレスコーデなど楽しい。

 可愛いけど、意外とぶっちゃけまくる少女たちも愉快でしたし、
 2人の関係も気になる所なので、つづきに期待です!

 

 

【その他】

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 千矢さんが寝込んでしまい・・・

 そんな彼女を見守りつつも、何やらふさぎ込む紺さんの方が、心配なほどで・・・
 といったお話でしたが、紺さんの悩みを察していたのは臣さんで、兄弟が多い分、
 同じようなケースがあったというのは、納得でありました(^^;

 紺さんのやきもちと、臣さんとの関係。
 前回から気になっていたことが、今回2人のやりとりの中で解消されてゆく展開は、
 見ていて気持ちよかったですね。 それにしても、2人の夢さぐりの術も見てみたい(ォィ

 

●桜Trick (タチ 先生) 

 ゆずさんが猛勉強する理由は・・・

 楓さんと同じ大学を受験するから? ということのようですが、楓さんが大事だからと
 言われて否定していたのは、まだまだといった感じでしょうか。

 それはともかく、卒業制作で映画を撮影することに決まり、その脚本をゆずさんが担当。
 ここで、楓さんに何らかのアプローチをすることになるのでしょうかね?
 楓さんの方は、大事な人に想いを伝える方法を悩んでいるようで、
 この2人の関係が気になる展開に、今後の期待が高まります。

 

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生)

 雪原の戦い、つづき。

 冒頭、雪原のボスが飛来するシーン、よかったですね~。
 巨大なその姿がファンタジーしていたのはもちろん、あれは気にしなくて良いという、
 いかにもゲームしているっぽい雰囲気が愉快でした。

 そして、雪原の戦いでピンチに陥る一行。
 特殊な地理事情もあって、復活ポイントである小屋から出るに出られなくなった
 チェリムさんとキャロさん、そして先客さんが、一体どうなってしまうのか心配です。
 でも、ログアウトして勉強する赤音さんが、ゲームのことを気にしているのは面白かった(^^;

 

●ななつ神オンリー! (うちのまいこ 先生) 

 ついに、七福神が勢ぞろい・・・ですが?

 恵比寿&大黒天さんの家を訪れた一行でしたが、庭にテントを張っている恵比寿さんと遭遇。
 何やら、釣り界隈で有名人になっているらしく、撮影をしているとかで、すでに売れっ子っぽい。
 さらに大黒天さんがマネージャーをしており、先に行っている感バリバリでしたね。

 「男の趣味×女の子」はウケがいいというのは納得でしたが、「戦艦×女の子」には笑!
 大黒天さんの恵比寿さんに対する“親ばか”っぷりも楽しかったですし、食事も美味しそう。
 そんな雰囲気でしたが、肝心のアイドル話は難航しているようで、七福神そろっての活動は
 どうなってしまうのか・・・ 今後が気になります!

 

●お願い!ロイヤルニート (ちろり 先生)

 金剛さんが、ついに登校!?

 と言っても、桜花ロイドが身代わりとしてですが、ロボだとバレないように、
 ほたるさんのフォローする様子が面白おかしかったですね。

 しかし、金剛さんのイトコだという久遠寺さんが登場して、不穏な気配。
 さらに久遠寺さんがほたるさんの恩人で、色々と複雑なことに・・・といったお話でしたけど、
 久遠寺さんの金剛さんへの執着が異常過ぎて、愉快だったものの、少し怖かったかも(^^;
 そして、久遠寺さんはどう動いて来るのか? 楽しみです!

 


◆ まんがタイムきららミラク 感想

2017年01月19日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2017年3月号

 

 表紙は、新年・冬モードな千矢さん!
 晴れ着姿が良いのはもちろん、雪ウサギを持ちながら肩にはウサギ
 なんて格好が、まばゆい白さと共に麗しいですね。

 

 

 今月の「アフレコレポートで賞」は、『うらら迷路帖 アフレコレポート』

 

 キキ先生の描くアフレコレポートが、巻頭カラーで登場!

 アニメ『うらら迷路帖』のアフレコ現場。
 各キャラクターの姿をした声優さんたちの挙動が、わかりやすく描かれていました。

 とくに、千矢役の原田彩楓さんが、オンオフのギャップ激しくて、オフの時も
 千矢の姿だったため、妙に可笑しかったですね(^^;

 けれど、その様子はまさにプロフェッショナルといった雰囲気で、
 他の声優さんたちからも同様に、そうしたプロの貫禄がひしひしと伝わる内容でした。
 アニメも絶賛放映中ということで、今後も楽しみです!

 

 

【1月27日、コミックス4巻・発売!】

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

  

 夢さぐりの術で、千矢の意識の中へ・・・

 くろう占いについて知るべく、臣さんの協力を得て、夢占いの秘術「夢さぐり」を
 行うことになった千矢さんでしたが、何だかエッチで笑!

 裸になって臣さんと2人で布団に入るとか、もはや完全に(以下自粛)。
 夢の中でもすっぽんぽんだし(^^;

 そんな夢の中で、くろう占いについて調べようとする2人でしたけど、
 いつもの面々も夢の中にいて、それぞれ千矢さんのイメージする紺さんであったり、
 小梅さん、ノノさん、臣さんであったりするのが面白かった。

 そして臣さんが、自分も千矢さんの夢の中にいたことを喜び、互いに友情を確かめ合う
 感動の場面・・・だったのに、現実の2人も(裸で)抱き合っているため、
 いかがわしいシーンになっていたのは大笑いでした゚(*゚´∀`゚)゚

 目的であるくろう占いのことは、夢の中でくろうを追いかけ、一緒になったことで
 少しだけ何かをつかめた感じでしたね。

 そこで、千矢さんがこの占いにこだわる理由が語られてましたけど、紺さんの存在が
 千矢さんにとって大きいのだな~と理解できるとともに、千矢さんと臣さんが
 夢さぐりで関係を深めたことで、紺さんが「もや」っとしていたのが印象的。

 などなど、夢さぐりでエッチな千矢さんたちでありました。
 くろう占いについては、まだまだこれからといった感じですが、千矢&臣のつながりに、
 紺さんが複雑な想いを抱いているのが気になりつつ、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●くらげマーメイド (福井みるきぃ 先生)

  

 人魚と一緒にダイビング!?

 【主な登場人物】
 ・海月(みづき) : ドジっ子ゆえ部活を選べない少女。
 ・たま      : 海月さんの親友。 ぶっきらぼうに見えて海月さんに親身。
 ・八百椿     : ダイビング部の部員さん。

 海月さんは「キラキラした部活」をしたいものの、ドジっ子ゆえに見学で失敗ばかり。
 現実逃避のため、親友のたまさんと海へ行きますが、そこで溺れてしまい・・・

 うすれゆく意識の中で、「人魚」を見た海月さん。
 そこから助け出された後、海の中のキラキラな世界に魅せられてダイビング部へ・・・
 といった展開になっていました。

 夢見がちでドジっ子、しかも泳げないはずの海月さんが、どのようにダイビング部で
 キラキラな世界や「人魚」を見つけることができるのか?

 ライトな作風が、軽快に読み進められる心地よさでもありますし、
 連続ゲスト、今後も期待です!

 

 

●解決!おばけカプリチオ!! (ゆいまーる 先生)

  

 少女と、お化けと、巫女さんと・・・

 【主な登場人物】
 ・葉月空  : 普通の高校2年生。 幽霊が見える以外は。
 ・リリアン : 浮遊霊。 成仏できずにさまよっていて、空さんと仲良し。
 ・御影彩  : 神社の巫女。 霊の見える空さんをサポートする親友。

 そんな3人が、不思議な出来事に遭遇するお話。
 彩さんは、リリアンさんを空さんに迷惑かける幽霊だと考えていて、
 それでも空さんは「悪い人じゃないよ」とかばったりする関係が、面白いですね。

 お話は、空さんが放課後に、第二美術室に呼び出され、ラブレターか果たし状かと
 気になる内容でしたけど、そこには1人の少女がいて、不思議な出来事が・・・

 何やら謎な展開だったものの、リリアンさんの記憶がないことがわかって、
 ゆえに成仏できないらしく、そのあたりも本作の注目点になりそうですね。
 こちらも連続掲載とのことで、期待です!

 

 

●地球滅亡。マンガ家志望。 (あんねこ 先生)

  

 滅亡後の地球で、マンガ家をめざす女性のお話。

 【主な登場人物】
 ・私    : マンガ家志望の女性。
 ・栗木先生 : たぶん売れっ子マンガ家さん。
 ・編集者  : 持ち込み原稿をチェックする人。

 30××年、隕石により地球は崩壊。
 マンガ家と出版社関係だけが生き残った世界で、マンガ家志望は持ち込みをするのだ。

 といったお話で、マンガ家志望の女性が、出版社へ持ち込みに行く内容でした。
 それだけ聞くと普通のマンガ家マンガかと思いますが、世界が滅んでいるので、
 もう、何からツッコミを入れればよいのか、わかりませんでしたね(^^;

 しかし滅びた世界では、出版社へ行くの一苦労だし、食事に困るしで、
 簡単にはいかない様子が、気の毒ながらも可笑しかったり。

 これは、マンガ家志望の人にとっての心象風景の物語なのかもしれませんね。
 マンガ家という夢へ向かう道中、そこは滅びた世界のごとく、厳しいモノなのだと・・・

 なんて感じつつ、妙にコミカルな(コマにキャプション入れたりする)作風も好感触。
 読み切りらしいので、これはぜひとも、つづきに期待したいです!

 

 

【その他】

●桜Trick (タチ 先生)

 気になるゆず&楓の関係。

 しずく&コトネの結婚話に、ゆずさんはいつも通り、冗談と受け取る態度でしたけど、
 楓さんの方はだいぶ気にしている様子で、そのことばかり考えていたのが面白かった。
 るなさんと玲さんも、女性同士を意識して、動揺しまくっていたのが微笑ましい。

 そして、2人の仲良しっぷりと、キスまでしようとする関係に、
 楓さんも自分のこと、ゆずさんのことを考えて、少し寂しい雰囲気になっていたのが
 切なかったですね・・・ ゆずさんの気持ちは、楓さんとは違うものなのか?
 「同じことを共有して同じことを考える」 はたして、この2人は・・・?

 

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生) 

 今回、雪原でハッスル!

 雪原ツアーの飛空艇チケットを報酬でもらっていたため、皆で行くことに。
 飛空艇での旅は、ボンさんとキャロさんには新鮮で、おのぼり状態なのが愉快。
 しかも、2人がそこでクエストを受け、解決する流れが楽しかったですね。

 けれど、雪原に着いたボンさんは、防寒具もなく、あの格好で寒そう(^^;
 他の3人はきちんと装備していて、1人だけ凍えそうになっていたのが気の毒。
 でしたけど、そこはあんこさんが準備万端で一安心・・・ではありましたが、
 ラストのチェリムさんのツッコミに、あんこさんの嗜好を感じて大笑いでした!

 

●魔王城のお姫様 (上下 先生)

 騎士、来訪!

 魔王城にやって来た騎士を見て、メルルさんは自分を助けに来た勇者かもと期待。
 しかし、鎧の中にいたのは少女で、道に迷ったらしく、どうにも頼りない。
 お腹を空かしていて魔王城で保護されたものの、魔物退治が目的らしく・・・

 といったお話でしたが、この少女・フィオさんが、魔物を退治しようと
 ハルベルさんやジーナさんと戦ったおかげで、彼女たちがどれだけ強いかが
 わかったのは面白かったですね。 というか、さすが魔王城、レベル高い(^^;
 フィオさんは真面目ですけど、それゆえにメルルさんに絡めとられていたのが愉快!

 

●ななつ神オンリー! (うちのまいこ 先生) 

 カラーで温泉なトビラ絵が、眼福な今回(ォィ

 布袋さんが太ったとか、ダイエットしなきゃといった話も出てましたが、
 今回はアマテラス様の発案で、七福神めぐりをするメンバーたちが面白かった!
 七福神の祀られている寺社をお参りで、それぞれの個性が感じられました。

 そこから、残りの2柱・大黒天と恵比寿も、仲間に加えたいと考える一同でしたが、
 大黒天は怒りそうだし、恵比寿はすでに知名度高いとのことで、だいぶ難しそう。
 けれど、布袋さんが前向きに、挑戦しよとする姿勢を見せていたのは爽快でした。
 さて、まずは恵比寿さんということで、どうなるのか楽しみです!

 

●ラストピア (そと 先生)

 今回、少女3人がお客様。

 フーカさん、ゴトウさん、サリエさんは、アンナさんの生徒らしく、
 若いパワーにオーナーさんが圧倒されるほどだったのは、可笑しかった。
 というか、リッタさんまで・・・ 同じような年齢なのに(^^;

 そして、霊感の強いゴトウさんが、幽霊の存在を感じ、除霊を申し出ていたのは
 面白い展開で、何とかユーさんを守ろうとするリッタさんやオーナーがけなげでした。
 その際、リッタさんがデレていたのが貴重でしたけど、ゴトウさんが良いキャラで、
 彼女の言動が色々と楽しかったですね~。