ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

沖縄 沖縄 沖縄について。そして「国会中継」も。

2017-02-28 06:35:12 | 日記
連日、金正男氏殺害に関わるニュースが流されています。
続報そして続報、関連のある国々の反応、あるいは推測。
微に入り細に入った情報を さほど知りたいとも思いません。
しっかり捜査された結果を知らされればいい程度です。

小池劇場
トランプ劇場
(「森友学園」の舞台に関しては、スタッフに安倍首相夫妻の名前が上がってはいても、
「劇場化」にはならないかも。公演前に幕引きとされる懸念も。)

ところで、沖縄は忘れられてしまったのでしょうか。
翁長知事は、26日、岸田外相と会談し、
  《米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設が「唯一の解決策」、
   と確認した先の日米首脳会談について「誠に遺憾だ」》
と批判しました。

さらに、
  《「日本の安全保障は、日本全体で担ってほしい」と述べ、
   辺野古移設の断念や、普天間飛行場を5年以内に運用停止したうえで、
   県外移設すること》
などを岸田外相に要望したとのこと。
  《岸田氏は「要望はしっかり受け止める」としたうえで、
   「在日米軍が安定して駐留するためには地元の理解が不可欠。
   負担軽減を目に見える形で進めたい」と伝えた》
                 (毎日新聞2017年2月26日 18時32分)
と、報じられました。

沖縄県知事も県民も、悔しい思いでいっぱいだと思います。
15日開会した県議会2月定例会で、翁長知事は2017年度の県政運営方針を
発表し、その中で、
  『戦後71年を経た今もなお、国土面積の約0.6%の沖縄県に70.6%の
   米軍専用施設が存在する状況は、異常としか言いようがない。
   過重な基地負担の軽減につながるよう全全力で取り組むべきだ。
と、述べています。(琉球新報から)

その通りだと思います。
福島県に住む私は、原発関連で避難している子供たちが、いじめにあったり、
差別されたりした報道に触れますと、悔しく情けない思いに駆られます。

何とか、沖縄の問題を日本国、いや自分の事として「考え」ていかなければと、
痛感する次第です

お願いです。
トランプ氏の発言や、金正男氏に関わるニュースも必要ではあるのでしょうが、
沖縄 沖縄 沖縄に、今起きている〈あれこれ〉について、
もっともっと知らせて下さいませんか。

昨日 27日の衆院予算委は、全閣僚が出席しての締めくくり質疑でした。
国会中継があるのでは、と思っていたのですが、無し。
どの様な基準で放映するのかは分かりませんが、国民にとっての重要さからすれば
中継してもよさそうな気がいたしました。

ネット中継で覗いてみましたら、ビックリ仰天、唖然としました。
話題の「森友学園」の運動会で、園児に、
「安倍首相ガンバレ ガンバレ」 「安保法制、国会通過よかったです」
と選手宣誓させていたとのこと。
これって、教育基本法違反ですよ。

かつて、〈ばーば〉が国民学校の頃受けた教育が よみがえってきてゾっとしました。
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「でも、その方の中のイエスさまに、」

2017-02-27 06:28:37 | 日記
相模原市の障碍者施設で、19人もの入所者を殺害した元施設職員が、起訴されました。
精神鑑定の結果、容疑者に人格障害はあるものの、事件当時は、完全責任能力が
あったと判断されたからとのことです。

何とも おぞましい事件だっただけに、出来れば触れたくないニュースでしたが、
テレビで放映された事件当時の映像を目にして、またまた嫌な気分になりました。
「罪と罰」に関する問題は、中々難しい問題で、私などは考え込む以外にありません。

そんな折、
『こころの友』日本キリスト教団出版局 2017・3 号
の記事に目が留まりました。
1974年生まれのYさんは、
大学で結成したバンドでメジャーデビュー。
2005年に洗礼を受け、現在カトリック教会会員。
「黙想と祈りの集い」リード担当
ケアマネージャー。
Yさんが紹介されている記事に 深い感動を覚えました。

Yさんの言葉です。
   《………………介護の仕事は、たやすくはない。
    体力的にきついし、人の裸の部分、いやな部分に触れることもある。
    「でも、その方の中のイエスさまに、
    私の中のイエスさまが会いに行くんだ、と思うと、
    うれしい気持ちになります」………………》

はっ とさせられました。
こうした気持ちで入所者に接していて下さることに掌を合わせたい思いです。
ありがとうございます、と心から感謝いたします。
私の長姉も、高齢のためディサービスに通っております。
Yさんの様な信仰を持っていらっしゃらなくとも、福祉や介護の現場で働く方々は、
それぞれのポリシーにたって、入所者と日々接し支えて下さっているのでしょう。

だから、私は思うのです。
介護に携わる方々の労働条件をアップしてほしいと。
心から切に思っています。

昨日は私の誕生日で、ブログにそう書きましたら、沢山の方々から、
「おめでとう」
のコメントを頂きました。
『ありがとうございます』
とっても嬉しくて、幸せな気分になっていましたら、何と、忘れていて当然と
思っていた孫の一人が、夕方「草団子」一折、届けてくれたのです。

夕食は済んだのに、しっかり食べました。
こちらも、「ありがとうさん」でした。
                           〈ゴマメのばーば〉
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「心待ちに 過ごす日」、それで良し。

2017-02-26 06:34:50 | 日記
一昨日 24日は、政府提唱の「プレミアムフライデー」でした。
安倍首相も、午後、座禅を組んだり、西洋美術館や、国立博物館を訪れて、
ゆっくり時間を過ごしたとのことです。
『今日は ゆっくりと文化に触れて、有意義だった。
人生が豊かになるような気がします』
と、語ったとのこと。
午前中は衆院予算委員会で、大分興奮されていたようですから、
いい休養だったのでしょう。

嬉々とした表情で、友人(同僚かも)と、買い物を楽しむ姿もテレビで放映されて
いましたから、楽しんだ方もいらっしゃったのでしょう。
何事も、のっけから満額の成果などは あるはずはないのですが、
この制度、時給制や非正規で働いている方々が減収にならずに波及するという事は
中々無理がある様に思われます。
『月末、クソ忙しいのに早帰りなんて、別世界のハナシ』
『街に出て金を使える・飲める連中は特別な人たち、つまりプレミアムな人だけ』
こうした多くの声に応えられる政策が望まれます。
スローガンは、もう結構ですよ、経済産業大臣・世耕 弘成さま。

まずは、「労組」 様 「厚生労働省」 様へ。
労働基準法に定められている「年次有給休暇」を しっかり取得することが
出来るように、指導して下さい。

本日、「2・26事件」の日です。
「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げて起こしたクーデター未遂事件」
(二・二六事件 wikipedia より)
と言われています。

金正男氏殺害の、おぞましいニュースが駆け回っていますが、81年前の日本でも、
血なまぐさい事件が起きたことを忘れてはいけないと思います。

今、
〈あの時代に似た風が吹いてきている〉
と、訴えている方々も多数いらっしゃいます。
毒薬や刀剣などを用いなくても、人や世界を殺める手段は沢山あります。
「武器」を「装備品」と読み替えたり、「戦闘行為」を「武力衝突」と言い換えたりするのも
武力の一つではないでしょうか。

「ことば」には〈言霊(ことだま)があると言われています。
悪意に満ちた言葉を弄しますと「悪意」の連鎖が生まれます。
味つけされた優しい言葉は、優しさの環を広げ……………と。


本日、私・「ゴマメのばーば」80歳の誕生日です。
まずは、日々を生かして下さっている神さまに感謝を。
ここまで支えてくれた亡き親族と、今支えてくれている親族・知人友人に、
「どうもありがとうございます」を。
「これからも よろしく」と。
そして、自分に「おめでとう」を。

多分いつもの様に、長女は「図書カード」を。
35年前、進学のために家を出た長男が、
以来欠かすことなくかけてよこす「おめでとう」の電話を、心待ちに過ごす日です。

孫たちは、〈ばーちゃん〉の誕生日を忘れていることでしょう。
何年後かは分かりませんが、いずれ、命日を覚えることになり…………
ひ孫は、〈ひいばーちゃん〉の存在を うっすらと記憶にとどめ…………、

それで良し。
                          〈ゴマメのばーば〉
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ビックリ仰天

2017-02-25 06:26:44 | 日記
安倍昭恵氏は、国有地を格安で取得したとのことで問題になっている「森友学園」の
名誉校長を辞任。
安倍首相は、24日の国会で、
  《私と家内、事務所も一切関わっていない。
       関わっていれば政治家として責任を取る》
と、再び関与を否定しました。

また、「安倍晋三記念小学校」名で寄付集めをしていたことに関しても、
  《「再三断ったのに名前を使われたことは極めて遺憾だ」と抗議し、
   法人側から謝罪があった》
と説明しました。
ホームページに掲載していた昭恵夫人のあいさつ文は、同法人が削除したとのことです。

24日の衆院予算委員会で、安倍首相は今井民進党議員の質問の中の
「隠ぺい」という文言に、かなり反発していましたが、
言葉尻を捉えた反論は見ていて不快を覚えました。
首相としての品格が疑われます。
(ムキになり過ぎ)

とにかく、経過からすれば「森友学園」との関りは、
『安倍昭恵名誉校長』の呼称も、『安倍晋三内閣総理大臣夫人』と言う肩書も、
断り切れずに引き受けたという事ではないでしょうか。
引き受けたということは「事実」です。

財務省の佐川理財局長は、
  《小学校用地の売買を巡る法人と、近畿財務局との交渉記録を、
   2016年6月の売買契約成立後に破棄したことを明らかにした。
   「売買契約締結をもってすでに事案が終了しており、記録が残っていない」
   と述べた。》(毎日新聞2017年2月24日 東京夕刊)
この、答弁の仕方、つい先だっても、国会で耳にしたような。

しかし、これで一件落着と済ますわけにはいきません。
財政法第9条にのっとり、売却に関する様々な疑問に対して、
厳正に、しっかり調査して国民の前に顕かにするべきだと思います

それにしても、教育勅語を園児に暗唱させる幼稚園があったという事には驚きました。
そして、運営する同法人が、今度は小学校を作るという話にも仰天です。

ホームページに掲載されていた安倍昭恵氏のあいさつ文は、削除されたのことですが、
小学校設立に当たり、
「優れた道徳教育を基として、日本人としての誇りを持つ子どもを育てます」
と記していた思想性は変わらないのでしょう。

もっとも、思想信条は一国の総理の妻であっても自由なわけですから
否定するものではありませんが、
〈教育勅語を園児に暗唱させる幼稚園教育を、優れた道徳教育とする〉
考え方には、私は、まったく同調できません。
                         〈ゴマメのばーば〉
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『世界は あなたのためにない』

2017-02-24 06:23:27 | 日記
    『世界は あなたのためにない』
                          花森安治
     世界は あなたの前に
     重くて冷たい扉を ぴったりと閉めている
     それを開けるには 自分の手で
     爪に血をしたたらせて 
     こじあけるより 仕方がないのである
     そしていま君たちは
     その重たい扉の前に たっているのだ
     君たちは どうするのか

上記の文章は、「暮らしの手帳」の創刊者であり、かつ編集長、同誌の創刊号から、
死の直前に発行された第2世紀52号まで、全ての表紙画を描いた花森安治氏の
文章です。
1970年代、女性の社会進出が進んだ時代でしたが、女性を取り巻く社会環境は
まだまだ厳しい現状でした。
そうした時代に、学校を卒業して社会に巣立つ女性たちに向けて綴った文章とのことです。
   (2017年2月19日 NHK『日曜美術館』 
          花森安治の仕事―――デザインする手・編集長の目)から引用

「暮らしの手帳」は内容も、表紙絵も大好きでしたし、
花森安治氏は、すばらしい編集者であったと思っていましたので、番組を観て、
あらためて「日々の暮らし」の大切さ、愛おしさ、おかしみ などを思い出させて頂きました。

2月も下旬です。
卒業式・受験・進学・就職で若者たちが社会へ巣立っていく季節。
巣立ち行く者たちへの餞の言葉が、あちこちで述べられる季節でもあります。
私が、餞の言葉を述べるとしたら、上記の、花森安治氏の文章の言葉を
使わせて頂こうと思います(100%ありませんが)。

15歳、新制中学校という義務教育を終えてすぐ就職しました。
沢山の方々に お世話になって生きてきました。
悔しい思いなどもいたしましたが、でも どんな時代であっても、
100%満足な環境など あり得ません。
得ることも、沢山ありました。

でも、
〈あなた方の前に すべての道は開かれている〉
みたいなシュガーナイズされた餞の言葉は、今でも好きになれません。
安倍内閣は、〈すべての女性が輝く社会づくり〉を謳ってはいますが、
内容はスローガン程には輝いては見えません。

いつの時代であっても、花森安治氏の言葉の様に、
   『……………………………………
    その重たい扉の前に たっているのだ
             君たちは どうするのか』
と、問われているのではないでしょうか。
                          〈ゴマメのばーば〉
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