北朝鮮のミサイル発射で朝から騒々しかった一日が経って、昨日、民放等では「発射」に
対しての分析、今後の対応などに関して、コメンターが様々な持論を展開していました。
ミサイル発射には怒りを覚えますし、まして容認できるものではありません。
でも、Jアラート発信等の政府の対応にも、発信対象地域に居住する者の一人として
疑問を抱いています。
安倍首相は29日午前、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、記者団の取材に応じ、
『発射直後から北朝鮮ミサイルの動きは完全に把握していた。
国民の生命と安全を守る万全な態勢を取っている』
と、語りましたが、〈Jアラート発信〉が、まずは第一の安全対策だったのでしょうか。
対象地域に入っていた私の居住地で、私などは、何もできませんでした。
あの内容で何ができるというのでしょうか。
安倍首相様 並びに菅官房長官様、具体的に教え、指示していただけませんか。
ただただ、戦時中の敵機来襲にかかる警報を思い出すばかりでした。
そうした喧噪さの最中での新聞の記事ですが、
《防衛装備庁は29日、自衛隊の防衛装備品に応用できる大学などの最先端研究を
公募して助成する「安全保障技術研究推進制度」の配分先14件を発表した。
3年目となる今年度は、予算額が110億円と、昨年度の6億円から18倍に増額されており、
応募総数は104件と、昨年度の44件(配分先は10件)から倍以上に増えた。》
(毎日新聞2017年8月29日 21時42分)
と、報じられていました。
同制度に対しては、今年3月、科学者の代表機関・日本学術会議が、大学などの応募に
否定的な声明を出しています。
理由としては、
〈政府による研究への介入が著しく、問題が多い〉
と言うことです。
私も不安を覚えます。
まずは、「研究のため」と言って軍事にのめり込んでゆくのは、かつて通って来た道の臭いが
濃厚です。
今回のミサイル発射が、こうした道筋を正当化することにならなければいい、という思いに
駆られます。
『原子爆弾』も、早期に戦争を終結させるためということで、爆弾の持つ恐ろしい残酷さまで
科学者は容認してしまったのです。
『731部隊』の行った非人間的研究も、国家の大義の前には人間をモルモットに
したではありませんか。
北朝鮮のミサイル発射は、頭上を爆弾が飛んで行く怖さがありますが、
軍事予算増強という政策にも、怖さを覚えている〈ばーば〉です。
北朝鮮は、過去にミサイルを発射させた際、『人工衛星』だとか言っていました。
自衛隊の『防衛装備品』という名称も、他の国(日本人の私も)から見れば、
『武器』以外の何ものでもないのでしょう。
〈ゴマメのばーば〉
対しての分析、今後の対応などに関して、コメンターが様々な持論を展開していました。
ミサイル発射には怒りを覚えますし、まして容認できるものではありません。
でも、Jアラート発信等の政府の対応にも、発信対象地域に居住する者の一人として
疑問を抱いています。
安倍首相は29日午前、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、記者団の取材に応じ、
『発射直後から北朝鮮ミサイルの動きは完全に把握していた。
国民の生命と安全を守る万全な態勢を取っている』
と、語りましたが、〈Jアラート発信〉が、まずは第一の安全対策だったのでしょうか。
対象地域に入っていた私の居住地で、私などは、何もできませんでした。
あの内容で何ができるというのでしょうか。
安倍首相様 並びに菅官房長官様、具体的に教え、指示していただけませんか。
ただただ、戦時中の敵機来襲にかかる警報を思い出すばかりでした。
そうした喧噪さの最中での新聞の記事ですが、
《防衛装備庁は29日、自衛隊の防衛装備品に応用できる大学などの最先端研究を
公募して助成する「安全保障技術研究推進制度」の配分先14件を発表した。
3年目となる今年度は、予算額が110億円と、昨年度の6億円から18倍に増額されており、
応募総数は104件と、昨年度の44件(配分先は10件)から倍以上に増えた。》
(毎日新聞2017年8月29日 21時42分)
と、報じられていました。
同制度に対しては、今年3月、科学者の代表機関・日本学術会議が、大学などの応募に
否定的な声明を出しています。
理由としては、
〈政府による研究への介入が著しく、問題が多い〉
と言うことです。
私も不安を覚えます。
まずは、「研究のため」と言って軍事にのめり込んでゆくのは、かつて通って来た道の臭いが
濃厚です。
今回のミサイル発射が、こうした道筋を正当化することにならなければいい、という思いに
駆られます。
『原子爆弾』も、早期に戦争を終結させるためということで、爆弾の持つ恐ろしい残酷さまで
科学者は容認してしまったのです。
『731部隊』の行った非人間的研究も、国家の大義の前には人間をモルモットに
したではありませんか。
北朝鮮のミサイル発射は、頭上を爆弾が飛んで行く怖さがありますが、
軍事予算増強という政策にも、怖さを覚えている〈ばーば〉です。
北朝鮮は、過去にミサイルを発射させた際、『人工衛星』だとか言っていました。
自衛隊の『防衛装備品』という名称も、他の国(日本人の私も)から見れば、
『武器』以外の何ものでもないのでしょう。
〈ゴマメのばーば〉