ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

武漢市にも、青空は広がるのだろう。

2020-01-31 06:20:18 | 日記
朝、青空が広がっていました。
昨日とは大違い。
思わず おー!と言ってしまいました。
厳寒の、襟を正したくなるようなピリッとした空気ではありませんが、朝の清々しさに
充ち溢れています。
今日は、いい日になりそう、そう独り言ちて起き出しました。

まずは、〈今日一日をお守りください。〉と、朝の祈りを。
それから、昨夜下書きして置いた原稿をブログにアップ。
ネットのニュースにざっと目を通します。
これが、私の朝の始まり。
そして朝食・・・となるのですが、ネットには新型肺炎のニュースが溢れています。
感染者も世界中に広がり、世界規模になったようです。
青空を眺めながら考えました。
  武漢市にも、青空は広がるのだろう。
  でも、飛び出すわけにも行かず、不安の中で多くの人たちが過ごしているのだろう。
  大人も 子どもも。
  老いも 若きも。
  それでも、おさな子は、微笑んでいるか。
  食べ物に事欠いてはいないか。
  マスクが手に入らないと不安を大きくしてはいないか。
ため息が一つ、出ました。
早く、この歓迎できない疫病が終息して欲しいと。

昨晩、医療施設に勤務している孫がやって来て、
『ばぁちゃん、マスク 買った?』
と、私に訊くのです。
何枚かは手持ちがあるが、特別に買い求めてはいない、と話しますと、
『品切れになる恐れがあるよ。マスクで新型肺炎を完全に予防は出来ないけど』
と、マスクも備えておいた方がいいのではないかという、お薦めの訪問の様でした。
有難いことです。
心配して勤務の帰りに寄ってくれたのでしょう。

まぁ、買い込む人がいて、一時的な品不足を来たしたとしても、いずれ入荷するだろ
う、と高を括っている私です。
いたずらに焦って、不安になっても仕方がないことですから。

中国の映像ですが、他所から来た者を、自分の居住する街や村へ入ることを阻止する
動きなども出ている様です。
気持ちは分からないでもありません。
でも、切ないハナシです。
かつて、9年前の東日本大震災の際、爆発した原発の放射線禍を避けて、他県へ移動
した方たちが、途中、コンビニに入れて貰えなかったことなどを思い出しました。
避難指示区域内にあった教会の牧師は、バスをチャーターして、教会員数人を避難区
域から脱出させた時、あれこれ、大変難儀をしたことなども聞いています。
人は、恐怖に陥ると、我が身・我が家族の安全を守るために、心なくも非道と思われ
ることもしてしまうからです。
哀しい性(さが)、なのでしょう。
完全な善人は居りません。
完全な悪人も居ないように。
               〈ゴマメのばーば〉
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『頭は痛いけど 頭痛ではない』

2020-01-30 06:21:04 | 日記
起きた時、外が暗かったのです。
夜明けには、まだ間があるのかと時計を見直しましたら、時計の針は6時を示してい
ました。
厚い雲で上空を塞がれているみたいな圧迫感を覚えました。
朝、一日の初めは、空も「明るく」あってほしいのです。
低気圧が発達しながら太平洋側を通過するとかで、居住地辺りにも、大雨・強風注意
報などが出されていましたが、雨も、風も、さほどのことはありませんでした。
とはいうものの、国会中継を見ていましたら、浜通り地方には大雨警報や、避難勧告、
電車の運休などのテロップが流れはじめ、ちょっと不安というより不穏な気分になっ
てきました。

昨日(28日)の衆院予算委員会では、「桜を見る会」を巡る共産党の宮本徹氏の質
問に対して首相は、
『幅広く募ったが、募集はしていない』
などと苦しい答弁の繰り返し。
宮本氏は、「募集の募は、募るという字なんですよ」と言いますと、首相は、ややき
まり悪そうな表情は浮かべていました。
観ている私も、不快を通り越して苦笑を禁じ得ませんでした。

参院予算委員会(29日)では、石垣のり子氏(立憲民主党)が質問に立ち、安倍首
相の、この発言を、『頭は痛いけど 頭痛ではない』と言っている様なものだと批判
していましたが、全くその通りです。
こちらも、思わず笑っちゃいましたが、愉快な「アハハハハ」とはなりません。
招待者が年々増加したことについても、
 ▲歴代首相の時も地元の方々がたくさん来ていた。
 ▲長年の慣行だった。
 ▲招待者の基準が曖昧だった
などと、責任転嫁もいいところです。

我が家の連れ合いは、最近耳が遠くなって来ました。
そんなわけで日常的なコミュニケーションも、少なからず支障を来たし、諍いにエス
カレートすることも多くなっています。
意思の疎通もままならず、聞こえなかったのだから、仕方があるまいとは思うものの、
疲れていたり、虫の居所が悪くなっている時など、私の発する言葉は、
 アベさんみたいなもの言いしないで!
と、相成ります。

暗い、不快なニュースばかりではありません。
33歳での優勝を決めた徳勝龍関。
「もうすぐ引退でもおかしくない年齢で優勝したことに感激している」
と語った笑顔は、こちらも明るい気分になれました。
「おめでとうございます」

電子レンジのスイッチが入りにくくなって来ました。
買い替え時期が来ている模様です。
電子レンジは必需品です。
「チン」
この音が無ければ家事は回りません。
明日、雨は上がるとの予報ですから買いに行く予定です。
むかしは 「チン」 と言えば チンチン電車。
いまは 「チン」 と言えば、電子レンジ。
数えたことはありませんが、我が家の台所からは、一日何回ほど「チン」の音が出る
のでしょう。
                          〈ゴマメのばーば〉
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「寄る年波」の波 ザンブ ザンブと被るたびに、

2020-01-29 06:19:39 | 日記
朝、窓を開けたら屋根に雪がうっすらと積もっていました。
道路には無く、屋根の雪も二時間ほどで溶けてしまい、冷たい小雨が降ったり止んだり
しています。
行ってみたい集会が午前10時からあり、知人には出席したいという意向は述べていた
のですが、この天候では、と参加を断念しました。
まず、バスを乗り継いで行かねばなりませんが、雪模様の道ではバスの遅延が予想され
ます。
それに、滑りにくい冬靴もまだ出していません。
安全を考えて、出かけることを断念しました。
〈まずは身の安全を第一に〉という生き方がすっかり身についてしまっている昨今です。

以前語っていた民話の冒頭の文言が無意識のうちに口に上って来ました。
 《むがーし 爺さまと 婆さまがいでな それなりに 達者で暮らしていたんだと。
  ところが 息子夫婦が流行り病で続けて死んでしまって 孫 残されてしまった。
  何とか この孫育て上げねばなんね。
  二人で しっかと頑張って暮らしていたのよ。
  でもな 「寄る年波」なんて言うけど 「寄る年波」の波 ザンブ ザンブと被るたび
  にな、
  やれ、腰がいでぇ(痛い)
  やれ、足がいでぇ
  ということになってな なかなか暮らしも難儀になって来たんだと
  ・・・・・・》などと。
そして、我が身の劣化を あらためて見つめさせられた次第です。

そんな訳で、衆院予算委員会の模様などを、録画もせずに観てしまいました。
長い政権、長すぎる政権です。
こちらも劣化が著しい様です。
安倍総理の回答は、観ていて、いつものことながらイライラが募ってしまいます。
質問者の野党議員へ、というより国民をバカにしている様に思えてならない論理のすり
替えを平気でして憚りません。

26日に放送された『日曜討論』 ―通常国会スタート 与野党論戦の焦点は― 。
各党の幹事長・書記局長等の出席で放送されましたが、憲法改正に関して、共産党の小
池晃氏が、
 『安倍首相は、〈改憲を私の手で成し遂げたい〉と言っているが、
  けしからんこと。 言語道断。
  憲法が憲法たることを解かっていない発言。
  政治がやらなければならないのは、憲法を変えることではない。
  憲法を無視した政治を変えること。
  憲法に基づく政治を実現すること』
と、述べられました。
私も心からそう思います。
衆院予算委員会の中継を観ていて、憲法に限らず、これほど国民の知る権利、その他を
蹂躙している安倍政権を変えねばならない、と。
それに、「桜・IR」問題は些末な問題ではありません。
そんな思いに駆られた雨模様の一日でした。
                             〈ゴマメのばーば〉
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「受験」の季節です。

2020-01-28 06:25:07 | 日記
「受験」の季節です。
甥の長男の受験を除けば、この春、近親者の「受験」はありません。
身近に「受験」する者がいないので受験への関心も低い私です。
受験祈願ということで神社仏閣にお詣りする姿を見ますと、長女の高校受験の時のことを
思い出すのです。
40数年前、長女は市立の中学校へ通っていました。
高校入試が済んだ日、長女と仲のいい友人たちが数人で、市内にある神社へ合格祈願に詣
でよう、と言うことになったらしいのです。
長女は、
「試験は、もう終わってるし、取れた点数だって決まっているはず、これからお参りに行
ったからと言って、なーんも変わる筈無いから行かない」
そう言って、友人達と行動を共にせず家に戻って来た、という事を、後日、担任の先生か
ら聞いたのでした。
友人たちの多くは、試験が終わってホッとした気分を「神社詣で」という形で表し、絆を
強めたかったのでしょう。
小さい頃から、物事をはっきり言う性格でしたが、かと言って孤立していたわけでも無し、
いじめに遭ったりもしなかったようです。
数日前、クルマの免許更新へ入って来た長女は、
『次の書き換えは、還暦を2年越すのよ、アハハハハ』
と笑っていました。

《外国人が受験する日本語試験の合格証が偽造され、SNSを通じて日本国内で大量に販
 売されていることがわかった。・・・中略・・・偽物の合格証を購入するのは、すでに
 来日している留学生が多いという。
 日本での就職などに使われているとみられ、試験団体は対策を検討している。》
                       (1/26 11:43 読売新聞)
と、報じられています。
試験を行う日本国際教育支援協会は
〈認定書が偽造され、企業などで使われると試験の信頼性が損なわれる。再発防止策を講
 じる〉
としているそうですが、いつの時代でも洋の東西を問わず「不正」と名付けられる犯罪は
後を絶たないようです。

父の墓参りへ行って来ました。
この時期、お墓の周辺に全く雪が見受けられないなどと言うのは、50年以上通っていま
すが初めての経験です。
墓地までの階段も、滑って転倒などと気にせず、楽に行っては来ましたが、やっぱり、
「なんか変」という気持ちが残ります。

これから気温が下がり関東平野部でも雪になるとか。
受験生の皆さんは、くれぐれも転倒・遅刻などしません様に。
                         〈ゴマメのばーば〉
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飛行機雲が、ばらけた辺りから「ゴロゴロゴゴーン」と鈍い音が降って来ました。

2020-01-27 06:21:04 | 日記
日曜日でしたので教会へ行って来ました。
明日は、父の命日に当たりますので墓参りに行く予定。
教会からの帰路、お墓に供えるお花を買うために、バスを途中下車して、JA即売所で
お花を買いました。
50数年前に他界した父です。
落ち着いた色合いの花束ではなく、明るい色合いの花束を求めました。
花束だけなら良かったのですが、即売所等へ行きますと、途端に主婦の顔が出て来る私
です。
カブ、大根 葉物野菜などが割と安い値段で売られていましたので、買ってしまいまし
た。
レジで支払いを済ませ、袋を手にしましたら、重い!!
こんなに買うんじゃなかった。
でも「後悔先に立たず」
いつも、こんな具合の私です。
雪が無いからいい様なものの、0.7キロ程の坂道を、エッチラ オッチラ歩いて家に
戻りました。

「ただいま」
「ああ 疲れた」
着替えもせずに、野菜類を台所へ収納し、ため息交じりにお茶を飲みました。
「Uちゃん 来た?」
ひ孫たちが来たかどうか連れ合いに確かめましたが、来なかったとのこと。
少々残念。
先日仙台へ行った際に買って来たお土産のゼリーを上げたかったからです。
まぁ、日持ちもするものだから、今度来た時に渡すつもりですが、顔を見たいというの
がホンネの私です。
ひ孫ちゃんたちの顔や声が、私にとっては何よりのスタミナ源です。

《体外受精した受精卵のうち、遺伝性疾患がないものを子宮に戻す着床前診断に
 ついて、日本産科婦人科学会(日産婦)は25日、実施対象の拡大検討を公開で
 議論する倫理審議会の初会合を開いた。
 この診断法を巡っては「命の選別」との懸念が根強く、これまで適用が制限され、
 実施の承認にあたっては厳格な運用がなされてきた。
 日産婦はなぜ、条件付きながら拡大検討へとかじを切ったのか。》
                         (毎日新聞1月26日)
と、報じられています。
《一般に医療関係者の間では、着床前診断は中絶を伴わず、出生前診断に比べて
 倫理的ハードルが低いと捉えられる傾向にある。》
とも言われていますが、いのちの選別に繋がらないか不安を覚える私です。

〈でもねぇ、この問題、育てる側に立てば、傍から眺め、論評するようなきれいごと
では済まされないのよ〉
という現実があることは確かです。
確かに、そうではありましょうが・・・・・・。
でもね でもね でもね、なんですよ。
高齢になって、他人様の世話にならなければ生きて行けなくなってきた私だって、
「障がい者」の部類に属するのではないのでしょうか。
                            
まるで春の日の様な穏やかな日和でした。
空を見上げますと飛行機雲が真っ白に伸びていました。
先端に機影が輝いています。
飛行機雲が、ばらけた辺りから「ゴロゴロゴゴーン」と鈍い音が降って来ました。
                             〈ゴマメのばーば〉

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