ドラマの悪（わる）ヤクザの世界ですか。

　今日も、時折雨がパラつきましたので散歩へは行きませんでした。
　でも郵便局へ行き、その足でドラッグストアへ寄り、少々買い物をしてきましたの
　で、まあまあな散歩にはなったかもしれません。

　昨晩、孫一家はホタルを見に行きました。
　湿度も高い日でしたから、けっこうホタルは飛んでくれるのではないかと期待をし
　ていましたが予想通り飛んでくれたようです。
　自分が観て来たわけでもないのに、もうすっかり暗くなっている山あいの流れに沿
　ってホタルの飛び交う姿を見た様な気分になっている私です。
　孫たちは、「里山を守る会」のメンバーに案内され、毎年この時期に訪れています。
　ひ孫のＵちゃんは、昨年のことを覚えていて、
　「お山　暗かったよ　怖かった　ホタルは　ポッ　ポッ　ポッ　って飛んだ」
　と、出かける前に話してくれたのですが、今年は、案内人の方と一緒に楽しく観て
　来た様です。
　帰りに、玄米で拵えた「玄米餅」を買ってきてくれましたので、今日、きな粉餅に
　して美味しくいただきました。
　素朴な甘さが口の中だけでなく体全体に行き渡る様な気がしました。
　こんな味が私にとっての健康食って言うのかもしれません。
　心も安らかになりますから。
　ドラックストアに隣接する八百屋さんから、ジャガイモ（子芋）を１袋１２０円で
　買ってきました。
　皮付きのまま油で揚げて、甘辛い味噌をからめて出来上がり。
　こちらも、昔懐かしい味でした。

　河井克行容疑者と、妻で参院議員の案里容疑者が公職選挙法違反（買収）容疑で逮
　捕された事件関連のニュースですが、
　　《安倍さんから」と言われ、現金を渡されたと証言した広島県府中町の繁政
　　　秀子町議（７８）が２９日、辞職した。
　　　現金を受領したと証言した地元議員の辞職は初めて。
　　　・・・中略・・・
　　　繁政町議はこれまでの取材に、昨年５月に広島市内の案里議員の事務所で
　　　「安倍（晋三）さんからです」と言われ、３０万円が入った封筒を手渡さ
　　　れたと証言。
　　　首相の名前を出され断り切れず、返金もできないままになっていたと述べ
　　　た。》　　　　　（６/２９　 １２：１１配信　朝日新聞デジタル）
　と、報じられていました。
　コロナが全世界で１０００万人を超えた、と言うニュースも怖いニュースですが、
　日本の現政権の中で、こうしたことが行われているのもコワーイ話です。
　何ですか、これ。
　ドラマの悪（わる）ヤクザの世界ですか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉

いっぱいホタルが飛んでくれればいいなあ、と。

　２８日、全国では１１２人、東京都では緊急事態宣言解除後で最も多い６０人の感染
　者が出ました。
　都内では、全体の６割が感染経路不明。年代別では２０代と３０代の若者の感染が目
　立っているとのこと。

　専門家の先生方によりますと、我が国は集団免疫もなく拡大の恐れがあるという事で
　す。
　世界的にも感染者は増加の一途辿っていますし不安の要素は尽きません。
　そこに来て、世界的には新型コロナウイルス感染拡大の一方、バッタ被害が深刻化し
　ているそうです。
　　《アフリカ東部で大発生したサバクトビバッタの大群は、アラビア半島からイラン、
　　 インド、パキスタンまで拡大。
　　 今回の大発生は、アフリカに壊滅的な被害をもたらした７５年前に匹敵する。》
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（毎日新聞６/２７）
　などとも報じられています。
　散歩で、田んぼ脇の道を歩きながら、「日本の食料自給率」の低さなどがアタマを過
　ります。
　『天災は忘れた頃にやってくる』どころか、忘れないうちに重なり合ってやって来る
　のかもしれません。
　政治も、個々人も、今自分にできる備えをなすことが求められている気がします。

　今日は日曜日、昨週に倣って一人での家庭礼拝をしました。
　先週から教会での礼拝も、いろいろとコロナ関係での制約はありますが、開かれてい
　ます。
　私は諸事情もあり、暫くは現在の形の家庭礼拝を続けることにしています。

　午後からは晴れて来ましたが、蒸し暑い一日でした。
　私がガラケーからスマートフォンに替えたいので相談に乗って欲しいと上の孫に頼ん
　でおいたところ、今日の夕方近くに来てくれました。
　一緒にauショップへ行ってくれるのですが、予め私の希望等を把握するための問診
　みたいなものです。
　こうしたデジタルな機器には、トンと弱い私ですので、単独で直接ショップへ入った
　りすれば、何を選んでいいものか分からなくなってしまいますから。
　それに、私は店の方の説明もよく理解できないのでは、との不安もあります。
　予算のことなども話し、週明けにショップへ同行してくれることになりました。
　
　考えて見ますと、この孫が、電子辞書をプレゼントしてくれたことから始まり、タブ
　レット・パソコンと、何とかいじれるようになったのです。
　ありがとうです。
　夜泣きをした孫、３０歳の横顔をしみじみ眺めました。
　そして何よりものプレゼント、今日は、ひ孫のＵちゃん、Ｔちゃんも連れて来てくれ
　たことです。
　スマートフォンに関する孫の説明なども上の空で、這い這いが上手になったＴちゃん
　を抱っこしたり、おどけてみせたりしていた私です。
　とてもいい日でした。
　孫一家は、暗くなってからホタルを見に行きました。
　いっぱいホタルが飛んでくれればいいなあ、と夜空を眺めた私です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉

家々の窓から漏れ出る明かりを、

　快晴とは言えませんが、久々に朝からお日様が顔をで出してくれましたので、少し
　厚手で大きい衣類の洗濯をしました。
　洗濯は嫌いではありません。
　あの爽やかな洗剤のニオイが好きですし、乾き上がった洗濯物を畳む時は、何かし
　ら安らぎにも似た満足感を覚えます。
　梅雨の真っ最中です。
　各地の大雨情報などがニュースで流されますと、その降雨量の多さに驚くばかり。
　改めて「地球温暖化」について考えさせられたりしています。

　今日は、気温が３０度を越す予報ですし、洗濯物もベランダに出しました。
　俄雨でも降ったら、さあ大変、となります。
　そんなわけで散歩はお休み。
　稲の生育具合や、田んぼを渡る風にも当たって来たかったのですが、家に居まし
　た。
　本も読みたかったのですが、先日夜中に読んでいた文庫本の小さな文字のせいで
　しょうか、いまいち目の具合がよくありません。
　全体的にぼやけて見えるのです。
　まずは、目に休養を与えなければ、と、ガマンの子（ばぁさん）の一日でした。

　暮れ方、ベランダから垣間見える西山を眺めていました。
　そこここの家に明かりが灯りはじめました。
　星野道夫さんのことなどを、ふっと思い出したのは、昨晩「クマ」に関わるニュー
　スなどを観たからなのでしょう。
　夕暮れは、夏であっても、冷たい冬の日であっても、何かしら人と人との触れ合い
　を思い出すものです。
　コロナに係わる暮らし方で、人と人との出会いや触れ合いが少なくなってしまって
　いる昨今です。
　夕暮れの電車に乗って、車窓から家々の窓から漏れ出る明かりを目にすることなど、
　数ヵ月以上ありません。

　　《昔、電車から夕暮れの街をぼんやり眺めているとき、開けはなたれた家
　　　の窓から、夕食の時間なのか、ふっと家族の団欒が目に入ることがあっ
　　　た。
　　　そんなとき、窓の明かりが過ぎ去ってゆくまで見つめたものだった。
　　　そして胸が締めつけられるような思いがこみ上げてくるのである。
　　　あれはいったい何だったのだろう。
　　　見知らぬ人々が、ぼくの知らない人生を送っている不思議さだったのか
　　　もしれない。
　　　同じ時代を生きながら、その人々と決して出会えない悲しさだったのか
　　　もしれない。》
　　　　　　　　　　　　　（星野道夫著　『旅をする木』より）

　教会も休んでいますし、友人とも会っていません。
　散歩で、たまにすれ違う方とも、距離を置いてすれ違ったり・・・・
　何だか、空気まで希薄に思えて来ます。
　懐かしいもの達との出会いを恋しがっている夕暮れの私でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉

『Ｗe 留守』

　今日も梅雨らしい天候の一日でした。
　午前中は、欠けてしまった義歯の修復等のため、歯科医院での施療を受けてきました。
　歯科の先生も、ドンドン治療を進めて下さいますので、そんなに日時をかけずに、治
　療は終了となる見込みです。
　ありがたいことです。
　歯科医院までの往は近所に住む長女が送ってくれましたが、帰りは歩いて、スーパー
　へ寄り買い物などをしてきました。
　散歩を続けているせいか脚力がついたようで、坂道も、そう苦にはならずに歩くこと
　ができるようになりました。
　まさか、オリンピックの選手になどはなれませんが、「継続は力」であることを実感
　しています。
　コロナ騒動で嬉しいことはあまり無いのですが、脚力がついたという事は嬉しい限り
　です。
　長女の言です。
　「お母さん、転んでも　ただでは起きないモノね」
　ですと。
　でも、早くコロナが治まって、電車でブラリと出かけたい思いが募っています。

　新型コロナウイルスのＤＮＡワクチンを開発している製薬ベンチャー「アンジェス」と
　大阪市大は２５日、市大病院の審査委員会で治験計画が承認されたと発表しました。
　　《新型コロナワクチンについては米国や中国、英国などですでに治験が進んで
　　　いるが、国内では初となる見通し。
　　　大阪府は当初、市大病院の医療従事者を対象に行うとしてきたが、特定せず
　　　に治験者を募る方針となっている。
　　　治験が行われるのは、アンジェスが森下竜一・大阪大教授らと共同開発して
　　　いるワクチンで、ウイルスの遺伝子情報を環状のＤＮＡに組み込んで投与す
　　　ることで、体内で抗体ができる仕組み。》（毎日新聞　６/２６）
　とのことです。
　とにかく、ワクチン開発のニュースになりますと、胸がワクワクします。
　「あーした　天気に　なーれ」ならぬ「あーした　ワクチン　でーきて」
　という思いです。
　このところ新たな感染者数が増えていますから、より一層ワクチン開発に望みを託
　したいところです。

　先だって、東京渋谷の「忠犬ハチ公」がマスクをしている映像をテレビで見ました。
　その後、どうなっているかはわかりませんが、ハチ公に感染さたくないと思いやり
　かも知れませんが、何かしら違和感を覚える私です。
　道端のお地蔵さまにもマスクがかけられているのも目にしました。
　お地蔵様に頭巾などかぶせたりはしますが、こちらも何とも微妙。

　「パソコン」のウイルス対策に、お祭りで頂いた紅白豆絞りの手拭いでマスクをつ
　くって掛けてやろうかな」
　と、連れ合いに言ってみました。
　返事ナシ。
　バカバカしかったのか、耳が遠くなったものか。
　でも、こんなことを言い続けると、
　「うるさい　そのお喋りにマスクをかけろ」
　と言われそうです。

　でも、一人でのコトバ遊びは尽きません。
　「コロナウイルス」が家に侵入しないための「お守り札」など、どうだろう、とか。
　人が住んでいなければ、ウイルスも入って来たりはしないだろうから、お札には、
　『Ｗe 留守』と記入し、お神酒（アルコール消毒液）も供える。
　・・・endless・・・

悲しいニュースでした。

　悲しい、ニュースです。
　東京町田市で２歳になる長男を布団で巻いて殺害したというニュースです。
　３１歳の母親は、「近所に息子の泣き声が聞こえないか気になって布団で巻いた」
　と供述。
　殺意は無かった、と述べているとのこと。
　長男は生まれた時から体が小さく、現在も通院が必要な状態だったようです。
　私の想像ではありますが、夜中にグズって泣き止まないことなども多かったのでは
　ないでしょうか。
　母親は、近所への気兼ねもあり、日々育児にはご苦労なさっていたことでしょう。
　何とも切ない事件です。

　私の孫（現在３０歳）も、一歳間近な頃、夜泣きをしました。
　当時、母親（私の長女）は会社に勤務していましたし、私もまた在職中でした。
　長女夫婦はアパートに住んでいましたので、夜泣きが始まると、近隣に気遣って赤
　ん坊を抱いて夜の戸外、自宅付近を、あやしながら歩く日などが続いていました。
　たまに、私たちの家に長女と孫を泊め、夜泣きが始まると、私たち夫婦が孫をクル
　マに乗せて夜の郊外を走ったりもしたものです。
　クルマの走行音が子守歌にでもなるのでしょうか、孫が寝入りますと家に戻り、静
　かに寝かせつけたりの日々が、けっこう続いたものでした。
　近くに住んでいましたから、そうした手助けもできましたが、今回、我が子を意な
　らずも殺めてしまった母親は、近くに手助けになる人が存在しなかったのでしょう。
　かわいそうです。
　でも、罪は償わなければいけません。
　早く、更生してほしと思います。
　亡くなった男の赤ちゃんに合掌いたします。

　国会は、閉会中ですが、閉会中審査の形で衆院経済産業委員会が開かれました。
　　《委員会審議では、野党が河井克行前法相と妻の案里参院議員の公職選挙法
　　　違反事件を取り上げた。
　　　ところが富田茂之委員長が「今回はコロナ対策の委員会としてセットされた」
　　　と質問自体に疑義をはさんで審議が再三止まる場面があった。》
　と、報じられています。
　国会は、コロナ禍が続いているにもかかわらず、会期を延長することもなく閉じ
　られてしまいました。
　〈野党が安倍晋三首相の出席を求めているのに与党が拒否している。〉
　これは、「首相隠し」そのものではありませんか。

　安倍首相は、
　　　２４日夜、自民党の二階俊博幹事長と東京・赤坂の日本料理店で会食。
　　　同日昼には公明党の山口那津男代表と首相官邸で昼食を共にする。
　等々、会合を増やし始めているそうです。
　「政局モード」に入った、ともみられていますが、まずはコロナ対策と、様々な
　与党議員の不祥事に、しっかり説明責任を果たして貰いたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉