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青春18切符の旅  長距離路線バスと伊勢湾フェリー

2011年08月12日 10時12分52秒 | 青春18切符の旅




中高年向けの雑誌で「ノンジュール」と言うのが有ります。
8月号のテーマはバスでしかできない旅で、その中にローカルバスで岬を目指す、が有りました。
自宅から最も近いのは伊良湖岬で、そのバスに乗って来ました。
伊良湖と鳥羽の間を伊勢湾フェリーが運行しています。
伊勢湾フェリーは一時、収益の悪化から運行を中止する寸前まで追い込まれましたが、愛知県、三重県、名鉄や近鉄のテコ入れで、継続することとなりました。
フェリー会社にとっては高速道路の1000円が6月で中止と成り、ヤレヤレと思っているのではないでしようか。
そんな目的を組み合わせ、男性2人で18キップを使い、行ってきました。



豊橋のバスターミナルで発車を待つ「なぎさ号」。


バスの車内。10人ほどの人が乗っていました。

豊橋を9時31分に出たバスには10人程の人が載っていましたが、停留所で停車する毎に下車していって、車内には僅かな人が残りました。
先へ進み、田原市内をグルグル回って途中、田原病院から7,8人のお年寄りが載って来ました。住民の足となっている事が分かりました。


終点近くになると、海が見えだしました。
それぞれのバス停で下車し、伊良湖では3人と成りました。

テレビのバラエティで路線バスを乗り継いで、目的地へ向かうのが有りました。太川陽介さんと蛭子能収さんが出ていたヤツです。
1時間45分のバスの旅でしたが、アレみたいな気分でした。



伊勢湾フェリーは8月で、平日でも日曜祝日ダイヤで運行していました。
夏休み中と言う事も有り、子どもを連れた家族が多かったです。


鳥羽から到着したフェリーから車両が下船して来ます。


車両の通る所から乗船です・


車両格納甲板から階段を上がり船室にむかいます。

定刻の11時50分に出港しました。
伊良湖水道を東から西へ横切って行きますが、一斉に寄港する漁船、名古屋港を目指す船を見ました。



漁を終えて一斉に帰港する漁船たち。


遠くに伊良湖の観潮所が見え、その下には燈台が臨めます。




反対方向へ向かう姉妹船。
海は穏やかで快適な55分でした。


鳥羽港に到着し、順番に車両が下船します。



鳥羽からは「快速みえ」に乗車しました。
鳥羽が始発駅で、座席にゆったり座ることが出来ました。
かつては2両編成でしたが、ダイヤ改正によって、全ての「快速みえ」が4両編成になっていました。
快速ではありますが、停車駅は多気、松阪、津などと特急並みの停車駅でスピードも速く、乗り心地のいい列車でした。
名古屋桑名間が単線で、運転停車が有りました。
桑名駅より西が部分的に複線になっていました。
参宮線、紀勢線、関西線と乗りました。
PC枕木にロングレール。
部分的ではありましたが乗り心地が良かったです。
近鉄とライバル関係なのですが、よく頑張っているなと思いました。


「快速みえ」の車内。始発駅ですので車内はガラガラです。
右には近鉄電車が並走します。





「快速みえ」の車窓から穏やかな鳥羽湾が望めました。
停泊するのは鳥羽丸。
「鳥羽丸」は鳥羽商船高等専門学校の練習船です。


18キップでない時期に、わざわざ出かけるには、費用がかかる。
それでは、18きっぷの有効な時期にと思い、行ってきました。
住民の足となっている長距離路線バス。
穏やかな海を走るフェリー。
軽快な速度で走る快速列車。
それに美味しい食事も取ることが出来ました。


補足。

行ってきた後から知りました。
8月31日まで、ですが、伊勢湾フェリーと豊橋カレーうどんがタッグを組んで奮闘しています。
フェリーに乗ってから豊橋でカレーうどんを食べる時、乗船スタンプを見せると500円安くなります。
キャンペーンでフェリーとバスがセットになったキップで、豊橋・鳥羽間が2000円と言う期間限定のキップが有りました。

http://www.isewanferry.co.jp/set/toyohashibustimetable.html

 




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