ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

台風も、安倍外交も、不安です。

2018-09-30 06:30:30 | 日記
台風はどうやら日本列島を縦断して行く模様です。
被害が少ないことを祈るばかりです。
本日は日曜日。
教会へ行きたいのですが台風の影響で交通機関が乱れる時は お休みにします。

〈裁量労働制が適用されていた男性社員3人が精神疾患や脳疾患を発症し、
2015~17年に労災認定されていた〉
などという面白からぬニュースに続いて「派遣切り」に絡むニュースも流れています。
 《業務に関わらず派遣労働者の派遣期間を一律3年までと定めた改正労働者派遣法が
  施行され、30日で3年。
  国は法改正の目的を「直接雇用を促すため」としていたが、相談窓口を設ける団体には
  「派遣切り」に関する相談が相次ぎ、派遣切りが増える懸念が消えない。》
                     (毎日新聞2018年9月29日)
と、報じられています。
この法律、国が期待(宣伝)している様には機能していないのではないでしょうか。
私は、この法律には大層危惧の念を抱いていた一人です。
一体何のための法改正だったのでしょうか。
同新聞では、
 《大手建設会社でCADオペレーターとして3年勤務している埼玉県の派遣社員の女性
  (45)は、派遣先での直接雇用を強く望んできたが、拒まれている。
  「結局は、私たちが雇用の調整弁である状況は変わっていない」と嘆く。》
との記事も載せられています。
私も、口惜しい限りです。

「外交の安倍」などと自賛の感がある安倍首相ですが、
安倍首相が26日にトランプ米大統領と会談した際、「今後とも米国装備品を含め
高性能な装備品を購入する」
と伝えたとか。
外交・貿易に関しては、各国の利害が絡み合い一筋縄では会談が進行しないことは、
世界レベルでの経済問題等には疎い私にも理解できます。
でも、こうもあっさりと、
《そのことが我が国の防衛力強化にとっては重要だ》
などと述べてしまっていいものでしょうか。
疑問を通り越して不安になって来ます。
台風も、安倍外交も、不安です。
                            〈ゴマメのばーば〉
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夏のギラギラは さようなら。

2018-09-29 06:19:07 | 日記
一日中青空が広がっていました。
夏のギラギラは去って行った様です。
朝から、夏物の寝具類の整理や洗濯に追われましたが、パリッと乾きあがった洗濯物をたたみ、
収納しましたら、すっきりしました。
整理ダンスと脳細胞は どうやら連動しているようです。
夕暮れの秋空に、
「どうも ありがとう おかげさまで さっぱりしました」
と、お礼を一つ申し上げました。

 《三菱電機で裁量労働制が適用されていた男性社員3人が精神疾患や脳疾患を発症し、
  2015~17年に労災認定されていたことが27日、明らかになった。
  うち1人は過労自殺していた。》  (毎日新聞2018年9月28日)
と、報じられました。
同社は、
「厳格に労働時間を把握するため」として、今年3月に裁量労働制を全廃したとのことです。

政府は、今年6月、「働き方改革関連法」に、裁量労働制の対象業務の拡大を盛り込もう
としましたが、厚生労働省が示した労働時間に関する資料に不適切なデータが数多く
見つかったため撤回しています。
過労死するほどの長時間労働をしなければならない現状が明らかに存在している以上、
対象の拡大はしてはいけないことだと、あらためて強く考えたところです。

私の住む町では、今日 秋の お祭りです。
27日は宵祭り、28・29日が本祭り。
子どもの頃、旧市内に住んでいましたから、神社のお祭りに係る行事は、皆なつかしく
思い出されます。
屋台でのイカ焼きや、焼きそばのにおい。
お神輿を担ぐ ワッショイ ワッショイの掛け声 太鼓や笛の音。
兄におんぶして見上げた高張提灯。
母が炊いてくれたお赤飯 手間ひまのかかるお煮しめ。
母が仕立てた四つ身の着物に三尺を結んでもらって祭りに出かけたのは、
70年以上も前のことです。

夜、神社周辺まで観に行くことは、もういたしません。
昔のことを思い出しながら、夕飯の支度をしました。
笛の音が聞こえたような気がしました。
                     〈ゴマメのばーば〉
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『官邸は評価してほしい』と。

2018-09-28 06:18:45 | 日記
今年は柿の色付きが早い気がします。
葉がまだ青々と盛りの状態ですのに、西日が長時間当たる場所に生っている実は、
もう熟し柿になっています。
連れ合いが、柿の実を半分くらい捥ぎました。
年を経ることに捥ぐ作業も大変になって来たようです。
若い頃の様に、梯子をかけ手を伸ばして捥ぐことは出来なくなりました。

夕空に、柿の実が橙色に染まっている光景は秋景色の定番の様なものですが、
今年は何となく違和感のある柿の木の風情です。
葉っぱ、と実の並列共棲とでも。
葉っぱが徐々に力を失い、実は日を追うごとに色づき、その存在感を日々強めて行くのが
見慣れた進行形でしたのに。

安倍首相が党総裁に三選され、内閣改造では、首相支持派閥が内閣改造をめぐって
パイを奪い合っている、というニュースが伝わって来ます。
「支持」するとは、この「実」を得るための手段であったわけですから当然と言えば、
当然の事なのでしょう。

 《首相の総裁3選に貢献した細田、麻生、岸田、二階、石原の5派閥は論功行賞を
  期待している。
  現在は3閣僚を送り出している麻生派の中堅議員は「待機組のためにも枠を四つに
  増やしたい」と、強気だ。
  岸田派の待機組議員は「地元市議が石破茂元幹事長を支援したから『まずい』と
  思って私は『安倍支持』で頑張った。官邸は評価してほしい」と語る。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  各派閥会長には自派の待機組を押し込む政治力が問われる。
  岸田派会長の岸田文雄政調会長は留任が固まっているが、同派関係者は「会長は
  『政調会長ポストは要らないから岸田派を処遇してくれ』ぐらい言ってくれないと、
  誰も付いていかなくなる」と語る。》  (毎日新聞2018年9月27日 )

実に分かりやすい筋論です。
地元では「先生」で通る政治家と呼ばれる方々の人間臭さがプンプンしてきます。
「ポストの論功行賞ではなく、政策を第一義として考えてほしかった」などと、もの言いを
したら、マジメ顔で、
〈あなた そんなこと言いますけどねぇ、まずはポジションという権力の椅子を獲得
しなければ、何事も始まらないでしょうが〉
などとのコトバが返って来そうです。

今朝、青空が広がっています。
夏物の寝具類の洗濯・手入れの日になりそうです。
                         〈ゴマメのばーば〉
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「消せない火」は使わないのが知恵かと。

2018-09-27 06:04:58 | 日記
伊方原発3号機。
昨年の12月、運転差し止めを命じた広島高裁の決定は9ヵ月で覆りました。
住民側は
 《「火山噴火の長期予測の手法は確立しておらず、破局的噴火が起こる可能性は
   否定できない」》(毎日新聞2018・9・25日 13時33分)
と反論しています。

原発事故災害に遭った福島県に住む者の一人としてはとても残念です。
物事には、幾通りもの考え方が在り、リスクに対するそれも、社会的な立場、個人的に
置かれている環境等によって様々な捉え方があることは確かです。
ですから一概に是非の判断を下すわけには参りませんが、こと原発に関しては今なお
被害の渦中にある一人として、原発は国策として稼働するべきではないと考えています。

風水害や、火災、あるいは交通事故等のリスクもありますが、原子力の事故に関しては、
修復させる道筋が、まだまだ研究の段階でしかないのですから。
福島県内は放射線汚染から、徐々に回復はしていますが、当の事故を起こした原子炉の
修復は、その道筋すら明確にはならないのです。
7年半経った現在、発電所から60キロ以上離れている居住地でも、まだ山菜・タケノコ等は
出荷停止になっているというこの事実を、原発立地市町村に住まれる方は、しっかり見据えて
欲しいのです。

人間は、絵に描いた餅を食べて生きることはできません。
今日を生きるためには経済活動抜きにしては成り立たないことも事実です。
 《同町で自営業をする60代女性は、「新たに造るなら問題だが、もうあるし、
  働いている人も大勢いる。弁当屋や民宿は客が減ったと嘆いていた。ホッとして
  いると思う」と複雑な心境をにじませた。》(毎日新聞2018年9月25日 21時58分)
とも、報じられています。
これは、ホンネだと思います。

かつて、私たちの県も、原発誘致によって、県も地方自治体も潤ってきたことは確かです。
そして7年半経った今でも、帰還困難区域が存在し、ふるさとを追われた方々が今年の
5月で46,093人も存在しているという事から目を逸らさずに見つめて判断して欲しいのです

想定外の天災は、どこにでも起こり得ます。
3号機は法的に再稼働が可能になりましたが、「消せない火」は使わないのが知恵と言うもの
ではないでしょうか。
国にも強く訴えたいと思い続けている〈ばーば〉です。
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忘れてしまった「お月見」

2018-09-26 06:15:54 | 日記
一昨夜は、中秋の名月でした。
長男夫婦が来ていましたので一緒に出かけたりしていたせいか「お月見」のことなど
すっかり忘れていたのです。
夜半 窓にかかっている厚手のカーテンの隙間から明かりが差し込んでいましたので
カーテンを開けましたら何と、まん丸なお月様が出ていたのです。
雲もかかってはいましたが、晩方の様な厚い雲の広がりもない秋の月夜。
コオロギの声だけが聞こえる秋の夜更けでした。

お月さまに
「こんばんは。お月見だったんですね 忘れていました ごめんなさい」
と言って、窓を閉めました。
いつもの年なら、ススキを飾ったりお月見団子を買ってお供えしたりしますのに、
今年は、「お月見」のことなど全く意識にものぼらなかったのです。

ひ孫のUちゃんが保育園の運動会で一等賞になったと、パパから連絡がありました。
(もう 「パパ馬鹿」そのもの)
ラインで送られてきた動画を何回も何回も眺める私・ひい婆ちゃんも、ひい爺ちゃんも、
バカそのもの。
まるでUちゃんがオリンピックで金メタルをとった様に、心がはしゃいでしまっていて、
「お月見」のことなどには気が回らなかったのでした。

二泊した長男夫婦が帰って行きました。
新幹線の駅まで見送って戻って来ましたら、何だか力が抜けてしまった様な気分です。
今朝から、何もやる気分になれませんでしたので、少し早めでしたが一ヶ月に一回通って、
診察・投薬を受けるかかりつけの医院へ行って来ました。

血圧を測りましたら、看護師さんから、
「深呼吸を二、三回してみてください」との指示。
多分、かなり高い数値が出たのでしょう。
深呼吸の後で測った数値は それでも156~70でした。
降圧剤のクスリは以前から飲んではいますが、これほど高くなったのは初めてでした。

そんなわけで医院の帰りに、買い物へ大型スーパーまで足をのばそうと思いましたが、
真っすぐ家に戻って来ました。
少し気弱になっていた私です。
家に戻って、もう一度測ってみようと思ってはいたのですが、忘れてしまい、そのままに。
まあ、いいか、と。

自民党総裁選も終わり、党内ではポスト人事が何かと取り沙汰されています。
ふと、伊達政宗公の遺訓などを思い起こしました。
   仁に過ぐれば弱くなる
   義に過ぐれば固くなる。
   礼に過ぐればへつらいとなる。 
   智に過ぐればうそをつく。
   信に過ぐれば損をする。

まあ、私には関わりのないことですが。
                      〈ゴマメのばーば〉
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