ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『人を呪えば穴二つ』

2019-05-23 06:33:14 | 日記
呪った、などと言うことではありません。
でも多分に他人様(安倍首相)に対する「揶揄」的な文章内容でした。
内容は安倍首相の、「退位礼正殿の儀」の際の読み違えに関して5月19日にアップした
私のブログ「特段のお咎めもなく」に関する事柄です。
その部分についての再掲を。

 《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  「退位礼正殿の儀」の際の読み違えです。
  あれには驚きました。
  私は古い人間です。
  幼い頃、天皇は「現人神」と教え込まれました。
  学校でも、「奉安殿」の前を通る時は最敬礼をして通らなければなりませんでしたし、
  校長先生をはじめ各先生方も「勅語」等への気遣いは大変なものでした。
  ラジオ等でも皇室関係へのアナウンスには最新の敬意と注意を払っていたと伺って
  います。
  象徴天皇の時代で、安倍首相はラッキーでした。
  特段のお咎めもなく、「読み違え」で事が済んだわけですから。
  読み違いは誰にでもあります。
  安倍首相にお願いです。
  どうか、日本経済や外交問題には読み違いをなさらないで下さいませんか。》
と記しています
赤色部分は変換ミス。正しくは「細心」です。

暫く会っていなかった友人と会うことになり、最近の自分の状況を知らせるために、最近の
ブログ記事を幾つか印刷して持参しようと思い、見るともなしに目をやって誤りを見つけたの
でした。
変換ミスであれ、読み違えであれミスはミス。
不注意の致すところ、大いに反省と言うより気恥ずかしい思いになりました。
他人さまの「言葉」のミスに関して書いた記事で、自分が言葉のミスをしてしまうなんて、
まったく冗談にもなりません。
穴があったら入りたいくらい・・・
『人を呪えば穴二つ』
のコトワザを思い出しました。
ちょっと、ちがうかな・・・
『人のふり見て我がふり直せ』あたりが無難なところか。
とにかく、人さまのアラはよく見えるもので、自身のことはよく見えていない、いや見よう
としない、そんなところなのでしょう。

でも、政治のあり方に関しては、異を唱えるべきことに対してしっかりもの言いを続けようと
思っています。
                       〈ゴマメのばーば〉
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『賄賂をもらえば理性を失う。』

2019-05-22 06:17:54 | 日記
毎年4月に開かれる首相主催による「桜を見る会」の参加者が増え続けているそうです。
もちろん開催のための費用も増え続けているとのこと
「園遊会」でもあるまいし、多額の予算を使って派手にやる必要はない様な気がします。
支出は当初予算の3倍にも膨れ上がっているというではありませんか。
共産党の宮本徹衆院議員が、
「安倍政権を応援しているネット局の出演者など、政権に近い人をどんどん招いている。
国民の理解が得られないのではないか」
と批判しているそうですが事実でしたらとても国民の一人としては納得できません。
政権拡大に利用しているとしか思えません。
権力のある者から言葉をかけられれば、人は悪い気持ちはしないはず。
     虐げられれば知恵ある者でさえ愚かになり
     賄賂をもらえば理性を失う。
          (コヘレトの言葉 7章7節)
こんなコトバもありますから。
招待を受けたりすれば、様々な返礼(政権協力)を考えたくなるはずです。

毎日新聞が18、19両日に実施した全国世論調査によりますと
 〈安倍内閣の支持率は4月の前回調査から2ポイント増の43%。
  不支持率は同6ポイント減の31%。
  支持が不支持を10ポイント以上上回るのは、18年2月の調査以来。〉
とのことでした。
様々な問題を孕む内閣ですが、国民の支持率が高いということになれば、政策の非、
云々を指摘してみても力がありません。
私としては、残念です。

 《内閣府が20日、発表した2019年1~3月期の国内総生産の速報値は、
  物価の変動を除いた実質で前期比0.5%増、この状態が1年続いた場合の
  年率換算は2.1%増となり、2四半期連続のプラスだった。
  中国経済の減速で輸出が落ち込んだほか個人消費も停滞したが、輸入が
  大きく減少し成長率を押し上げた。》  (毎日新聞2019年5月20日)
とも報じられました。
 《個人消費と設備投資は2四半期ぶりに減少。
  輸入の減少も内需の弱さを反映しており、景気の実態は数字ほど良くない可能性が
  ある。》
との見方もありますが、政府が強気になることは確かです。

安倍総理は、トランプ大統領の来日の際、大相撲の観戦、それも「土俵近くの升席」での観覧。
幕内優勝力士へは、「特注のトランプ杯」を授与するとか。
安倍首相のなりふり構わぬメディア対策、アッパレというか、品が無いというか。
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祈るほかない深い「悲しみ」が

2019-05-21 06:27:44 | 日記
今日も、NHK朝ドラ『なつぞら』を観ました。
主人公のナツは、漫画映画を創ってみたいということで東京へ出ることになりました。
『みな 応援してるから 元気に行っておいで』
と、旅立つ者を、こうした祝福の言葉で送り出せるということは、当人はもちろん見送る
側も、やっぱり幸せな状況と言えるでしょう。
「ドラマを見ている人たちも、また、幸せな気分になるものね」
と、近くにいた長女に言いましたら、
「それって、お母さん、自分が今、特別困難な状況にないから言えるんでしょう。」
と指摘されました。

確かに、そうかもしれません。
暮らしの中で、日々訪れる悩みや、困りごとなどが無いわけではありませんが、背負い
きれない痛みを伴う程のモノはありません。
だから、ためらうことなく「幸福感」に共鳴版を打ち鳴らせるのかもしれません。
引き合いに出して申し訳ありませんが、交通事故等で愛する家族を奪われてしまった
状況に在る方であれば、ドラマを観て、「良かった 良かった」などと簡単には口には
出せないでしょうから。

私の敬愛する井上神父さま。
神父ということもあって、死に行く者を見とったり、悲しみに押しつぶれてしまっている
方々を見とることも数えきれないくらいあったはず。
神父さまの詩を一つ紹介させて頂きます。

    『病室での出会い』
                  井上洋治
     点滴にかこまれ
     酸素マスクをして
     無菌の病室で
     きみはぼくを待っていてくれた

     会えてうれしい
     会えてよかった

     ぼろぼろになった
     『余白の旅』※を枕もとにおいて
     やっとききとれるような声で
     きみはぼくに言ってくれた

     どうもありがとう
     そう言って
     そっと手をとったぼくに
     生まれて初めて会ったきみは
     咳きこみながら
     でも
     かすかに笑顔を見せてくれた

     病室をでるとき
     手をふりながら
     ぼくは心のなかで
     こう語りかけていた

     ここからは
     天国まで
     イエスさまが
     きみのおともをしてくださるからね
                        (一九九八年八月八日)

     
「痛み」も、「苦しみ」も、
   ここからは
   天国まで
   イエスさまが
   きみのおともをしてくださるからね
と、祈るほかない深い「悲しみ」が、世の中には数えきれないほどあるのです。
切ないことです。

    ※「余白の旅」井上洋治著 初版1980年9月1日 日本基督教団出版局 刊


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ハーモニー

2019-05-20 06:15:05 | 日記
日曜日でしたので教会へ行きました。
送ってくれることが多い近所に住む長女は所用があるため、本日はバスで行きました。
早めに家を出てゆっくりと歩き、いつもは通らない公園の脇を通りましたら、公園の
花木もすっかり緑を濃くしていましたので、「こんにちは」と言いました。
公園の前の一角は以前田んぼで、季節ごとに田植えや稲刈りなどが見られたのですが、
数年前から空き地になってセイタカアワダチソウやヨモギなどが生え繁っていました。
今朝見ますと、砕石が敷き詰められていたのです。
駐車場にでもなるのかしらん、と思いながら通りすぎました。
バス停近くにある畑も年を経るごとにアパートが建ったり、一戸建ての家が建ったり
して空き地のスペースがどんどん狭くなっていきます。
西の山並みや南西に見える那須連峰なども建物の陰になって見えません。
淋しい気がしますが、仕方のないことです。
でも、あれやこれや、考えるともなくブラブラ歩くのは気持ちのいいものです。
心が落ち着きます。

教会での説教題は 『こころを一つに』でした。
人には様々な違いがあっても音楽での合唱の様にメロディーを奏でられれば、と。
違いを責めるのではなくハーモニーをと。
そうありたいなあ、と考えながら聴いていましたが、つまらない理屈をこねる私は
思うのです。
でもさぁ、完全和音だけの音楽って、美しいかもしれないけど物足らなくないかしら。
セブンスコードなど無かったら飽きちゃいそう。
しかし、音楽理論など分からないけど、セブンスコードも完全和音を目指すことだし・・・。
やっぱりハモルことが重要かと、少々気恥ずかしいような理屈をこねながら説教を
聴いていた私です。

ひ孫のUちゃんは、パパ ママ と一緒にディズニーへ行って来ました。
スカイツリーにも上った模様です。
パパから沢山の写真が送られて来ました。
お天気にも恵まれたようです。
この二日間、くだらないことでいがみ合っていた〈ひい爺さんと、ひい婆さん〉でしたが、
「良かった 良かった」
と写真を眺めながら肯き合っています。

本日晴れ でした。
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特段のお咎めもなく、

2019-05-19 06:17:53 | 日記
やっぱり部屋の模様替えなどをして疲れました。
今日になって体のあちこちに痛みが走ります。
我慢できない痛みではありませんが、「痛み」はジワリと心身を萎えさせます。
お天気は良好ですが、買い物へ行く必要もなく洗濯もナシ。

まずは新聞をゆっくり読みました。
普段は飛ばしてしまうのですが、クロスワードなどもやってみました。
『読み違いことわざ』などと言うのもあります。
ことわざ・慣用句の幾つかを読み間違っているので正しい漢字に直しましょう、という
出題です。
  ①  ぜんはきゅうげ
  ②  しょくゆびがどうく
  ③  きのめにもるい
  ④  ひつかなめははつみょうのぼ
答えは、書く必要もないでしょうから省略。

ただ、私は人の悪いことに安倍首相の「読み違い」などを思い出してしまいました。
「退位礼正殿の儀」の際の読み違えです。
あれには驚きました。
私は古い人間です。
幼い頃、天皇は「現人神」と教え込まれました。
学校でも、「奉安殿」の前を通る時は最敬礼をして通らなければなりませんでしたし、
校長先生をはじめ各先生方も「勅語」等への気遣いは大変なものでした。
ラジオ等でも皇室関係へのアナウンスには細心の敬意と注意を払っていたと伺って
います。

象徴天皇の時代で、安倍首相はラッキーでした。
特段のお咎めもなく、「読み違え」で事が済んだわけですから。
読み違いは誰にでもあります。
安倍首相にお願いです。
どうか、日本経済や外交問題には読み違いをなさらないで下さいませんか。

「令和」フィーバーを、起こしたからと言って、「令和」初の同時選挙などとフィーバーに
あやかろうとしている動きも見受けられます。
「解散の大義」など、私にはない様に思えます。
                          〈ゴマメのばーば〉
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