ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『口先介入』

2024-07-13 11:08:52 | 日記
株は保有していません。
もちろん投資家ではない私です。
年金と、わずかな預貯金で何とかこれからを生き延びていこうとしている高齢者です。
ですから、『不意打ち介入市場驚き』などと言う見出しを新聞紙面に見つけても、直接的にはそう驚きません。
でも、暮らしの中では物価高が家計に響いてきますから、全く興味がないと一蹴しているわけではありません。
日本の経済、世界の経済が私の暮らしにも無関係ではありませんから。
そんなことを思いながら久々の晴れ間に洗濯ものをたくさん干し、一人でアイスコーヒーを飲んでいます。
でも、「口先介入」などと言う字句を見ますと、自分の日常生活を思い出して思わず苦笑。
連れ合いが何かしようとした時、相談と言うことではなくとも、私に前もって話をしたりしますと、私はいつでも「口先介入」をします。
自分の手は動かさなくても、〈それはまずい〉とか、〈それはやめたほうがいい〉とか、否定的な言葉が多いのですが、かなりの頻度で「口先介入」をしています。
今日は土曜日。
学校も、そろそろ夏休みに入ります。
ひ孫のUちゃんたちにも2年生の夏休みが巡ってきます。
みんな みーんな、水の事故などに会わないで元気に過ごしてほしい・・・
これ、ひい婆の祈りに似た介入。
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悲しい人間

2024-07-05 11:11:32 | 日記
(静岡県で園児が送迎バスに取り残され熱中症で亡くなってしまった。)
そうした悲しい事故から2年が経ちました。
当時の園長先生は、業務上過失致死の罪に問われ、また担任の教師も禁固刑を言い渡されたと報じられています。
悲しい事故でした。
可愛らしい園児の顔を新聞で眺めますと、なんともやり切れない気分に襲われます。
裁判が終わって、園児のお父様が『ようやく終わった』、そう話されたと言うことですが、裁判は終わっても、愛する子供を奪いさられるように突然失った悲しみは一生消えないことでしょう。
なんとも切ない限りです。
新聞に載せられている園児の写真に向かって、「安らかに眠ってください」と手を合わせることしかできません。
園長先生にせよ、担任の先生にせよ、罪に問われる事はその責任から言って仕方のないことですが、園児を預かっていた頃は、どの園児に対しても優しい眼差しで日々接していらっしゃったのだと思います。〈園児の命をおろそかにする〉などとは思ってもいないはず。
有罪とされた先生方も重い悲しみと自己嫌悪に陥ってしまっているのではないでしょうか。
世間からのバッシングも感じていることでしょう。

そんなことを考えながら程よくエアコンの効いた茶の間で、一人コーヒーを飲んでいる私。
他人を思いやった気分でいる私も間違いを起こしやすい悲しい人間の一人です。

相田みつおさんの詩から・・・
  だれにだって
  あるんだよ
  ひとにはいえない
  くるしみが
  だれにだってあるんだよ
  ひとにはいえない
  かなしみが

  ただ だまっている
  だけなんだよ
  いえば ぐちになるから


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むすんで ひらいて

2024-07-01 09:16:20 | 日記
今年も半分が終りました。
後半、初めの日です。
ほぼ毎日アップしていたブログを昨年の9月で一区切りとして終了。
今は月に一二度アップしているに過ぎません。
たまに開くパソコンの動きが鈍く、私の身体と同じ状態になっています。
持ち主に似るものでしょうか。
パソコンのスキルと言えば、ワードに毛が生えた程度のものしか持ち合わせがありません。
今はタブレット端末から言葉を喋って入力などしています。
もう少し本が読みたいのですが、目が言うことを聞いてくれません。
でも無理はあまりしない方が良いので、一休さんではありませんが、〈休み休み〉ということで。
最近読んだ玄侑宗久さんの『むすんでひらいて』とても得るところがありました。
「むすんでひらいて てをうってむすんで またひらいて・・・」
長い間生きてきた慣習の中での思い込みや、人生観などと名付けてしまったものも、〈結んで 開いて また開いて 手を打って・・・〉それが人生なのかもしれません。
若い頃、さらっと読み過ごしてしまった『日本的霊性』(鈴木大拙著)、もう一度読み返してみようかしらそう思って、今日アマゾンに発注しました。
湿度の高いどんよりした梅雨の日です。

   
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「3分」???

2024-06-20 07:49:53 | 日記
昨日(19日)は、秋空のような青空が広がっていました。
台所で、キュウリをザクザクと切って辛子漬けを拵えていましたら、これも秋のような涼しい風が窓から入って来ましたので、すっかり爽やかな気分になりました。
でも、
国会での党首討論。
観るのもアホくさくなりました。
各党の持ち時間は、
 ☆立憲・・・・・26分
 ☆共産党・・・・4分
 ☆国民民主党・・3分
この持ち時間では「討論」の文字が「やめて!」と異議申し立てをすることでしょう。
国会中継までするなら、せめて最低でも30分程度の持ち時間とするのが常識ではないでしょうか。

連れ合いに頼まれた買い物をしてきました。
「領収書は?」
と、訊ねられましたので、
「10年後よ」
と、答えましたら、けげんな顔つきになった連れ合い。

井上洋治神父が創設された【風の家】の機関誌『風・プネウマ』が送られてきました。
神父様の詩が掲載されていましたので懐かしく味わいました。

  『願い』

  難しい神学は何一つわからないでも
  素晴らしい説教は何一つできなくても
  悲しくて泣いている
  一人の魂のかたわらで
  そっと一緒に泣いてあげることのできる
  そのような
  そのような人に 私はなりたい

  難しい神学は何一つわからないでも
  素晴らしい説教は何一つできなくても
  夕日に映える
  ぶなの木の林で
  小鳥たちといっしょに神の愛をうたう
  そのような
  その様な人に 私はなりたい

  難しい神学は何一つわからないでも
  素晴らしい説教は何一つできなくても
  誰一人通らない山の小路に
  それでも微笑みながら咲いている花のような
  そのような
  そのような人に 私はなりたい
   (『井上洋治全詩集』 イエスの見た青空が見たい より)


井上神父さまが、1950年5月 カルメル会修道院へ入るためにフランスへ渡る出発前に書かれた詩です。
「あなたのために 祈ります」
と言って下さった優しい声が聴こえて来るような気がします。

役立つことなど何ひとつ出来ない私。
でも、平和を祈りたいと思います。
ガザにも、ウクライナにも。
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【地にもなさせたまえ】と

2024-06-18 14:54:13 | 日記
大雨の降っている地方もありますが、当地方は涼しい日です。
歳を重ねたせいでしょうか、家事その他、日常の仕事がかなり億劫になったり疲れやすくなったりしています。
買い物なども嫌いではありませんが、ペットボトルを買ったりしますと、もうその重さにうんざりです。
でもやっぱり新鮮な野菜が欲しくて、野菜の豊富なお店にまで出かけて食料品を買い求めてきます。
疲れはするものの、医食同源が私のモットー。
こうして日々を過ごすことができるのはありがたいことではあります。
近くに住む長女が父の日に、おいしいお酒を届けてくれました。同時に私にもおいしい菓子類を。
なんでもこの6月、初めての年金を受給したとか。
62歳。まだ働いてはいますが、僅かな年金額ではありますが頂通帳記入をして確認したとのこと。
「私も年金受給者になったの」
そんなことを言いながら届けてくれたのです。
まだ働いている長女です。
東京在住の長男も本日61歳の誕生日。
何とかあと数年、二人とも〈働き続けられる健康と知恵とを与えて下さいますように〉と祈っている私です。
近くに住むひ孫のUちゃんがやってきました。
ピッカピカの1年生になったのは去年の四月。
しばらく来ませんでしたので、2年生になってどんな暮らしをしているのかしらなどと考えていましたが、元気でやってき来ました。
来るたびに背丈が伸びたような気がします 。
そしてダンスも見せてくれました。
YouTubeで曲目を検索する私の手つきを脇でもどかしげに指図したりして、『プリティーボーイ』と『ダンスホール』の2つをご披露してくれました。
昔だったら、2年生といえばまだお遊戯と言う言葉がぴったりのはず。
私の知らない曲をリズミカルに踊ってくれました。
時代が変わったものだと・・・
もう、あと2年程で私の背丈を追い越すかもしれません。
そんな日常を送っていますと加齢も悪くはないなぁと、静かに肯定できる日々です。
でもテレビをつけますと、戦火の中で傷ついて食べ物もない、そんな子供たちを目にしない日はありません。
早く平和が訪れてくれるようにと祈るばかりです。
【主よ み心の天になるごとく 地にもなさせたまえ]
そう祈るばかりです。
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