ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『国民の命と暮らしを守り抜く』と言えば、何でも出来る。

2015-03-22 06:48:08 | 日記
△自衛隊が、「軍隊」になるということ。
△自衛官が海外で命を失ったり、外国人の命を奪ったりする可能性もあること。
安保法制の与党合意、手っ取り早く言えば、そう言うことでしょう。
そして、
△どんな事態にも対応できる「切れ目のない法整備」をするということ。

安全保障法制を今国会で成立させることに対しては、反対52%で、賛成の34%を
大きく上回っています。(毎日新聞 世論調査)

安倍政権は、国会での、野党議員からの質問に対して、
『いかなる事態でも国民の命と暮らしを守り抜く』
『積極的平和主義のもと国際社会に積極的に貢献する』
と、くり返し述べるだけで、真っ向から答えることは、あまりなかった様に見受けられました。
『いかなる事態でも国民の命と暮らしを守り抜く』
とさえ言えば、すべてが解決するわけではありますまい。
この文言、安倍首相は政権をとってから、何回繰り返したことでしょう。
まるで、呪文のように。
繰り返し、繰り返し、壊れかけたレコードのように。

共産党の志位委員長が記者会見で、
「米国の戦争に集団的自衛権で参戦する戦争立法」
と批判しましたが、私も そう思います。
政府は両党の合意文書案を受け、法案作成に入るもようようです。
そして、与党は4月12日の統一地方選前半戦が終わった後、協議を再開する方針とのことです。

〈4月末に予定される日米防衛協力の指針(ガイドライン)の見直しより前に国内法整備に
 道筋をつけたい政府・自民党〉
〈今月26日から始まる統一地方選への影響をできるだけ小さくしたい公明党の思惑〉
が合致したと報じられています。
国民を無視した実に、不誠実なやり口だと思います。
公明党さんも、ブレーキ役をしっかり果たしたとは言えません。

このところ、春が 日めくり暦のように 訪れていますのに、これからの暮らし、
憲法に謳われている「平和」の理念は遠ざかって行くみたいです。
                                    〈ゴマメのばーば〉

コメント (2)
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