原発の再稼働は「一にも 二にも」防災の視点で考えてほしいのです。
防災とは、
「災害から いのちを守る」
それが目的の手立てだと思うのです。
政府は28日、
「南海トラフ巨大地震の「津波避難対策特別強化地域」と「防災対策推進地域」、
首都直下地震の「緊急対策区域」のいずれか、または複数に指定した自治体は、
計1000区市町村近くに上った。」
との発表をしました。
防災・減災対策の成否が「国の存亡に関わる」ということで、国や指定自治体には
何が求められるのかとの概要がまとめられたということです。
人間にとっては、あってほしくない自然災害です。
でも、地球も生きもの、時には、背伸びや あくびもすることでしょう。
自然は人間の想定をはるかに超えた『想定外』をもたらすものです。
私たちは、地球に住まわせていただいている生きものとしての人間にすぎません。
生きて行くためには、減災対策と、備えは、十分しなければいけないと思います。
でも、完璧に自然を淘汰するなどと考えるのはごう慢と言うものでしょう。
『逃げる』ということも、常に考えて置かねばならないのではないでしょうか。
それは「知恵」と言えるものかもしれません。
さて「原発」の災禍についてです。
「原発」は、人間が未だ制御する力を持っていない「消せない火」なのです。
NHKの『軍師官兵衛』を観て、ふと考えました。
官兵衛が、事に臨んで用いる「孫子」についてです。
たとえば、原子力の持つマイナス要因を、「打ち負かすべき敵」だと想定した場合、
『彼を知り己を知れば、百戦して殆からず』とした「孫子」ですから、
まずは「敵」たる「原発」についての分析を、冷徹に行うことでしょう。
そして、
【「高レベル廃棄物」の処分すら目途が立っていない現実
廃棄物の「10万年間地下保管」
具体的には、これからの研究を待つ。】
などという方策しかもっていないことを知ったら、
「孫子」は、ただちに言うでしょう。
『走るを上と為す』と。
(勝算が立たない時は、逃げるのが上策)
『孫子』を中心とする中国兵法『三十六計』には、勝てなかった場合の方策として、
その三十六番目に『走るを上と為す』と書かれているそうです。
〈三十六計逃げるに如かず〉です。
「消せない火」は、使わないことが上策。
〈ゴマメの一尾〉にしか過ぎない私も そう考えます。
防災とは、
「災害から いのちを守る」
それが目的の手立てだと思うのです。
政府は28日、
「南海トラフ巨大地震の「津波避難対策特別強化地域」と「防災対策推進地域」、
首都直下地震の「緊急対策区域」のいずれか、または複数に指定した自治体は、
計1000区市町村近くに上った。」
との発表をしました。
防災・減災対策の成否が「国の存亡に関わる」ということで、国や指定自治体には
何が求められるのかとの概要がまとめられたということです。
人間にとっては、あってほしくない自然災害です。
でも、地球も生きもの、時には、背伸びや あくびもすることでしょう。
自然は人間の想定をはるかに超えた『想定外』をもたらすものです。
私たちは、地球に住まわせていただいている生きものとしての人間にすぎません。
生きて行くためには、減災対策と、備えは、十分しなければいけないと思います。
でも、完璧に自然を淘汰するなどと考えるのはごう慢と言うものでしょう。
『逃げる』ということも、常に考えて置かねばならないのではないでしょうか。
それは「知恵」と言えるものかもしれません。
さて「原発」の災禍についてです。
「原発」は、人間が未だ制御する力を持っていない「消せない火」なのです。
NHKの『軍師官兵衛』を観て、ふと考えました。
官兵衛が、事に臨んで用いる「孫子」についてです。
たとえば、原子力の持つマイナス要因を、「打ち負かすべき敵」だと想定した場合、
『彼を知り己を知れば、百戦して殆からず』とした「孫子」ですから、
まずは「敵」たる「原発」についての分析を、冷徹に行うことでしょう。
そして、
【「高レベル廃棄物」の処分すら目途が立っていない現実
廃棄物の「10万年間地下保管」
具体的には、これからの研究を待つ。】
などという方策しかもっていないことを知ったら、
「孫子」は、ただちに言うでしょう。
『走るを上と為す』と。
(勝算が立たない時は、逃げるのが上策)
『孫子』を中心とする中国兵法『三十六計』には、勝てなかった場合の方策として、
その三十六番目に『走るを上と為す』と書かれているそうです。
〈三十六計逃げるに如かず〉です。
「消せない火」は、使わないことが上策。
〈ゴマメの一尾〉にしか過ぎない私も そう考えます。