日曜日でしたので教会へ行って来ました。
秋の地方祭で、神社周辺が賑わっています。
私が幼い頃は、それこそ神社を中心に屋台などが立ち並び、カーバイトや、焼きそばの
ニオイが、人いきれと共に充満していたものでした。
お酒の入ったオジサンの大声が聞こえたりして・・・・・・・
現在は、神社の前を幹線道路である国道4号線が走っていますので、屋台の店などは
指定された近隣の歩道に一列に並び立っています。
お祭りの、あの独特な「ニオイ」は、好きとは言えませんが、何やら懐かしさが募ります
ので少しばかり周辺を歩いてきました。
何だか、物騒な「コトバ」が行き交っています。
毎日新聞(9月28日)にも取り上げられていました。
《NHKから国民を守る党の立花孝志党首が、増加する世界人口への対応に関し、
「ものすごくおおざっぱに言えば、『あほみたいに子供を産む民族はとりあえず虐殺
しよう』みたいな」と発言していたことが27日、分かった。
動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開された対談で語った。
直後に「やる気はないけど」とも付け加えた。》
また、別の動画では、人種問題を巡り、
《「差別やいじめは、神様がつくった摂理だ」と発言。
同時に「自然でいいんじゃないか。神様がつくった自然だ。人が人を殺したりする
ことも神がつくったシステムだから」》とも。
確かに、頂けない発言です。
ジェノサイド(民族大虐殺)を想起させる内容です。
まずは、こうした発言に対して、受け取る側も感情的なやり返し、言い返しにならず、
しっかり反論すべきものは反論して行くべきかと。
『答えより 問いを探して』 ― 17歳の特別教室 ― 高橋源一郎著 講談社刊
を、読んでみました。
本の帯には
〈疑ってみよう。 大人前夜のきみたちへ。〉
と記されています。
この本は、「きのくに国際高等専修学校」にて、2018年6月10日~11日に行わ
れた特別授業を元に再構築されたものだそうです。
私の好きな作家の一人・高橋源一郎氏のユニークな授業の語り口に、私も、生徒になった
思いで、読んで(付き合って)みました。
授業内容は、「答えより問いを探して」です。
以下、本の中からの勝手な抜粋です。
《・・・何かの答えを出すには、日々、自分自身に誠実に向かい合い、考えると
いうことをしつづけるしかないんだ・・・》
《・・・先生の役割って、一つの狭い常識のなかで生きている人に、そうじゃな
いよと教えてくれて、でも、その答えは自分で見つけなさいよ、と言ってくれ
ること・・・》
また、「常識ってなんですか?という生徒の質問に
《いい質問だなあ。
社会の多数派の人たちが「正しい」と考えていることですね。
でも、それがほんとうに「正しい」のかどうかはわからないけれどね・・・
「それは常識だよ」・・・そういう発言をする人は、その人が多数派の世界に
住んでいる、ということですね・・・》
私にしては、面白く読めましたし、82歳になったからといって、まだまだ本当に
「知るべきこと」など、自分のアタマでしっかり考えていないことを痛感させられ
ました。
〈ゴマメのばーば〉
秋の地方祭で、神社周辺が賑わっています。
私が幼い頃は、それこそ神社を中心に屋台などが立ち並び、カーバイトや、焼きそばの
ニオイが、人いきれと共に充満していたものでした。
お酒の入ったオジサンの大声が聞こえたりして・・・・・・・
現在は、神社の前を幹線道路である国道4号線が走っていますので、屋台の店などは
指定された近隣の歩道に一列に並び立っています。
お祭りの、あの独特な「ニオイ」は、好きとは言えませんが、何やら懐かしさが募ります
ので少しばかり周辺を歩いてきました。
何だか、物騒な「コトバ」が行き交っています。
毎日新聞(9月28日)にも取り上げられていました。
《NHKから国民を守る党の立花孝志党首が、増加する世界人口への対応に関し、
「ものすごくおおざっぱに言えば、『あほみたいに子供を産む民族はとりあえず虐殺
しよう』みたいな」と発言していたことが27日、分かった。
動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開された対談で語った。
直後に「やる気はないけど」とも付け加えた。》
また、別の動画では、人種問題を巡り、
《「差別やいじめは、神様がつくった摂理だ」と発言。
同時に「自然でいいんじゃないか。神様がつくった自然だ。人が人を殺したりする
ことも神がつくったシステムだから」》とも。
確かに、頂けない発言です。
ジェノサイド(民族大虐殺)を想起させる内容です。
まずは、こうした発言に対して、受け取る側も感情的なやり返し、言い返しにならず、
しっかり反論すべきものは反論して行くべきかと。
『答えより 問いを探して』 ― 17歳の特別教室 ― 高橋源一郎著 講談社刊
を、読んでみました。
本の帯には
〈疑ってみよう。 大人前夜のきみたちへ。〉
と記されています。
この本は、「きのくに国際高等専修学校」にて、2018年6月10日~11日に行わ
れた特別授業を元に再構築されたものだそうです。
私の好きな作家の一人・高橋源一郎氏のユニークな授業の語り口に、私も、生徒になった
思いで、読んで(付き合って)みました。
授業内容は、「答えより問いを探して」です。
以下、本の中からの勝手な抜粋です。
《・・・何かの答えを出すには、日々、自分自身に誠実に向かい合い、考えると
いうことをしつづけるしかないんだ・・・》
《・・・先生の役割って、一つの狭い常識のなかで生きている人に、そうじゃな
いよと教えてくれて、でも、その答えは自分で見つけなさいよ、と言ってくれ
ること・・・》
また、「常識ってなんですか?という生徒の質問に
《いい質問だなあ。
社会の多数派の人たちが「正しい」と考えていることですね。
でも、それがほんとうに「正しい」のかどうかはわからないけれどね・・・
「それは常識だよ」・・・そういう発言をする人は、その人が多数派の世界に
住んでいる、ということですね・・・》
私にしては、面白く読めましたし、82歳になったからといって、まだまだ本当に
「知るべきこと」など、自分のアタマでしっかり考えていないことを痛感させられ
ました。
〈ゴマメのばーば〉