ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

永遠の平和を。

2023-12-30 15:08:39 | 日記
これが冬? 師走の空かしら、と思わせるほどに澄んだ青い空が広がっています。
縁側でガラス越しの日差しを浴びていますと暖房機器は不要。
家の財布を預かっている身としましては、暖房費が少なくて済む事は嬉しいことです。
暖かい冬は過ごしやすい事は確かですが、でもやっぱり気になります。
86年も生きてきて、こんなにも暖かい冬は初めてです。
地球の温暖化は私が認識している以上に広がっているのかしら、そんな不安に駆られます。
でも、おかげさまで今年も年の瀬を迎えることができました。
身体に病巣は抱えていますが、痛むところはなく、身辺にこれぞと言うほどの心配事もありません。
気にかかることが全くないと言ったら嘘になります。
生きている以上、なにがしかの心配事があるのはそれが生きていることの証しかもしれません。
気にかかるというか、暗い気持ちになりますのは、やっぱり戦火の火が消えないと言うことです。
せめて新年を迎えるひと時だけでも、ひとまず矛をおさめてほしいものだと願っています。
ひ孫のUちゃん達にお年玉をあげるべく、可愛らしいお年玉袋に少々のお金を入れました。
お正月になったら届けるつもりです。
ふっと心をよぎるのは、ガザに住む幼い者たちに腹いっぱい温かいものを食べさせてやりたい、そんな願いです。
私も幼い頃に戦争を経験しました。
アメリカの爆撃機・B29の空爆に恐れ、逃げまどい、いつもお腹を空かせていたのです。
人間は戦争を繰り返さねば生きていけないものなのでしょうか。
悲しいことです。
でも、永遠の平和を私は夢見ます。

 《狼は子羊と共に宿り
  豹は子山羊と共に伏す。
  子牛は若獅子と共に育ち、
  小さい子供がそれらを導く。
  牛も熊も共に草をはみ、
  その子らは共に伏し、
  獅子も牛もひとしく干し草を食らう。
  乳飲み子は毒蛇の穴に戯れ、
  幼子は蝮の巣に手を入れる。
  わたしの聖なる山においては、
  何ものも害を加えず、滅ぼすこともない。
  水が海を覆っているように、
  大地は主を知る知識で満たされる。》
          (イザヤ書十一章から)

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殺傷兵器の輸出ですよ。

2023-12-27 07:54:20 | 日記
今年のクリスマスも終りました。
私にとっては嬉しいクリスマスでしたが、今現在、戦火にまみれている人々のことを考えますと胸が痛みます。
イスラエルとハマス、ウクライナとロシア、敵味方であっても、それぞれに兄弟姉妹や親がいます。
戦いで失われたいのちは戻って来ません。
悲しみと憎しみの輪だけが増殖されるだけです。
一刻も早い戦火の終息を祈っています。
私のひ孫達は、クリスマスプレゼントを貰い、おいしいケーキも食べました。
でも、ガザでは傷ついた子供たちを手当てする薬も無い、そのようなニュースが伝えられています。
悲しいことです。
日本の政府は武器の輸出ルールを定めた『防衛装備移転三原則』を改正しました。
日本は、平和国家として国際紛争を助長するような武器の輸出は厳しく制限してきたはずです。
でも、こうした大きな政策転換を、丁寧な国会での議論もなく改正されたことは恐ろしいことだと私は思っています。
日本には平和憲法があります。
この憲法では現実の世界状況の中での自国の平和が守れない、と言うのであれば、国民的な議論をこそ巻き起こすべきです。
「平和国家としての基本的な理念、歩みを堅持することは変わらない。」
などと言葉で言われても納得できません。
パーティーと言う名の裏金作りも許せない問題ですが、殺傷兵器の輸出をあっさりと決めてしまう政府、そうした政府がなんとも恐ろしく思えてならない私です。
コメント (4)
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Silent Night Holy Night

2023-12-25 11:25:04 | 日記
今年のクリスマスは私にとって本当に良いクリスマスでした。
夜のキャンドルサービスには出られまい、そう思っていたのですが、近所に住む孫が「ばあちゃん乗せていくよ」、そう言ってくれましたので教会へ行くことができました。
孫と並んで孫の歌う讃美歌の声が耳に入り、なんとも幸せな気分になりました。
この孫、私と違って人付き合いが悪いとは言えません。
幼い頃から人懐っこい性格でした。
それは今も変わらず、教会へなど中学生の頃、二、三回しか行ってませんのに、まるで昨日まで共にいたような顔つきで教会員の方々とお話ししている様子を見ますと、びっくりしてしまいます。
教会員の方々が言葉をかけてくださると言うこともありますが、孫の資質によるところもあるのかなと。
高学歴があるでもなく、優れた才能を持っているわけではありませんが、この孫の、こうした性格で生きていけるのかな、私はそんなふうに考えています。
これは与えられた賜物だと考えています。

天使ガブリエルから受胎告知を受けたマリアは恐れを抱きながらもこう応えました。
『わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。』
聖書はそのように伝えています。

朝から抜けるような青空が広がっています。
私も、もうすぐ87歳になるからとか、肺に病を抱えているとか、そんなことにこだわって自分を規定してしまわずに、今どのように生きればいいのか、神様の言葉に耳を澄ませたい、そう祈り願ったクリスマスでした。
    Silent night holy night




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【地盤培養行為】

2023-12-23 16:22:59 | 日記
明日は教会のクリスマス礼拝があります。
今日はゆっくりして明日の礼拝に心を鎮めて備えよう。
と思って出かけたりはせず、煮豆を拵えることにしました。
芯式の灯油ストーブを出して虎豆を煮ました。
温風ストーブには無い穏やかな暖かさが部屋に広がり、湯気もまったりと広がって、とても懐かしい気分の中で豆を煮たのです。
焦がさないように頃合いを見ながら、キッチンウオッチを手にしながら、コトコトと豆を煮ました。
ところが結果は大失敗。
豆が煮崩れしてしまったのです。
ふっくらと、程よい甘さを吸い込んだ煮豆は私の好物、冬のお茶請けには嬉しい逸品なのですが、煮崩れした豆はいただけません。
残念!
あと30分、その最後の30分が少し長すぎました。
トロトロと居眠りをしていたのが失敗でした。
でも、せっかく煮上げたものを捨てるわけにもいきません。
器に盛り、娘にも少し持たせました。これが今年最後の失敗になってくれればいいな。
そんなことを考えながら。
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑の中で、元外相の田中真紀子さんが、次のように毎日新聞の特集ワイドで述べていました。
『地盤培養行為ですよ』
確かに言い得ていると思います。
選挙民の中にも、一票を投じる代わりに、有形無形にお金に限らず代償を求める、そうした 風潮が無いとは言えません。
もう何十年も前の話ですが、私が若かった頃、町内会のお祭りの時になど寄付金が少ない議員様に対して、
「あれはケチだ。もう当選させるな。」
そんな悪口を囁く人もいたのです。
若い頃、労働組合の仕事に少々熱をあげていました。
組合の上層幹部の方への不平不満があったりしますと、そうした指導者に対して、「ダラ幹」と称して貶めたものでした。
でも、その時私の敬愛する組合の支部長が言ったのです。
「ダラ幹」がいるのは「ダラ組合員」がいるからだと。
その通りだと思います。
私たち国民も政治に対する目をしっかりと開けていなければいけないのだと思っています。
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自分を鎮め、

2023-12-22 14:34:48 | 日記
今期最強の寒波到来とか。
大雪に見舞われている地方は大変な状況です。
寒いところは大変だなぁ、とも考えますが、寒い所には寒い土地ならではの文化も住み良さもありますから、一概に積雪の多い地方が住みにくいなどとは言えません。
でも物流が滞ったり停電等が続きますと、気温が低いだけに容易でないことと案じられ、早くインフラが元に戻ってほしいと願いながらテレビを眺めています。
今日は冬至。
昨日煮ておいた冬至かぼちゃを食べました。
かぼちゃと小豆を甘辛く煮付けたものです。
近くに住んでいる長女の家にも届けました。
こうして今年も終わっていきます。
でも、これからクリスマスが来ます。
私にとってクリスマスを元気で迎えられることは、何にも増して嬉しいこと。
今年はどんなクリスマスになるのかしら、そんなことを考えています。
自分の思いを捨てて、神様がどんなことを望んでいらっしゃるのか、耳を澄ませたいと願っています。
自分を鎮め、沈黙することが今年の私に課せられているのかもしれません。
「歳だから」。
そんな言い訳が最近多くなってきました。
でも、生かされている私です。
必要なことならば与えられるはず。
午後から雲が広がって来ました。
小学校は、本日で二学期終了。
ひまごのUちゃんは、お陰様で元気に修了式を終えました。
今年の4月、桜の花の時期に真新しいランドセルを背負って1年生になったことを思い出します。
ありがたいことです。
クリスマスのプレゼントは先にパパに渡しておきました。
きっと24日のクリスマスイヴの日に手渡されることでしょう。
喜ぶ顔を思い浮かべますと、それだけで元気になれそうな私です。
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