二日と、半日、録画やネットで参院の国会中継を見ました。
疲れました。
安倍首相は、
『国民の皆様に分かりやすく、丁寧に説明をして、ご理解をいただく』
と言っていますが、国会での答弁を聞く限り、一方的な持論の繰り返しを述べているに過ぎません。
新しい資料が他党から提示されようが、
法案の矛盾点を指摘されようが、
何を言われようが、
答えになっていまいが、
ひたすらに、
『国民のいのちと平和を守るために………』
との文言を繰り返すのみ。
「ことば」を呪文の様に口に出し続けると、自らが、その「ことば」に呪縛されてしまうものです。
そうした「異常」さを、安倍首相の答弁に感じられてなりません。
30日、森まさこ自民党議員の安倍総理への質問、
『子育てのお母さんたちが、自分の子どもが兵隊に取られるのは嫌だと、
そういうふうに言っています。
総理、徴兵制はありえないと、明確な ご答弁を お願いします』
安倍総理の回答、
『徴兵制は憲法第18条が禁止する「意に反する苦役」に該当します。
これは、明確な憲法違反であり、徴兵制の導入は全くありえません』
森議員は、次の様に締めくくりました。
『二人の子どもの母親として、子育て中の お母さんから寄せられる不安へ、
総理から、しっかりとした ご答弁を お聞きすることが出来てありがとうございました』
私は、自民党ライブチャンネル『カフェスタ』でのトークを聞いている様な錯覚に陥りました。
身の上話を織りこんだ情緒的な質問へ、安倍首相は満足げに、いつもの文言を繰り返したのです。
私は、子育て中の若いお母さんではない一人の「ばーば」ですが、安倍首相の
『徴兵制の導入は全くありえません』
と言う言葉で、安心も、納得も得ることができません。
むしろ、欺瞞のことばに思えます。
70年保って来た憲法解釈を、変えてしまおうとする安倍政権です。
【国土を守り、国の平和と安全に貢献する兵役は、憲法第18条の「意に反する苦役」には当りません】
と、言い出すことなど、“お茶の子さいさい”でしょう。
側近の磯崎首相補佐官が、「法的安定性は関係ない」などと言っても、更迭さえしないのですから。
廃案を望みます。
〈ゴマメのばーば〉
疲れました。
安倍首相は、
『国民の皆様に分かりやすく、丁寧に説明をして、ご理解をいただく』
と言っていますが、国会での答弁を聞く限り、一方的な持論の繰り返しを述べているに過ぎません。
新しい資料が他党から提示されようが、
法案の矛盾点を指摘されようが、
何を言われようが、
答えになっていまいが、
ひたすらに、
『国民のいのちと平和を守るために………』
との文言を繰り返すのみ。
「ことば」を呪文の様に口に出し続けると、自らが、その「ことば」に呪縛されてしまうものです。
そうした「異常」さを、安倍首相の答弁に感じられてなりません。
30日、森まさこ自民党議員の安倍総理への質問、
『子育てのお母さんたちが、自分の子どもが兵隊に取られるのは嫌だと、
そういうふうに言っています。
総理、徴兵制はありえないと、明確な ご答弁を お願いします』
安倍総理の回答、
『徴兵制は憲法第18条が禁止する「意に反する苦役」に該当します。
これは、明確な憲法違反であり、徴兵制の導入は全くありえません』
森議員は、次の様に締めくくりました。
『二人の子どもの母親として、子育て中の お母さんから寄せられる不安へ、
総理から、しっかりとした ご答弁を お聞きすることが出来てありがとうございました』
私は、自民党ライブチャンネル『カフェスタ』でのトークを聞いている様な錯覚に陥りました。
身の上話を織りこんだ情緒的な質問へ、安倍首相は満足げに、いつもの文言を繰り返したのです。
私は、子育て中の若いお母さんではない一人の「ばーば」ですが、安倍首相の
『徴兵制の導入は全くありえません』
と言う言葉で、安心も、納得も得ることができません。
むしろ、欺瞞のことばに思えます。
70年保って来た憲法解釈を、変えてしまおうとする安倍政権です。
【国土を守り、国の平和と安全に貢献する兵役は、憲法第18条の「意に反する苦役」には当りません】
と、言い出すことなど、“お茶の子さいさい”でしょう。
側近の磯崎首相補佐官が、「法的安定性は関係ない」などと言っても、更迭さえしないのですから。
廃案を望みます。
〈ゴマメのばーば〉