祖母の病室で読みかけていた『となり町戦争』(三崎亜記著/集英社/2005年)を読み終えた。情景描写とか荒削りな部分はあるにせよ、実際に起こっている戦争を実感できない主人公の立場にものずごく共感し、身震いさえ感じた。
自分の話になるが、こちらで持たせれている仕事の携帯電話には、
「B町で地雷が爆発し、兵士数名が重症」
「J町で政府軍と反政府軍の闘争があり、巻き添えとなった民間人数名が死亡」といったSMS(携帯メールのようなもの)が日々送られてきて、それに応じて非常事態対応策を練っている。
しかしながら、Colomboにいる自分自身が死傷者や戦闘を目撃することは、今のところなく、こうしたSMSによる通信や国内メディアによって情報を得ている。そして勤務時間後は、帰宅して飯の用意をしたり、ジムで汗をながしたりと、普段の生活をしている。
何が現実に起こっているのか、戸惑うことが多い。
自分の話になるが、こちらで持たせれている仕事の携帯電話には、
「B町で地雷が爆発し、兵士数名が重症」
「J町で政府軍と反政府軍の闘争があり、巻き添えとなった民間人数名が死亡」といったSMS(携帯メールのようなもの)が日々送られてきて、それに応じて非常事態対応策を練っている。
しかしながら、Colomboにいる自分自身が死傷者や戦闘を目撃することは、今のところなく、こうしたSMSによる通信や国内メディアによって情報を得ている。そして勤務時間後は、帰宅して飯の用意をしたり、ジムで汗をながしたりと、普段の生活をしている。
何が現実に起こっているのか、戸惑うことが多い。