ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

6~7割方は諳んじて………。

2016-09-30 14:18:55 | 日記
観て、不愉快になったり、
観ることで、血圧を気にしたり…………。
国会劇場など見なければ、それで済むのです。
一日は24時間しかないのですから。
〈あんな国会中継など私は見ません〉
という方は、日々を明るく過ごすためには、至極全うな方なのかもしれません。

「あなたが、どうこうしてみても、何も変わらないんじゃない」
と助言して下さる方も 居ります。
その通りです。
でも、録画までして見てしまうのは、私の「業」に近いものなのかもしれません。

29日も国会中継を観てしまいました。
共産党・市田忠義議員の代表質問は、「よく糺してくれた」との感を強く抱きました。
代弁して下さった気がします。
激することもなく、分かりやすく 論理的。

安倍首相の回答は、同じ回答書の読み上げに変わりなく、
質問事項に真っ向から応えない いつものやり方でした。
同じ回答を何べんも耳にしていますと、〈ばーば〉も6~7割方は
諳んじることができそうです。
ボケ防止に、
〈安倍首相回答考〉とでも称する独り舞台も、面白いかも。

安倍首相の福島第一原発事故の汚染水対策については、
  『予防的、かつ重層的な対策を実施しているので、
   現時点で、汚染水対策の根本的見直しが必要だとは考えていない』
とする回答には、福島に住む人間の一人として、ただ唖然とするのみでした。
『予防的・重層的』としている対策がすべて黄信号になっているではありませんか。
『見直しの必要がない』のではなく、
打つ手を持たないという事ではないのでしょうか。

参院選で多数を獲得したという事で、もう恐れるものは何もなしの安倍首相です。
国民から全権を委託されたと お思いなのでしょうか。
何とも、恐ろしい限りです。

今日は、久々にお日様が顔を出してくれました。
こんにちは。
コンニチハ。
朝の気温が下がってきたせいでしょうか、庭の楓も、櫨も紅色に染まってきました。
緑を、まだ濃くしている葉っぱは、きっと、夏を惜しんでいるのでしょう。
                             〈ゴマメのばーば〉
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまいち〈おもしろく〉ありません。

2016-09-29 06:22:44 | 日記
国会の代表質問は、いまいち〈おもしろく〉ありません。
芸人さんたちの舞台公演ではありませんから、
〈おもしろくない〉の表現も いかがかとは思われるのですが。

討論ではないので、仕方がないと言えばそれまでのこと。
でも、質問への回答は、文章のマル読み、
都合の悪いことには 言葉を濁し、
自画自賛もいいところです。
緊張感にも欠けています。
また、野党議員の質問に耳を傾ける様子もなく、資料(回答書?)を めくったり、
ブツブツ呟いたりしている様子が映されますと、観ている側もしらけてしまうのです。

野党の出した質問に対しての答えは、質問の項目別に回答を図表化して、
新聞にでも発表してもらった方が分かりやすい、などとつい考えてしまいます。
首相は「決める政治」をアピールしていますが、安保関連法に関しては、
決めるも何も、あの無体な採決ぶりでした。
推奨される「決める政治」などではありません。
国会中継、観ているのも けっこう疲れるのです。

ちょっと、買い物へ出かけました。
雨です。
パラパラっと降って、薄日が射したり、ザーッと来ては すぐ止んだり。
そんな雨。
この天候のせいでしょうか、野菜が、葉物に限らず軒並み値上がりしていました。
お気に入りの きれいな傘をさして出かけたのですが、
『雨に唄えば』の気分にはなれません。

NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』、もうすぐ終わります。
編集長を演じる唐沢寿明さん、かっこいいですね。
『白い巨塔』の医師役を演じたころを思い出しました。

比べることでもありませんが、
安倍首相演じる国会劇場、
「経済の好循環は回り始め、現在はデフレではないという状況を作り出すことができた」
との力説、こちらは、「カッコ悪―い」に尽きました。
                                〈ゴマメのばーば〉
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自民起立拍手。そして『黙って聞け!』

2016-09-28 06:12:03 | 日記
26日の衆院本会議。
安倍首相の所信表明演説の際、
  《日本の領土、領海、領空の警備を続ける海上保安庁、警察、自衛隊に、
   「今この場所から、心からの敬意を表そう」》
の言葉に、自民党議員がほぼ総立ちで拍手。
思わず〈なにこれ〉との違和感を覚えました。
一瞬、安倍首相が、K国の最高指導者の姿に見えてしまいました。

私は、いや私たちの多くは、東日本大震災の際、
懸命に救助に当たって下さった自衛隊員の方々には今でも感謝しております。
当時、ジープに乗って被害現場へ向かう若い隊員の姿に、
何度も なんども掌を合わせたのでした。
それが私、私たちの感謝と敬意です。

安倍首相は、憲法改正に関して、
  《憲法はどうあるべきか。
   決めるのは政府ではなく国民。
   その案を国民に提示するのは国会議員の責任だ》
と、述べ、野党に改憲の議論に参加するよう促しました。

安倍政権は、7月の参院選では、改憲の「改」も出さず終いでした。
改憲に必要な勢力が衆参両院で3分の2を超えたからといって、
自民党に、日本の平和のすべてを委託したわけではありません。
《憲法はどうあるべきか》の論議の前に、
『憲法とは何か』
を、与野党を問わず、しっかり捉えてほしいと思います。

また、《アベノミクスを一層加速し》とのことですが、加速も何も私たちには、
トリクルダウンになど、一滴も預かっていないのです。
《非正規という言葉をこの国から一掃しよう》
と、語気を強めもしましたが、〈ホンキ度〉は、すこぶる疑問です。
それに、この語気を強めるゼスチャー、アメリカ大統領選候補のT氏に似ているような。

とにかく、「所信表明」と自民党議員団の方々の強気と熱気が、
異常なほどに伝わってきた国会の幕開けでした。

そして、27日、衆院本会議で代表質問に立った自民党の二階俊博幹事長、
野党席からのヤジに対して、
『黙って聞け』発言。
激怒したのかもしれませんが、何ともはや 呆れてしまいました。
〈ばーば〉もゴマメの歯ぎしりを止めるわけには参りません。
『黙って聞く』わけにも行きません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『バカニシナイデヨ!』

2016-09-27 06:12:31 | 日記
「コン コン」が、「ゲホ ゲホ」となり 、頭痛も少し。
以前、風邪をひいた際に頂いた風邪薬の残りを服用、ショウガ湯なども飲んでみましたが、
症状は悪化へ。
お医者へかかりました。

かかり付けのクリニックには、大人・子ども、マスクを着用した患者で、
待合室の椅子は満杯です。
医師のハナシでは、このところの低温で、風邪の症状の患者さんが増えているとのことでした。
“セールなら大繁盛ですね”
と、言いたくなりましたが、口を慎みました。
忙しい医師と、他の患者さんの前での軽口は禁物ですから。

台風が近づくと喘息の患者さんは発作が起こりやすくなる、などと聞いてはいますが、
確かなことは分かりません。
痛みも辛いものですが、咳もまた同じです。

注射をして貰って、飲み薬を頂き服用したせいか大分楽になりました。
痛みがある時は、外界というより世間様のことなどへの関心は薄れます。
まして、政治に関することなど 恥ずかしながらアタマに入りません。
でも、クスリのせいでボーっとしているアタマでも、
〈国会が始まるな〉
と、気にはかかります。

与野党の幹事長らが、26日召集の臨時国会を前にNHK番組で議論。
自民党の憲法改正草案について、民進党の野田佳彦幹事長は、
「国民の権利を軽んじている」
と撤回を求めました。
共産党の小池晃書記局長は、
「ひどい中身だ」
と批判。
公明党・井上義久幹事長は、
「草案をたたき台にして憲法審査会で議論することにはなっていない」
との指摘。
自民党の二階氏は
「今すぐ草案を撤回するところまでは考えていない」
と述べています。

『安保関連法』
昨年5月、閣議決定の前に内容を審査した内閣法制局は、法案の扱いを記録した公文書に、
決済月日を、「5月○日」とするなど、ずさんな記載をしていたとか。

ずさんな記載は、内閣法制局ですが、これは、安倍政権の「おごり・たかぶり」を
反映した以外の何ものでもありません。
平清盛でも、安倍晋三氏に その席を譲ることでしょう。
でも、国民の一人・〈ばーば〉としては、
『バカニシナイデヨ!』
と、言いたい思いです。

26日、安倍晋三首相の国会での所信表明。
相も変わらず
「○○をしました。」
「○○を実行します」
の連発、そして、
「世界一」
「未来」
などの言葉の連発。
この所信表明、“なんとも しらけるなぁ”
が、実感です。
                              〈ゴマメのばーば〉
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「手をつけない方がいい」?

2016-09-26 06:26:40 | 日記
《東京電力福島第1原発周辺の飲料用や農業用の大規模ダムの底に、
森林から川を伝って流入した放射性セシウムが濃縮され、
高濃度で たまり続けていることが環境省の調査で分かった。
50キロ圏内の10カ所のダムで指定廃棄物となる基準(1キロ当たり8000ベクレル超)
を超えている。
ダムの水の放射線量は、人の健康に影響を与えるレベルではないとして、
同省は除染せずに監視を続ける方針だが、専門家は「将来のリスクに備えて対策を
検討すべきだ」と指摘する。》(毎日新聞2016.9.25)
と、報じられました。
推測はしていましたが、はっきり数字を突き付けられますと、不安がつのります。

また、
《ダムの水の放射線量は人の健康に影響を与えるレベルではないとして、
環境省は除染せずに監視を続ける方針》
とのことですが、
『将来のリスクに備えて対策を検討すべきだ』
とする専門家の言に私は賛成です。

放射性物質の動態調査を続ける恩田裕一・筑波大教授は、
『手をつけないほうがいい。
水には問題がないので、今は閉じ込めておいた方がいい』
との見解。
確かに、撹拌されてしまえば下流まで汚染が広がるという懸念は分かります。
でも、住んでいる者の立場としては たいへん不安です。
現に、先の大震災では、私の隣町・須賀川市の農業用ダムが決壊し土砂が
流れ出しているのです。

大体、ひろく深い山林の除染など出来るはずはありません。
せいぜい、居住地と周辺の山野に限定されてしまいます。

山林に降り注いだ放射性物質は、長い時間をかけて(一部は粘土質に付着していたとしても)
谷や川・ダム等を経ても海にまで拡散されるのではないでしょうか。
原発事故は、まだまだ終息が見えないどころか、除染の方法すら未知数なのです。

でも、「覆水盆に返らず」のたとえ。
起きてしまったことは、元に戻りません。
あらゆる方策を講じて元の「自然」を取り戻さなければいけないと思います。

そして、まずは、「原子力発電」を国策として進めていいものか、
福島原発事故の現況をつぶさに検証して、
しっかりと、政府も、国民の一人一人も、考えていかねばならないことだと思います
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする