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観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

千里浜なぎさドライブウエイ

2013年06月22日 | 旅・風景・グルメ
6月20、21日の両日、能登の旅を楽しんだ。梅雨のど真ん中の旅行なので、家人がツアー会社に予約を入れた段階から雨だけが心配だった。
今回のツアーは、香川県と徳島県の合同ツアーだが、宿(ランプの宿)の部屋数(13室)の関係から参加者は総勢23名と少なかった。経験上、
参加者がそれほど多くない場合は、集合時刻になってもバスに戻って客がいて、他の乗客をいらいらさせたり、道中おしゃべりが五月蝿いという
ことも少ない。だから、天気さえ良ければ快適な旅になるはずだ。しかし、今回は台風4号がやって来ていた。持参するカメラを普段使っている
カメラにするか、雨の日を想定してわざわざ買っておいたオリンパスの防水カメラTG-1にするか、当日の朝まで迷った。天気予報では徳島は
両日とも終日雨の予報だが、能登の方は雨は降らない予報だった。予報を信用して、いつものニコンD800+タムロン24-70(A007)
にした。







能登の旅の最初の目的地は、千里浜なぎさドライブウエイ。
出発地が大雨だったせいもあり。添乗員は、目的地の近くで道路を管理している土木事務所に通行確認の電話をした。答えは通行可能とのこと。
しかし、道路上の掲示板は通行不可となっている。しかし、結局、駄目なら2日目に回すということで、事務所職員を信頼し千里浜海岸へ行った。
ここは、日本で唯一の車で走れる砂浜の道路。石川県羽咋郡宝達志水町今浜から同県羽咋市千里浜町に至る延長約約8km。
他の海岸の砂の粒径は0.5mm~1mm程度だが、千里浜の砂は、約0.15mm。それに海水がしみ込み固い砂浜を作りあげているようだ。
水もきれいし、しかも遠浅、海水浴に最適の場所だ。その上、この砂浜に直接無料で駐車もできるため、夏休みは大勢の客で賑わっているようだ。
しかし、近年は、各地の砂浜と同様に周辺の 河川の護岸などによって堆積する土砂減少により、砂浜の侵食が深刻な問題となっているらしい。
観光バスは、停車をしないので車中から撮影。


ここを右折し、普通の道へ

なぜか養命酒

2013年06月18日 | 旅・風景・グルメ
最近、テレビを見ていると養命酒が世間一般のイメージとかけ離れた製品を作っていることを紹介していた。先月の22日に泊まった上諏訪温泉の
湖岸通りを歩いて目についたのがここ「CLUSUWA」。



田舎の温泉(失礼)には珍しいモダンでいい感じのお店だと思ったが、どういうわけか写真を撮るのを忘れた。宿泊した翌日、養命酒駒ヶ根工場に
見学に行き、ここが「養命酒製造株式会社」のアンテナショップのような存在であることを知った。
このショップ名の「くらすわ」の名の由来は、「暮らしの和」だそうだ。
テレビで紹介していたものは、 養命酒オンラインショップの中に載っている。
老舗メーカーでも400年々の伝統がある「養命酒」1本に頼っているだけではじり貧を免れない。養命酒製造で培ってきた技術を現在の消費者にあった
製品・サービスの開発に向けていくことにしたのだろう。


この建物で養命酒に関するビデオを見てから工場の製造過程を見学した。
なにしろ、今回のバスツアー旅行がミステリーツアーというだけあって、添乗員さんからもその場所に着く直前までどこに行くのか教えてくれない。
ここ駒ヶ根工場(健康の森)のショップでも買い物をしたが、ここへ来ることを知ってたらホームページをよく見て研究していたのに。


この蔵のような「記念館」の横のカフェヒーリングテラスで食べた「駒ヶ根工場スペシャルゼリー 」“黒豆茶・黒糖入りのゼリーと濃厚ミルククリーム
が奏でる、上品な甘味とコクのハーモニーハーブ(桂皮、烏樟、丁子)エキス入りでカラダにやさしいゼリー”300円は、美味しかった。


これが健康の森の案内図
もう1時間ほど自由時間があれば、野鳥も見られたし、カフェで別のスィーツも食べられたのに。




キビタキやオオルリなど野鳥の声が気になってこの縄文式住居しか見られず、弥生式住居まで見る時間がなかった。
(さらに、ここには平安時代の庶民の住居を復元したものもあり、それは、この縄文式住居のように竪穴式だったということが分かって驚いた。)

上諏訪温泉 その3(花火)

2013年06月05日 | 旅・風景・グルメ

ホテルの窓ごしに諏訪湖の夜景写真を撮っていると


前のホテルの建物の隙間から突然、花火が上がった。






すべて窓越しに手持ちで撮影

この花火は、観光協会や温泉組合が行っているのでなく、どこかの旅館のプライベートなお祝い事か何かを記念して上げている
花火ということだった。
このため、私たちツアー客も宿泊したホテルの人から事前に知らされていなかったので、この花火をじっくり見た人は少なかった。
私もあらかじめ知っていれば、湖岸まで行って間近に眺めていたのに、花火好きとしては残念だった。
また、部屋がたまたま5階だったので窓から眺めることができたが、低層階の人は花火と気づいて通りに出ると、すぐに終了して
しまったという人もいた。
ここ上諏訪温泉では毎年8月1日から1ヶ月以上続く「サマーナイト ファイヤー フェスティバル」が人気で、毎晩豪華な花火が
楽しめるらしい。

上諏訪温泉 その2( 諏訪湖)

2013年06月04日 | 旅・風景・グルメ

修学旅行の生徒だろうか。


湖に光る黄金色を出すのは難しい。



前回も同じ事を思った。諏訪鯉の上空はトビがよく舞っていると




諏訪湖といえば諏訪大社、そして、御柱祭
このモニュメントのモチーフは、上社の御柱の先端にV字型に取り付けられる目処梃子(めでどこ)と呼ばれている2本の丸太だろうか。

上諏訪温泉その1

2013年06月02日 | 旅・風景・グルメ
上諏訪温泉に泊まるのは今回で2回目。対岸の岡谷市にある鶴峯公園のツツジを見たあと4時頃「ホテル渋ノ湯」に到着。夕食は部屋食で
6時半スタートにしたので、それまでかなり時間がある。しかし、4年前に渋ノ湯にもほど近い「紅や」に泊まったときも諏訪湖の湖岸を
散歩している。どうしたものかと迷ったが、今回は前回と持参したカメラセットが違うからとまた散策することにした。4年前は4月中旬
だったので、ちょうど桜が満開で時刻も5時過ぎにもかかわらず観光客は多かった。しかし、今回4時過ぎにこの湖畔を歩いているのは地元
の方と思われる人の方が多く、観光客と思われる人は僅かだった。
間欠泉が見られるのは5時ということで、近くの「タケヤみそ」やその隣にある「サンリツ服部美術館」の外観の写真を撮りながら時間を
つぶした。15分前に行って待っていたが、間欠泉は期待したほどではなかった。(見物客は私とツアーで一緒だった2組の夫婦と後は男性
3人組のみだった。)


これが最高の高さ。がっかりしてたら


現在は5メートル程の高さと書いてあった。


上諏訪温泉の歴史って結構新しいんだ。


これくらいの大きさの湖が家の近くにあったらいいのに。でも凍るのは嫌。


鶴峯公園のツツジ

2013年05月30日 | 旅・風景・グルメ
今回行ったバスツアー、タイトルは「部屋食ミステリー」どこを観光するのか、どこへ泊まるのかは全く記載なしのツアーだった。
初日、バスの車中でも添乗員さんからのヒントもないまま最初に到着したのが、この日最初で最後の目的地「鶴峯公園」
添乗員さんが、ここのツツジの由来を話してくれたが、貨車3台分ということは、同じだが訪れている観光客の話と少し異なっていた
ので、どちらが正しいのか、検索してみた。
この公園は都市公園だから、ツツジの由来はやはり地元岡谷市の公式ホームページに書かれているだろうと思い検索。
「昭和十一年秋、一帯の1.6ヘクタール余りの土地を川岸村に寄付し、村ではこれを記念して園内に三百株のつつじを植える事にしました。
そこで、つつじを埼玉県安行から購入したのだが、安行側の勘違いで貨車三台分のつつじが送られてきました。そのつつじの量に村中は大騒ぎ。
だが返品もできず、青年会や商業会、村民の有志が何日もかかって植え込みました。つまり、この"勘違い"がつつじの名所を生んだのです。」
と書かれていた。


この山の反対側は諏訪湖







この公園のある岡谷市も諏訪湖に接しているのに、向いの上諏訪が上諏訪市という名前でなく諏訪市としていることに、同じく諏訪湖に接している
下諏訪町とともに怒っているらしい。

吉野千本桜 4

2013年04月17日 | 旅・風景・グルメ





この眺めも多くのカメラマンの被写体になっている。緑の針葉樹とピンク色の桜の対比がいいのだが、花をつけてない木が多いと迫力がない。


この仁王門は、先に紹介した蔵王堂とともに国宝で、どちらも2004年7月1日に世界遺産に登録されている。


産卵期になると大雨の日に群れをなして河川を遡上することから、 雨の魚。 アメノウオ→アメゴ→アマゴと訛っていったらしい。京都周辺ではアメノウオ
と呼ぶ地域が広範囲にあるらしいが、文化の中心地である京都で呼ばれていた「アマゴ」が標準和名になったそうだ。ちなみに徳島を含む四国では、アメゴと
呼んでいる。
ところで、アマゴとヤマメは、よく混同されるが、アマゴは、「サケ科、神奈川県以西の本州太平洋側・四国・九州に分布。サツキマスの陸封型」
ヤマメは、「サケ科、神奈川県以北の太平洋側・日本海側全域・九州に分布、きれいな渓流にすむ。サクラマスの陸封型」とある。
注釈をすると、サケの仲間は川で生まれ、海に下って成長するが、同じ種類でも一生を川で過ごすものは、陸封型と呼ばれている。このアマゴやヤマメが陸封型の
代表例。なぜ、陸封されたかさらに検索すると、川と海を行き来していたこれらが氷河期以降の温暖化でランドロック(陸封)され、上流部の冷水域で一生生活
できるような習性を持つ個体が出てきたという説がある。上述のアマゴとサツキマス、ヤマメとサクラマスがその関係である。地域分布ついでも、近年では放流の
関係でおかしくなっているようだ。また、中禅寺湖にいるホンマスは、放流されたアマゴとヤマメの自然交雑したものらしい。

吉野千本桜 3(混雑編)

2013年04月16日 | 旅・風景・グルメ
4月10日の花見見物、平日の水曜だし、桜もほとんど散っているので、見物客は少ないと思ってたが、そうではなかった。観光バスの駐車場の
混雑ぶりを見て納得。例年だと4月10日頃が吉野山のさくらの一番良い時期なので、この日にツアーを予約している客は、桜の状態に関わりなく
やって来るのだ。だから、こんなに人が多いんだ。
いつも人里離れた所で来るか来ないか分からない野鳥を見てるので、こんな喧噪から逃げだしたいのだが、まあ仕方がない。それに穴吹トラベルの
バスツアーは、食べる楽しさが付いているんだ。(今日も、コマドリをずっと待ってたが、結局撮影できなかった。)




ここは、少し広くなっているので写真も撮れたが、狭いところで車が後から後へとどんどん通る所では、車にはねられないように歩くだけで精一杯だ。
特に、ハイブリッドの車は音がしないので、背後に迫っていても気がつかないので恐い。私だけがそう思っているのでなく、他の観光客もそのことを
よく話してた。
上千本に行く道は一方通行ではあるものの、車の乗り入れは制限されていないようだ。地元の車やタクシー等の通行の制限は難しいだろうが、非居住者の
車は、この花見の期間は通行制限してもいいのでないだろうか。この区間でタクシー以外に奈良のナンバープレートを付けて走っていたのを見たのはたった
1台だった。




吉野千本桜 2

2013年04月14日 | 旅・風景・グルメ
今回の桜巡りの最後は、この水分神社。
吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)は、「みくまり」が「みこもり」となまり、平安時代中期頃から子守明神と呼ばれ、子授けの神として古来より有名。
豊臣秀吉もこの地を訪れ、秀頼を授かったといわれる。本居宣長も両親の祈願により授かったといわれている。
2004年7月に、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録。現在の社殿は、1605年に豊臣秀頼によって創建されたもので重要文化財。








水分神社から少し下った所に、佐藤忠信花矢倉と刻まれている石碑があった。「佐藤忠信」聞いたことがある名前だ。思い出した歌舞伎「義経千本桜」に出てくる
狐忠信だ。
この粗末な小屋が建っている場所で、義経四天王の一人佐藤忠信が義経主従を逃がすために義経の身代わりとなり、敵を追い払ったのだろうか。
この義経千本桜のストーリーは、義経千本桜(ウィキペディア) が分かりやすい。

吉野千本桜 1

2013年04月13日 | 旅・風景・グルメ
吉野千本桜の見頃を検索すると、例年は、(下千本:~4月10日頃まで)、(中千本:4月中旬)、(上千本:4月中旬)と
書かれた記事が多かった。このため、吉野千本桜へのバス旅行は4月10日分を申し込んだ。しかし、今年は全国的に開花が
早かった。標高の低い下千本、中千本の桜は、満開を過ぎたところを4月6日・7日の強風でほとんど散ってるようだ。しかし、添乗員
さんによると上千本の桜はまだ大丈夫ということだった。自由時間は3時間30分だ。バスの駐車場から上千本の見所の花矢倉展望台
までは駐車場から約3.2kmで、徒歩で約80分もかかる。だから、まず上千本の花矢倉展望台まで行ってみることにした。

花矢倉展望台の手前の「さくら咲競(さくら)プロジェクト」・「伊藤忠アーバンコミュニティの杜」と書かれたこの付近からの
眺めも良かった、








正面に見えるのが、役行者が開いたとされる金峯山寺(きんぷせんじ)の 蔵王堂(ざおうどう)
さらに奥に白く光って見える付近が下千本駐車場 (別名:吉野山観光駐車場)
添乗員さんの話だと桜のシーズンのバス1台当たりの駐車料金は1万5千円。1日約500台駐車すると750万円の収入になるとこと。