ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

花をつけない木があったり、

2020-04-30 06:09:13 | 日記
 本日も、国会中継がありました。
 録画はしましたが、時間が無くて午前中の分のみ早送りで見ただけ。
 昨日の予算委員会で、立憲民主党の大串博志氏は、政府配布のマスクを着用して質問
 に立ち、着用感の息苦しさを指摘しました。
 質問途中で、
 「ちょっと小さすぎるし、横も開いてしまう」
 と話し、質問途中でマスクを換えるというひとコマがありました。
 確かに、小さ過ぎの感は否めません。
 予算委員会に出席している議員さん達も、いわゆる「アベノマスク」ではなく、それ
 ぞれ独自のマスクをつけていらっしゃる方の方が多く見受けられました。
 大串氏のパフォーマンス、あの場所では、やり過ぎ感もないではありませんが、
 「私はずっとしているが、息苦しくない」
 「意図的におとしめるような発言はやめていただきたい」
 と、安倍首相が色をなして反論したのも、何とも大人気ない対応でした。

 今日、散歩に出た折、スーパーの前を通りましたら、駐車しているクルマも少なく、
 店内を覗いてみましたら、客の姿も疎らでしたので、半月ぶりでしょうか、立ち寄っ
 て買い物をして来ました。
 オリーブオイル ドレッシング 黒コショウ 糸がき ツナ缶 その他。
 買い物は、孫に頼んだりしていますが、やっぱり自分が行かないと分からない物もあ
 りますので、買い求めることができて良かったな、と。

    『見えない配達夫』
                 茨木のり子
      Ⅰ
    三月 桃の花はひらき
    五月 藤の花々はいっせいに乱れ
    九月 葡萄の棚には葡萄は重く
    十一月 青い蜜柑は熟れはじめる

    地の下には少しまぬけな配達夫がいて
    帽子をあみだにペダルをふんでいるのだろう
    かれらは伝える 根から根へ
    逝きやすい季節のこころを

    世界中の桃の木に 世界中のレモンの木に
    すべての植物たちのもとに
    どっさりの手紙 どっさりの指令
    かれらもまごつく とりわけ春と秋には

    えんどうの花の咲くときや
    どんぐりの実の落ちるときが
    北と南で少しずつずれたりするのも
    きっとそのせいにちがいない

    秋のしだいに深まってゆく朝
    いちぢくをもいでいると
    古参の配達夫に叱られている
    へまなアルバイト
達の気配があった
    ・・・・・・後略・・・・・・
             (『茨木のり子 詩集』 谷川俊太郎選 より)

 気温が高くなったせいか、買い物をした荷物を下げて歩きましたら汗をかいてしまい
 ました。
 坂道も、少し「ハァ ハァ」したりして。
 それでも、よその家の庭の草花を眺めたりしながら歩きました。
 同じ花木でも、花をつけない木があったりします。
 きっと、《古参の配達夫に叱られているへまなアルバイト》
 の為せる業かも。
                        〈ゴマメのばーば〉
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『必ず受診して欲しい』、こう言う目安としての指針だとか。

2020-04-29 06:18:59 | 日記
 衆院予算委員会の中継をみました。
 もちろん、録画の早送りで。
 質問に立つ議員も、回答する総理をはじめ担当大臣もマスクを着用しています。
 そのせいでしょうか、普段なら早送りでも言葉が聴きとれるのですが、なかなか聴き
 とれにくく、ノーマルにして観ましたので、かなりの時間を費やしてしまいました。

 立憲民主の枝野幸男氏が、PCR検査の検査件数がすくないのは、条件が厳し過ぎる
 のではないかと糺しました。
 応えた加藤勝信厚労相の回答にはビックリ! えっホント? と。
 〈「風邪の症状や、37.5度以上の発熱が4日以上続いた場合」とし、 該当する場
 合は、帰国者・接触者相談センタ.へ。〉
 と、私は理解していたのですが、加藤勝信厚労相によれば、
 『通常の風邪と比べて、コロナウイルスの特徴をふまえて、37.5度以上の熱が4
 日以上続くということであれば、必ず受診して欲しい。こう言う目安としての指針で
 す。』
 との回答でした。
 私は、37.5度の熱が出ても、4日(高齢者や妊婦、その他の持病を持っている人
 はその限りではない)続かなければ自宅で様子を見るようにとの指示と捉えていまし
 た。私だけではなく多くの人が、そう捉えている様な気がします。
 〈コロナウイルスの特徴をふまえて、必ず受診して欲しい〉
 と言うのが指針の目安というなら、もっと分かりやすい基準文言にすべきだと思いま
 す。
 加藤勝信厚労相、担当大臣としては、日夜ご苦労なさっていることではありましょう
 が、この発言を聞いて、残念というか、やっぱりと言うか・・・・・・

 また、政府が妊婦向けに配布する布マスクを政府に納入した4社の一つ、ユースビオ
 (本社・福島市)に関して、立憲民主の大串博志議員が質問していますが、こちらも
 釈然としないモノでした。
 27日、報道陣の取材によれば、ユースビオの代表の男性は、
 《同社は福島市の住宅街にあり、代表によると、ベトナムから間伐材などを使った固
 形燃料を輸入販売する事業を展開しており、現地で使われている立体型マスクを輸入
 したという。  
 福島地方法務局によると、同社から4月10日に登記の申請があった。
 代表は「これまでの定款ではマスクを輸入できるかグレーゾーンだったため、変更し
 ようとした」と説明した。》 〈毎日新聞4/27 21:28分〉
 とのことです。
 加藤勝信厚労大臣からは、新たな会社の名前も出てきたりして、何だかクサイなぁ、
 と。
 それに、このマスクに関する契約は「随意契約」だそうです。

 連れ合いは、3泊4日での入院による検査を終えて、午前中に家に戻って来ました。
 検査結果と、その後の処置等については連休明けに病院外来へ行き、説明を受ける
 ことになりました。
 この時期、本人の免疫力も落ちているはずです。
 当然、新型コロナウイルス感染へのリスクも高くなっているはず。
 でも、熱等も下がり痛みもなくなりましたので、家に戻って来られて、一先ずはホッ
 としています。
                   〈ゴマメのばーば〉

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いささか気恥ずかしく、

2020-04-28 08:12:32 | 日記
 新型コロナウイルスに絡む悪質商法が増えているとのこと。
 まさに、『浜の真砂は尽きるとも・・・・・・』です。
 詐欺まがいの商法なども、人の弱みや不安をいいことに、さまざまな手口が用いられて
 いる様です。
 東日本大震災の時もそうでした。
 命からがら避難した家の留守宅で空巣を働く、そんなことが沢山ありましたから。
 『石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ』
 は、盗っ人の頭とも言われる石川五右衛門が捕らえられた時の辞世の句とされています
 が、現代に五右衛門が甦ってきたら、その手口の巧妙さに驚くのではないでしょうか。
 そして、
 『やいやい そんな手口を使う奴ぁ 泥棒の面汚しだ』
 などと言うかもしれません。

 《マスクについては手口が多様化。
  ある50代女性は、大手ネット通販でマスクが販売されているのを見つけ、200枚
  入り約1500円を2セット購入した。
  ところが、届いた箱を開けると「マスクのイラスト集」が入っていた。》
                        (毎日新聞 4/27)
 などの記事を見ますと、呆れてしまうだけです。

 今日は、朝から穏やかな晴天。
 昼食のあと、しばらく休息してから慣例の散歩へ。
 今日は、コースを少し外して歩いてみました。
 ふっと曲がって歩いて行った道が行き止まりだったり、思わぬ池のほとりに出たり、
 ちょっとした冒険気分も味わいました。
 でも、不審者と思われるかもしれませんから、要注意です。

 S小学校の校庭の南側の道から、連れ合いが今、検査入院しているT病院が見えます。
 高台に立っている白いビルです。
 あそこに入院しているのだな、と思いましたので、メールを入れてみました。
 返信がありました。S小学校の校舎は病院の窓からも見えるとのこと。
 「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」
 などと、額田王の歌などがアタマを過り、いささか気恥ずかしくなった私です。

 連れ合いの検査は、今日で終了。
 明日、退院。
 後日検査結果が知らされることになります。
 結果が良ければいいのですが。
                〈ゴマメのばーば〉
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『人は自分の時さえ知らない。』

2020-04-27 06:19:59 | 日記
 連れ合いが昨日入院。
 こんな時期に入院なんて、なんて間の悪い・・・そんな風に思ってはいましたが、
 病は本人の責任でもなく、一人でタクシーに乗って病院へ行った姿が気がかりで
 したので、朝一番に「おはようメール」を送りました。
 その後電話があって、朝食を取ったこと、窓から磐梯山が望めること、などを話
 していました。
 熱もなく、お腹の痛みもない、ということでしたので一先ず安心。

 本日は、日曜日です。
 先週に倣って、一人での聖日礼拝を行いました。
 讃美歌を数編歌い、所定の聖書の箇所を拝読、配布されている牧師説教の要旨も
 熟読。
 およそ45分。
 終わってから、早く教会会堂での礼拝がしたいなあ、と呟きました。

 午後になって散歩に出ましたら雨がポツポツ落ちてきました。
 予報では雷注意報も出ています。
 洗濯物を取り込まなければなりませんので、速足で戻りました。

 NHK「こころの時代」のテキスト、『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの
 言葉」』が、アマゾンから届いていました。
 夕飯は、残り物で済ませることにして、早速ページを開いた私です。

    太陽の下、私は振り返って見た。
    足の速い者のために競争があるのでもなく
    勇士のために戦いがあるのでもない。
    知恵ある者のためにパンがあるのでもなく
    聡明な者のために富があるのでもなく
    知者のために恵みがあるのでもない。
    時と偶然は彼らすべてに臨む。
    人は自分の時さえ知らない。
    不幸にも魚が網にかかり
    鳥が罠にかかるように
    突然襲いかかる災いの時に
    人の子らもまた捕らえられる。
    ・・・・・・中略・・・・・・
    知恵は武力にまさるが
    貧しい男の知恵は侮られ
    その言葉は聞かれることがない。

    静けさの中で聞かれる知恵ある者の言葉は
    愚かな者たちの支配者が叫ぶ声にまさる。
    知恵は武器にまさる。
    一つの過ちは幸せをことごとく損なう。
          (聖書協会共同訳 『コヘレトの言葉 9章より』)

 今日は疲れましたので、就眠前に、ラインで送られてくる、ひ孫たちの動画を
 観ました。
 「おやすみ」と、画像に挨拶。
 連れ合いにも、「おやすみ」のメールを。


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「何やってんの」と、

2020-04-26 06:17:25 | 日記
 本当に、いい天気でした。
 午後から風が少し強く吹きましたが、快晴。
 ゆっくり散歩、といきたい所でしたが、3日前に連れ合いが突然の腹痛。
 掛かり付けの医院で診察を受けたところ、胆嚢が腫れているとかで、大きな病院で
 検査を受けるようにと紹介状を書いて下さいました。
 結果、本日から数日にわたり検査の上治療を受ける、とのことになりました。
 当人の腹痛が治まったこともあって、まったく、このコロナ騒ぎで病院も大変な時
 期に、具合が悪くなったりして、と、やや非難めいた気持ちになった私です。
 でも仕方がありません、罹りたくて罹ったわけではありませんから。
 午前中、病院の予約時間に合わせてタクシーを呼び、連れ合いは病院へ。
 一緒に付き添うべきかどうか迷いましたが、連れ合いの「痛み」は落ち着きました
 し熱も下がりました。
 病院側も付き添い、面会等は、この時期歓迎されませんので一人で出かけました。
 入院への手続き家族の同意書等も提出しなければいけませんので、とにかく今日の
 検査の模様を見てから私も出向かなければなりません。

 連れ合いが使用していた寝具類や衣服の類をすっかり洗濯。
 お日さまが、タオルケットやシーツ類も、パリッと乾かしてくれました。
 いつもなら、ここでさっぱりした気分になれる私ですが、連れ合いが病院・・・と
 いう事になりますと、気分は晴れにはなりません。

 新型コロナウイルスの感染者が増え続けるため、医療機関の職員は対応に疲弊して
 いるそうです。
 〈医療資源も足りていない。医療用マスクは節約のため洗浄して天日干しにして、
  再利用している。〉
 こんなことでいい筈はありません。
 また、中々PCR検査がして貰えず、ようやく受けられた検査で陽性が判明した男
 性ですが、
 《ホッとしたのもつかの間、検査結果が陽性だったことを伝える保健所の担当者
  からの電話に男性は耳を疑った。
  「入院できる病院がないんです」。
  39度台の熱と息苦しさに既に4日間苦しんでいた。
  「どうしたらいいんですか。薬もないし、怖いんですけど」。
  すがるように聞く男性に、担当者は、
  「耐えてください。本当に死にそうになったら直接電話してください」
  と自宅療養を指示し、携帯電話の番号を教えた。
  「もうすでに死にそうなんですけど……」。
  男性はやむなく電話を切った。》  (毎日新聞 4/25 9:00)
 記事を読んだだけで胸苦しさを覚えます。

 《政府が妊婦向けに配布する布マスクに汚れなどが相次いで見つかり、配布停止
  となっている問題。
  厚生労働省は受注企業について「興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーショ
  ンの3社プラス1社」と説明し、残る1社については公表していない。
  残る1社についても公共調達のルール上、公表する義務があり、野党は公表を
  強く求めているが、厚労省の担当者はかたくなに拒み、かえって疑念が広がっ
  ている。》  (毎日新聞 4/24 19:44)
 この国の政府は、「何やってんの」と、怒鳴りたくなって来ます。
                       〈ゴマメのばーば〉
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