野鳥が姿を現してくれない渓谷での慰めの一つは、谷川の流れを見ていること。
鴨長明の「方丈記」の一節。“ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。”とありますが、泡だけなく、水が岩に当たり、砕け散る
様子は、毎回違って趣があります。
野鳥が姿を現してくれない渓谷での慰めの一つは、谷川の流れを見ていること。
鴨長明の「方丈記」の一節。“ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。”とありますが、泡だけなく、水が岩に当たり、砕け散る
様子は、毎回違って趣があります。