ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

明日へ続けて行きたいものは、

2019-04-30 06:31:03 | 日記
この時期、行楽地へは行かないことにしていましたが、孫・ひ孫・夫、そして私の4人で、
裏磐梯方面へ行って来ました。
孫が誘ってくれました。
孫がまだ三歳の頃、何度か連れて行った裏磐梯高原ホテルのロビーです。
あれから26年経ちました。
今、孫の子ども・私にとってはひ孫を伴って、同じロビーの窓から磐梯山と庭と沼を眺める
ことができることは嬉しい限りです。

ひ孫のUちゃんは、レアチーズケーキとリンゴジュース。
連れ合いは、アメリカンコーヒ、のみ。
私と、孫はブルーベリータルトとのコーヒーセット。
味わい、眺めたものは、来し方の様々な想いの映像だったかもしれません。
平成の終わり、今与えられている健康に感謝です。
そして、孫と ひ孫のUちゃんに ありがとう を。

27日の教会礼拝は、「復活節第2主日礼拝」でした。
世界には戦火や略奪、暴虐が数々存在しています。
でも私たちの間に立ったイエス様が、
【あなたがたに平和があるように】と言って下さっていますから、現実は厳しくとも、
「主に委ねて」生きて行こうと思っています。
僅かな働きであっても、平和のために何かをし続けようかと。

教会員のAさんが、「令和」の焼き印が押された大きなドラ焼きを沢山届けて下さった
ので私も頂きました。
梅の入った甘くて、ちょっと酸っぱいおいしいドラ焼きでした。
そして、心の中で「令和」の文字を「平和」に書き換えてみました。
【シャローム】※と。

平成は、本日で終わります。
明日へ続けて行きたいものは「平和」への思いと、小さなそのための働きです。

讃美歌「やすかれ、わがこころよ」を歌いながら、私の「平成」は幕を閉じます。
     やすかれ、わがこころよ
    なみかぜ猛るときも、
    恐れも悲しみをも
    みむねにすべて委ねん。
    み手もてみちびきたもう
     のぞみの岸はちかし
と。
      ※  ヘブライ語で「平和」を意味する言葉。ヘブライ語の挨拶のひとつでも。

  フィンランディア賛歌 = シベリウス
 
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日給や時給で働いている人たちの収入減は?

2019-04-29 06:23:35 | 日記
20年以上も前に退職している私です。
「10連休」などといっても、特段の事はありません。
でも、4月の末から5月上旬にかけては、何とも風薫る香しい季節です。
どこかへ出かけたい気分にはなりますが、指定されたイベントにでも参加するのでない限り
出かけません。
行楽地は込み合いますし、アクセスそのものが容易でありませんからから、連休が終わり
まだ梅雨には早い時期に出かけるようにしています。

孫たちは、「だって、毎日が日曜日なんでしょう」と、私たちが暇人のごときもの言いを
しますが、そんなことは決してありません。
家事も毎日しなければいけませんし、あれやこれやと忙しく、ヒマを持て余しているわけ
ではないのです。

JRの駅構内にある食品館での買い物の為に駅に行きましたら、やっぱりいつもの日よりは
混雑していました。
親子連れが目立ちます。
〈いってらっしゃーい 楽しい時を過ごしてきてね〉
そんな思いで眺めました。

「10連休」といっても、職業によっては家族旅行などできない方々も多いのではないで
しょうか。
英誌「エコノミスト」元編集長・ビル・エモット氏は、「時代の風」(毎日新聞2019年4月
28日)で平成の30年間を振り返り、幾つかの指摘をしていますが、次のようにも述べられ
ています。
 《・・・3番目は雇用の不安定化だ。
  90年は約80%の従業員は正社員だったが、平成の終わりにはその数字は60%に
  落ち込み、残る40%は非正規・パートタイムに甘んじなければならない。
  固く守られた終身雇用に伴う金銭面での安心は、人口のかなりの部分で失われ、
  結果として婚姻率や出生率の低下にもつながっている。》
駅構内の雑踏の中で、しばらく足を休めて、周辺を眺めながら、上記の記事などを思い出し
ていました。
知人のヘルパーさんは、この10連休、大忙しで、〈家族旅行どころではない〉とボヤいて
いましたし、日給や時給で働いている人たちの収入減はどうするのだろう、などと考えて
しまいます。

くだらないハナシですが、転倒して拵えてしまった擦り傷、大したことは無いのにすっきりと
よくなりません。
傷の治りも反射神経同様、遅くなってくるものでしょうか。
子どもの頃、擦り傷の治療に使っていた「赤チン」。
多くの家庭が常備薬として備えていた懐かしい薬でしたが、〈国内生産が2020年末で
終わる〉とのニュースを先だって目にしました。
時代は変わります。
やっぱり、人生って「舞台」ですねー。
                            〈ゴマメのばーば〉
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巷に流れる「令和 れいわ レイワ」の声を、

2019-04-28 06:22:59 | 日記
「平成最後」、とかのコトバが巷に飛び交っています。
〈平成最後のラーメン〉
〈さよなら平成 記念セール〉
等々。
そして、願いや希望を織り込んだ「令和」の文字が入るリニュアル製品のコマーシャル等も。

昭和と呼ばれた時代を51年間、平成と言う時代を31年間生きてきました。
個人史的に思い起こせば、昭和の時代には戦争の災禍に遭遇、そして結婚、子供二人を
授かりました。
「平成」は、孫二人と、ひ孫一人に恵まれました。
振り返れば、困難なことも多々ありましたが、現在、それなりに生きていること、生かされて
いることを考えますと、
〈生きて来て良かった〉
そう思っています。

でも、へそ曲がりの私は、「令和」というコトバに特段の新しさとか、「時代が変わる」という
感慨は持っていません。
やって来る近未来に対して、「平和な世界・そして日本」と言う願いは抱き続けています。
とは言っても、私が見、触れることのできる日々の数は、そう多くはないはず。
ただただ、日々の時間を大切に味わって生きたいと願う日々が多いこの頃です。
新年を迎える時も、最近は「抱負」などとコトバからも遠ざかっていますから、まして元号の
変わりは私にとって昨日から今日へ変わる程のことにしか感じられないのです。

皇室では、陛下の退位にからんで様々な行事が執り行われている様です。
天皇皇后両陛下は、東日本大震災の際、私どもの町にもお運び下さり、心のこもった慰問を
して下さった姿が忘れられません。
南の島々も訪れて下さり、戦没者への追悼もなさって下さいました。
ご退位なされた後は、安らかな日々を過ごされますことをお祈りいたします。

かつて太平洋戦争の時代、天皇は「現人神」(あらひとがみ)で、「天皇は神聖にして犯す
べからず」と、教え込まれた私たちでした。
《一旦緩 急 アレハ義勇 公 ニ奉シ以テ天壤無窮 ノ皇運 ヲ扶翼スヘシ》とも。

私は、「天皇制」というものが、時の政府によって利用されることの無い様にとの想いと不安を
併せ抱きながら、巷に流れる「令和 れいわ レイワ」の声を聴いています。
                            〈ゴマメのばーば〉
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しっかり監視してください。

2019-04-27 06:25:52 | 日記
 《原発の新規制基準で設置が義務づけられたテロ対策の「特定重大事故等対処施設」
  を巡り、再稼働した原発を持つ関西電力、四国電力、九州電力の3社が施設設置が
  期限より遅れるとの見通しを示した問題で、原子力規制委員会は24日、期限の延長を
  認めないことを決めた。》 (毎日新聞2019年4月25日)
と、報じられました。
更田豊志委員長は記者会見で、
『差し迫った状況で当局に訴えれば、なんとかなると思ったのだとしたら大間違いだ』
『特段理由のない変更はしてはならない』
と、電力各社を批判、期限厳守も強調しました。

全くもってその通りです。
今後も、継続した適正な発言をして頂きたいと願っています。
原発の新規制基準は、航空機テロなどに備えた施設の設置を義務づけているそうですが、
その期限は、再稼働に向けた審査終了後5年以内で、これまで再稼働した原発は関西、
四国、九州の3電力で計9基、いずれも、施設は未完成とのことです。
原子力規制委員会が、延期を認めない方針を決めたのは、当然のことだと思います。
各電力会社は無責任に過ぎるのではないでしょうか。

そしてまた、
東京電力は、新たな在留資格「特定技能」の外国人労働者を、福島第1原発の廃炉
作業などに受け入れる方向で準備を進めているとのこと。
 《作業員の大半は何段階にも分かれた下請け企業に雇われている。
  東電には、発注元として末端まで管理の目を行き届かせる責任がある。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  外国人労働者に海外での被ばく経験がある場合、国内での被ばく量と合わせて管理
  する必要がある。
  ところが、海外での被ばく量は労働者の自主申告に委ねられている。
  的確な管理ができるか疑問が残る。
  労働者が帰国後に、被ばくが原因とみられる病気を発症した場合、労災申請を円滑に
  進めることができるのか。そんな心配も浮かぶ。
  廃炉作業へ外国人を受け入れるのなら、日本語能力の向上対策や被ばく管理体制の
  強化など、適切な受け入れ環境の整備が先決だ》
  と、毎日新聞4月24日の社説に記されていましたが、同感です。
  政府は、外国人労働者への労働環境について、しっかり監視してください。
                             〈ゴマメのばーば〉
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〈まだ、だいじょうぶ〉と。

2019-04-26 06:26:34 | 日記
池袋でのクルマの暴走。
被害者(夫)の記者会見は、こころが痛むばかりでした。
穏やかに話されていましたが、
〈ただただ涙することしかできず、絶望しています。〉
〈この先生きていく意味があるのかと自問自答しました。〉
この言葉は、慟哭そのものでしょう。
ただただ 合掌するのみでした。
何ものにも代えがたい愛する者を瞬時に取り去られた痛みは、残された者に加えられる
残酷な暴虐でしかありませんから。

かつて、私の知人も交通事故で幼い子供を失いましたが、その哀しみ嘆き様は、今でも
忘れられません。
親は、何十年経っても亡き子の年を数えるのです。

今回、事故を起こし加害者となった方の責任は問われなければなりませんが、同じ高齢者の
身である私にとっては人ごとではないのです。
私は運転免許証を持っていませんので運転による事故は引き起こしません。
連れ合いも、2年前に周囲からの説得で免許証を返納しています。

でも、日常生活の中で、折に触れ思うのですが、身体の劣化に比して「記憶」は伴わない
のです。
特に反射神経の劣化は、事故とまでは行きませんが、自損によるケガを招いてしまいます。
昨日、もう お終いになる椿の一輪を取ろうと庭石に足をかけ、上を向いて花に手を添えた
ところで体のバランスを崩してしまいました。
庭石に頭を打ち付けないようにと、とっさに体を捻りましたので、仰向けざまに転倒。
幸い、足首等のかすり傷で済みましたが、身体の劣化は無自覚なだけに怖いことを改めて
実感した所です。

連れ合いが、免許証を返納したのは、〈交通事故で、加害者になりたくない〉、この一点
でした。
本人も、すっきり思い切ったわけではないと思います。
〈まだ、だいじょうぶ〉
人間は、歳を重ねても、そう思いこみます。
それは、生きて行く原動力ともなることも確かですが・・・・・・。
でも、私どもも、考えました。
生活のクオリティが落ちたとしても、〈被害者の悲しみ・後悔と自責の念・社会的な
バッシング〉に耐えながら、予後の生を生きることは、より辛いのではないかと。
これは、高齢者が引き起こす事故に特化したことではありませんが。

クルマ、この便利なもの、でも人を殺めるに至る凶器にもなりかねない代物です。
老若男女を問わず、使用する者の責任としての自己管理が大切なのではない
でしょうか。
犠牲になられた若いお母さんと、三才の可愛い女のお子さまに、改めて合掌いたします。
                           〈ゴマメのばーば〉
コメント (2)
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