各地で安保法案に対する反対集会が開かれています。
昨日(30日)、私もJR駅前での集会へ参加しました。
「国会10万人・全国100万人大行動」の地方集会です。
あいにくの小雨模様、集会中央の広場に傘をさしての参加は、
じわっと 湿気が身体全体に滲み通りました。
私は〈ゴマメの一尾〉に過ぎません。
“参加してもしなくても、大勢への影響などあるまい”
天候も、いまいちだし、風邪でも引いたら…………。
朝起きてそんなことを考えました。
でも、後になって後悔するのが嫌で、出かけました。
そんなところがホンネです。
知人の一人で障害を持っていらっしゃるHさんも車イスでの参加。
挨拶に立ち、法案の反対を訴えました。
私などより、雨の影響は強く身体に受けたはずです。
「ご苦労さま 良くやってるね」
と、ご挨拶をしましたら、
『アッ、ハッ、ハッ、いやぁ しばらく』
と、元気な声が返ってきました。
Hさんは、昔から豪快な笑い方を なさる方です。
指導者としての気質を十二分に保持していて、周囲を明るくさせる男性なのです。
私は若い頃、かなりヘビースモーカーでした。
どこへ行ってもタバコが手離せません。
(嫌煙に関しては、現在ほど厳しく言われていませんでした)
とある集会で、私が、タバコの入ったバックを、室外に置き忘れてしまったのです。
取りに行きようもない混雑さの状況でした。
彼は、さっと手と目で仲間の方たちに指示して、
順送りで私に灰皿を添えてバックを届けてくれたのです。
その時、
“あぁ、障害者は私だ”
と実感したことを覚えています。
他人が欲していることを素早くキャッチし、行動に移す…………。
なかなか出来ないことです。
私などは、見ないふりをしてしまうことが多いのです。
そんな彼に出会えて、嬉しい「集会参加」となりました。
『がんばろうね またね』
と言って“さようなら”をしました。
私は、デモには不参加。
彼は、車イスで参加。
私の負けです。
「安保法案」には負けたくありません。
でも、彼に負けたことは、心地よい負けでした。
〈ゴマメのばーば〉
昨日(30日)、私もJR駅前での集会へ参加しました。
「国会10万人・全国100万人大行動」の地方集会です。
あいにくの小雨模様、集会中央の広場に傘をさしての参加は、
じわっと 湿気が身体全体に滲み通りました。
私は〈ゴマメの一尾〉に過ぎません。
“参加してもしなくても、大勢への影響などあるまい”
天候も、いまいちだし、風邪でも引いたら…………。
朝起きてそんなことを考えました。
でも、後になって後悔するのが嫌で、出かけました。
そんなところがホンネです。
知人の一人で障害を持っていらっしゃるHさんも車イスでの参加。
挨拶に立ち、法案の反対を訴えました。
私などより、雨の影響は強く身体に受けたはずです。
「ご苦労さま 良くやってるね」
と、ご挨拶をしましたら、
『アッ、ハッ、ハッ、いやぁ しばらく』
と、元気な声が返ってきました。
Hさんは、昔から豪快な笑い方を なさる方です。
指導者としての気質を十二分に保持していて、周囲を明るくさせる男性なのです。
私は若い頃、かなりヘビースモーカーでした。
どこへ行ってもタバコが手離せません。
(嫌煙に関しては、現在ほど厳しく言われていませんでした)
とある集会で、私が、タバコの入ったバックを、室外に置き忘れてしまったのです。
取りに行きようもない混雑さの状況でした。
彼は、さっと手と目で仲間の方たちに指示して、
順送りで私に灰皿を添えてバックを届けてくれたのです。
その時、
“あぁ、障害者は私だ”
と実感したことを覚えています。
他人が欲していることを素早くキャッチし、行動に移す…………。
なかなか出来ないことです。
私などは、見ないふりをしてしまうことが多いのです。
そんな彼に出会えて、嬉しい「集会参加」となりました。
『がんばろうね またね』
と言って“さようなら”をしました。
私は、デモには不参加。
彼は、車イスで参加。
私の負けです。
「安保法案」には負けたくありません。
でも、彼に負けたことは、心地よい負けでした。
〈ゴマメのばーば〉