ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

【地にもなさせたまえ】と。

2022-08-31 07:01:12 | 日記
今朝はスッキリ目覚めました。
昨晩は涼しくて、夏掛布団を用いてちょうどいい塩梅の気温だったからでしょう。
一日中、雨模様のどんよりとした一日でしたが、久々に快適に過ごせました。
身体のどこをも意識せずに過ごせた、ということは有難いことです。
痛いところがあったり、頭にホテリがあったり、倦怠感、胃の持たれ、等があれば、そこを意識して不快になったりしますが、それが無いわけですから。
久々に感じた嬉しい「不快感の無さ」でした。

「体感の悪さ」というか、何とも釈然としない不快さを覚えますのは、岸田政権の幹部と宗教団体・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係です。
私は一人のキリスト教徒です。
思想信条の自由の重要さは、よく知っているつもりです。
政治家に限らず、他人の思想信条が自分とは異なっていても、その権利は守られねばいけないと。
しかし、
《すべてをオープンにせず、報道されると前言を修正しつつ追認するという対応では、説明の信ぴょう性そのものが疑われかねない。》
《銃撃事件で死去した安倍晋三元首相は、関連団体のイベントにビデオメッセージを送っていた。参院選で教団の組織票の取りまとめをしていたという証言もある。》(毎日新聞 「社説」8/30)

等の記事にあるように、現政権に対する不信感を抱かざるを得ない思いです。
残念です。

そして、気にかかるのは、やっぱりウクライナの情勢です。
ザボロジェ原発の原子炉から100メートルの建物に爆弾が着弾したというではありませんか。
ロシア側は、ウクライナがやった、と言い、ウクライナはロシアがと。
いずれかが「ウソ」をついていることになります。
ロシア・ウクライナ、以外の「国」からの砲撃は、まず無いことでしょう。
戦争は何でもありです。
古今東西、国の内外を問わず、歴史を手繰って見れば情報合戦の無い戦などありませんから。

コロナの嵐が治まって、ウクライナにも平和が戻ることを祈ります。
 【主よ、みこころの天になるごとく 地にもなさせたまえ。
          われらの日用の糧を 今日も与えたまえ。】
と。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【クルマがあったらなぁ】と。

2022-08-30 06:46:16 | 日記
《岸田文雄首相は27日、新型コロナウイルス感染者の全数把握見直しについて「ウィズコロナに向けて新たな段階への移行策として、全国一律で導入することを基本として考えている」と明言し、特定の医療機関から報告を求める「定点把握」導入に向けた仕組みを検討する意向を示した。政府は9月後半の導入を検討している。》 (毎日新聞8/28)
と、報じられました。
また、首相は、
『無症状の感染者について「待機している途中で外出を可能とする対応などは議論して結論を出していきたい』
と、述べました。
つまり、感染者がマスク着用などの感染対策を徹底すれば、無症状の人が生活必需品を買いに出かけることを認める案を政府が検討している、ということでしょうか。

『ウィズコロナ』
なかなか難しい問題です。
私の様にワクチンは接種しているものの、持病もある高齢者は今後どの様に対処しなければいけないものかと。
感染者の中には無症状の方も多いそうですから、今も市中には感染者がいても不思議ではありません。
今後は、極めて個人的な対応を考える他ないのでしょうか。
マスクは、医療従事者の孫が薦めてくれた隙間ができず、且つ呼吸のし易い不織布マスクを使用しています。

今日は朝から青い空が広がっていました。
午後から雲も出ては来ましたが、さほどの量ではありません。
湿度も高くはなく気持ちのいい陽気でした。
風も殆どありませんが、朝の気温は室内で20度。
お天気センターの発表では、当地の最低気温は、12.2度。
10月の気温とか。
そのせいでしょうか、よく眠れました。

夕方、散歩に出ました。
稲穂はしっかりと実りへの存在感を示しています。
青い空を眺めますと、気持ちまで爽やかになりますが、〈無い物ねだり〉も出て来るのです。
「クルマがあったらなぁ」と。
クルマの免許は、数年前に返納しています。
クルマがあれば、青い空の下で、お弁当持参で海や山へ出かけられます。
名所旧跡、レジャーランドなどの人の集まる場所ではなく、ただ、空や山の佇まいを眺め、波の音を聞く・・・そんな時間に身を置くことによって、心身の機能もリフレッシュされるのに・・・
ダメ ダメ、無い物ねだりはいけません。
渡辺和子シスターは言いました。
『 置かれた場所で咲きなさい』(※)と。
単に、場所の事だけではなく、今置かれている条件の中で、何かを見つけて行かなければいけないのでしょう。
それにしても、今日の青い空、どこまでも広がっていて。
海へ行きたいなぁ!!
  (※) 渡辺和子著『置かれた場所で咲きなさい』から

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《人の命をくり返すことはできない》

2022-08-29 06:47:11 | 日記
NPT(核拡散防止条約)の再検討会議は、ウクライナ情勢をめぐる対立が解けず、「最終文書」の草案にロシアが反対したことから、文書は採択されませんでした。
世界の核軍縮の方向性を協議する大切、且つ重要な会議ですのに本年もまた合意に至らなかったことは残念です。

この情勢を受けて、広島市の松井市長はコメントを出しています。
《核兵器廃絶を願う被爆者の願いをいわば断ち切るもので極めて残念だ。
前回に続いて交渉が決裂したことは、核兵器のない平和な世界の実現を目指すこととした人類の決意に背くとともに、武力によらず平和を維持しようとする困難な理想を追求することを放棄することになり、真に危機的な状況を招くことになるのではないか」と指摘しています。
        (NHKニュース8/27)

以前も紹介させていただきましたが、谷川俊太郎さんの詩を二つ。

   『せんそうしない』

   ちょうちょと ちょうちょは せんそうしない
   きんぎょと きんぎょも せんそうしない
   くじらと くじらは せんそうしない
   すずめと かもめは せんそうしない
   すみれと ひまわり せんそうしない
   まつの き かしの き せんそうしない
   こどもと こどもは せんそうしない
   けんかは するけど せんそうしない
   せんそうするのは おとなと おとな
   じぶんの くにを まもる ため
   じぶんの こども まもる ため
   でも せんそうすれば ころされる
   てきの こどもが ころされる
   みかたの こどもも ころされる
   ひとが ひとに ころされる
   しぬより さきに ころされる
   ごはんと ぱんは せんそうしない
   わいんと にほんしゅ せんそうしない
   うみと かわは せんそうしない
   つきと ほしも せんそうしない

   『くり返す』

   くり返すことができる
   あやまちをくり返すことができる
   くり返すことができる
   後悔をくり返すことができる
   だがくり返すことはできない
   人の命をくり返すことはできない
   けれどもくり返さねばならない
   人の命は大事だとくり返さねばならない
   命はくり返せないとくり返さねばならない

   私たちはくり返すことができる
   他人の死なら
   私たちはくり返すことはできない
   自分の死を


(『そんなとき 隣に詩がいます』 鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩)から選ばせて頂きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『国葬』、「国の儀式」であるなら、

2022-08-28 06:41:50 | 日記
〈7月8日に銃撃され死亡された安倍元首相の、49日の法要が行われた。〉とのニュースが伝えらました。
政府の要人であれ、名も無い市井の一人の人間であれ、こうした事件で命を奪われることなどはあってはならないことです。
謹んで私も合掌したいと存じます。

《政府は26日の閣議で、安倍晋三元首相の国葬に2022年度予算の一般予備費から2億4940万円を支出すると決めた。
中央省庁に弔旗の掲揚や黙とうを求める閣議了解は見送るが、実施の是非は今後検討する。自治体や学校などに弔意表明の協力は求めない。》
             (毎日新聞 8/27)

と、報じられています。
松野博一官房長官は同日の記者会見で
「国民一人一人に弔意を求めるものとの誤解を招くことがないよう国において閣議了解は行わない」
と説明したそうですが、私は今回の「国葬」という葬儀の在り方について疑問を抱く者の一人です。
自民党の首相経験者の葬儀については、内閣と党の合同葬が長年の慣例となっていたはずです。
国葬には、明確な法的根拠がありません。
政府は、内閣府設置法が定める「国の儀式」として行う、ということですが、同法は皇室行事に適用されてきたもので、政治家の葬儀を対象にしたことはない、という事ではありませんか。
岸田文雄首相は、国葬とする理由の一つに、安倍政権が憲政史上最長だったことを挙げてはいますが、安倍元首相への歴史的評価は定まってはいません。
基準や内容の規定もなく、時の政権によって恣意的に運用するのは、いかがなものかと思います。
『国葬』、「国の儀式」であるなら、
〈国民一人一人に弔意を求めるものではない〉
との見解を示すこと自体、無理のある「国葬」決定ではないでしょうか。
私は、そう思います。

今日も雨模様の一日でした。
気温はさほど高くはありませんでしたが、湿度が高いせいか、ジメジメ感がありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「それ以外の金はアブク銭よ」

2022-08-27 06:52:25 | 日記
「平均気温より低い」という予報通り、曇りがちでしたが過ごしやすい一日でした。
昨晩も涼しかったのでエアコン無しで、よく眠れました。
夜の9時過ぎにジュースをコップ一杯飲んだにしては、トイレには一回起きただけ。
珍しいことです。
朝、目覚めた時、〈さて今日の日程は〉、というより〈しなければならい仕事は〉、と毎日考えます。
同時に、夕飯のメニューなども。
朝の食事は、ほぼ決まった食材ですが、夜は、体調とストックしてある食材を考慮して拵えることになります。
最近、私も連れ合いも食事の量が減りましたので、食材を豊富に使った煮物などは作れなくなりました。
残ってしまうからです。
残った「野菜の煮物」等を冷蔵庫に保管して、何回も食べたくはありません。
スーパーで売っている、煮物用生野菜の詰め合わせ等も利用したことがあるのですが、なかなか思うようには使いこなせません。
高齢者二人の食事作り、これが私に課せられた課題かも。

夏の終わりには例年のことですが眼が不調になります。
今年は、特に白内障のこともあって不調の度が高まっています。
遠くを見ますと焦点がぼやけますし、新聞等も読むのに疲れが先立ってしまうのです。
何十年もお付き合いのあったメガネやさんは、数年前に店を畳んでしまいました。
単に視力等の検査だけによらず、私の好みやクセなども考えて調整して下さった専門の眼鏡店でしたので、今更ながら残念です。

医療従事者の孫に、
「コロナの自粛は、いつまで続ければいいのかしらね」
と、訊ねてみましたら、
「高止まりしているからねぇ。
 そのうち「5類」になるかもしれないけど・・・
 でも、ばあちゃん、今、この時期に出来ることを考えなくちゃダメだよ」
との助言でした。
孫からの助言には、こそばゆさを覚えますが、その通りかと。
でも、自粛飽きたぜ!!

《資産家の女性が自宅で死亡した事件で25日、養子の男が殺人の疑いで逮捕された。》
とかのニュースが、ワイドショーで流されています。
事件の真相など私には知る由もありませんが、「カネ」は確かに「魔物」です。

明治生まれの父が、常日頃、諭してくれた言葉が、今でも血肉化されている私です。
曰く、
 『額に汗して働いた金でなきゃぁ身に付かねぇ。
   それ以外の金はアブク銭よ。
    誰かに分けてやっちゃいな。』

まるで、江戸時代の町民の様なもの言いでした。
今の世の中、「額に汗して働いて得た金」とは、どこまでが、その範疇なのか、なかなか難しい所です。
早いハナシが、賭け事や何かで得た金は身に付かず、むしろ身を持ち崩す、と、いうところに落ち着くのでしょうか。
あまり私には関係のないハナシですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする