Kオジサンの気の向くまま

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ご夫婦でめぐる 東北まるごと大周遊 6日間 (第5日目)   (秋田県編,山形県編)

2015年09月17日 23時10分05秒 | 旅行

第5日目は田沢湖高原の駒ケ岳グランドホテルを出発して、天童温泉のほほえみの湯滝の湯へ向かうものです。田沢湖を車窓から眺めながら湖畔を走り、辰子像に会いに行きます。その後は由利高原鉄道に乗車します。
由利高原鉄道を下車した後に、みちのくの小京都と言われている角館に向かいました。角館は武家屋敷の並ぶ落ち着いた街で、枝垂桜が何本も、見かけました。春に開花した姿は素晴らしいのではと、想像しました。
国道13号線を走って山形県に入り、尾花沢市の道の駅 尾花沢で休憩した後、天童温泉に向かいました。国道を走っていて、鳥海山を秋田県側からと山形県側から眺める事が出来ました。同じ山でもその姿の違いを感じました。
天童温泉のほほえみの湯滝の湯へは15時30分前に着きました。宿に付く前には、雨が降り出しました。これまでに5泊した訳ですが、その内で今日が一番早く宿に着きました。
夕食までに、少し時間が有りまして雨が降る中、天童温泉の周辺を散策しました。


今日は田沢湖高原から天童温泉へと、秋田県仙北市から山形県天童市へのコースを辿ります。
途中、ローカル鉄道の由利高原鉄道に乗車します。



今日のコース地図です。
田沢湖から国道105号線を南下。大曲ICから秋田自動車道に乗って秋田方面に向かいました。河辺JCTからは日本海東北自動車を走りました。由利本荘市で由利高原鉄道に乗車。その後は108号線を辿った後の国道13号線で天童温泉に着きました。

駒ケ岳グランドホテル。


朝。朝日が射し、見晴らしの良い場所に上がってみました。
D館から見える本館です。




2階のロイヤルホールでバイキングの朝食です。




チョイスしてきた朝食です。




バスの車窓から。
ホテルを出発して田沢湖高原から下って来ると、田沢湖が見え出しました。



バスの車窓から。
田沢湖の湖畔まで走ってきました。
湖畔を逆時計回りに走行します。



バスの車窓から。
バスの左手に田沢湖が見えます。



バスの車窓から。
御座石神社です。バスはスピードを落としてくれました。
田沢湖に由来する辰湖姫。
この神社近くの泉の水を飲んで龍に変身したと言ういわれが有るとガイドが説明してくれました。




辰子姫像の有る近くにバスを停め、像のところへ向かいます。




湖畔の辰子姫像に向かいます。




みなさん。
ここで記念の写真を撮影していました。




色に輝く辰子姫像。
湖越しに見える山は秋田駒ケ岳です。
昨日は、あの山の麓のホテルに宿泊しました。




辰子像をアップで。




湖畔の広場に設けてあった、辰子像の紹介プレートと田沢湖の案内図。
バスの車内でガイドが田沢湖はカルデラ湖で、日本で一番深い湖がです。
最大水深は423.4メートルと説明してくれました。



みちのくの小京都 角館へ

バスの車窓から。
角館へ来ました。
バスは桧木内川の古城橋を渡ります。



角館の市街地図です。
バスは桜並木に停まり、武家屋敷の町並みを散策しました。




君ちゃんの店。
地酒処 君ちゃんの前を通過します。
ここでは地酒の試飲が出来ました。
帰りに寄って行ってと声が掛かります。


青柳家へ

青柳家の敷地内を紹介しています。
敷地内には、元々の家屋だけでなく移築してきた家屋もあります。




青柳家母屋。
こちらが入口で、これから入ります。




武家屋敷 青柳家。
説明板です。
県指定の史跡となっています。




珍しい花で初めて目にしました。
邸内の職員の人に聞きましたら、キレンゲショウマと、教えてくれました。
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%9E




コチラの建物は秋田郷土館です。




大きな建物です。
1階の一部分には囲炉裏が有ります。
展示して有るのは、山ぶどうツルで編んだ製品で販売していました。
この工芸品。「イタヤ細工」と言うのだそうです。
まだ、実演していない時間でしたが、時間になると、工芸に取り組んでいる姿を見れるようです。



2階に軍装品が展示して有りました。
こちらはレコードの展示して有るコーナーです。




幕末写真館です。




館内には幕末期の写真が展示してあります。
チョンマゲ姿の武士の写真が目に留まりました。
塚原琢哉さんのコレクションです。



コチラはハイカラ館です。
2階にアサガオ型の蓄音機が何台も並んでいます。
古いドイツ製のカメラも並んでいました。




青柳家母屋の一部分です。

この施設は角館歴史村・青柳家となっています。
これまでに紹介した資料以外に武具や武器、骨董品など多岐に渡って、色々の品々が展示して有りました。アクリルケースの中の長刀や剣に触れてみる事が出来ました。
限られた時間で観覧しなくてはならなく、足早に邸内を廻りました。珍しい花を目にしましたし、栃の大木が有ったのでしょう。足元にトチノミが転がっていました。


角館の街を歩く

青柳家を出て、ゆっくりとバスの駐車場に戻ります。
落ち着いた街の雰囲気。
道がアスファルトで無かったら、時代劇の撮影に使えそうです。




角館樺細工伝承館です。
時間が無く、館へ入館する事が出来ませんでした。




バスの駐車場に戻ってきました。
唐土庵と言う「生もろこし」の店です。



店内でお土産用に買い求めました。
試食できるようになっていて、試食させてもらいました。




桜並木駐車場に戻ってきました。
右側は他所の団体のバスが停まったところです。
左側には桜が並木になっています。




堤防に上がってみました。
流れている川は桧木内川です。
釣り人がアユを釣っているのどかな光景です。

バスが発車してから添乗員のNさんが、旅行会社の裏側の話をしてくれました。
旅行会社では、もう、来年の春の企画が出来上がっている時期なのだそうです。
ここ、角館は桜の名所ですが、これまで、何十年のデータで開花日を予測して旅行プランを企画するのだそうです。開花予想に当たり外れが生じる事も有るそうです。早くも、先の事が立案されているのだと聞きました。先え先えと事を進めていくので当然かも知れません。

角館の街を歩きましたが、開花に合わせて人々が訪ね、凄い人が訪れ、大混雑となるのだそうです。バスはスンナリと駐車場に入れません。途中で降ろして、何分に駐車場に集合と言うケースが発生することも有るそうです。落ち着いた町並みを歩きました。あの通りが身動きできないような人ごみになるのでしょうか。


秋田自動車道 そして日本海東北自動車道へ

バスの車窓から。
バスは日本海自動車道を走行しています。
このまま、進むと秋田へ向かいます。
河辺JCTで日本海東北自動車道に乗り換えて、由利本荘市に向かいます。



バスの車窓から。
快適に日本海東北自動車道を走行します。
日本海の海岸近くを走行するので、時々日本海が見えました。



バスの車窓から。
日本海東北自動車道を降りて一般道に入りました。
稲が実っています。
遠くに鳥海山が見えます。


由利高原鉄道に乗車します

11時17分。
JR羽後本荘駅に来ました。





由利高原鉄道の窓口です。
終点の矢島駅までの料金が表示して有ります。




列車が入線してきました。あの列車に乗車します。
発車の時刻は11時49分です。
まだ、時間が有り、ホームへ入らせてくれません。



11時30分です。
駅の中へ入りました。
跨線橋を渡って4番ホームに向かいます。



羽越本線。
11時31分発の特急「いなほ1号」。秋田行きが入線してきました。




由利高原鉄道鳥海山ろく線の駅名表示です。




これから乗車する「おばこ」号です。

宝くじ号となっています。
宝くじの助成金で購入した車両です。
このような車両。天龍浜名湖鉄道でも目にしました。
自治宝くじで、地方の中小私鉄をバックアップしています。
宝くじを買い求めて、当選しなくても、あの時に使った金がこのように生かされていると思うと、気分は如何でしょうか。




おばこ号の中ノおばこ。
紙コップに桜の花のお茶をサービスしてくれました。
そのお茶を準備しています。




Nサンが弁当を配ってくれました。
列車の発車前の時間です。




秋田比内地鶏 こだわり鶏めし」です。
関根屋さんと言う駅弁屋さんです。
http://www.sekineya.jp/ekiben-kobetu/hinaikodawari.html





私たちの貸切状態かと思っていましたら、高校生が乗車してきました。
今日は試験期間で早く終わったのだそうでした。
高校生諸君には、喧しかって、迷惑をかけて申し訳なかったです。

列車が出発してから、「おばこ」にカメラのレンズが向きます。
「おばこ」は沿線の紹介をしてくれました。沿線に廃校となった旧鮎川小学校が有りました。木造校舎で国の登録有形文化財になっているそうでした。




車窓から。
稲が実り、田の色が黄金色になって来て居ます。
既に稲刈りが始まり、コンバインが田に入っています。




黄金色の田越しに鳥海山が望めます。




前郷駅。
この駅は由利高原鉄道で、唯一列車がすれ違いをする駅です。
この時も、すれ違いでタブレット交換を行いました。



「おばこ」が車内販売で由利高原鉄道のグッズを売り歩きます。
珍しいので、皆さん、買い求めていました。



列車が矢島駅に着き、下車しました。




矢島駅のきっぷうりばとまつ子の店
この女性がまつ子さんです。
ここでもクッズが有りました。土産品も有りました。



乗って来た「おばこ」号が車庫に入ります。
柱が邪魔です。
ついに、「おばこ」号の、まともな姿を捉える事が出来ませんでした。




下車してきて。
矢島駅の改札口で「おばこ」と一緒に記念撮影です。




この方がまつ子さんです。
矢島駅の名物売店の「主」です。



矢島駅から出て、待っているバスに向かいます。
Nさんは手に駅弁下げています。
列車に乗っている時は、バタバタしていて、ゆっくり食事が出来ませんでした。
この後、バスに乗車してからゆっくり食べるつもりだったのでしょう。

みんなは車内で駅弁を食べました。
Nさんは、みんなの弁当の空き箱がゴミとなり、鉄道会社に迷惑とならないようにと、気を配っていました。




まつ子さんと「おばこ」が送り出してくれます。




バスの車窓から。
その後に。
矢島駅の全ての人たちが出てきて、バスの私たちを見送ってくれました。




由利高原鉄道の硬券キップ。
そして、30周年記念のしおりです。
由利高原鉄道は旧国鉄から第三セクターとなって30周年経過した鉄道です。
http://www.obako5.com/
地方の中小私鉄ですが、住民の大切な足として、頑張っている鉄道です。



バスの車窓から。
山形県側から望む鳥海山です。

由利高原鉄道の矢島駅から国道108号線を走り、湯沢市で国道13号線に入りました。
そして、奥羽本線に並行して走っていると、県境を越えて山形県に入りました。
県境を越えると山形県の真室川町でした。



バスの車窓から。
右川に見えるのは最上川です。

国道13号線を走行していますが、尾花沢新庄道路と言う道で、整備された快適な道路です。
部分的に整備が進んでいます。
将来的には自動車道弩とさせる計画が有るのでしょう。



バスの車窓から。
道の駅 尾花沢「花笠の里 ねまる」へ来ました。
http://www.pref.yamagata.jp/rakuraku/detail_obanazawa_011.html



これから道の駅へ入ります。




お土産処が「はながさ」。
食事処は「ねまる」です。
「ねまる」の意味ですが、山形弁で座る。横になる、寝そべる。くつろぐ。の意味となっています。
食事を取って、一服。くつろぐような意味でしょう。
ここは、道の駅 尾花沢「花笠の里 ねまる」となっています。





「はながさ」は土産品だけでなく、農産物も並べて有りました。
季節のあけびが並んでいます。150円や200円と安い値段です。
右側は食用菊です。
普段、食用菊を目にする事が無いので、珍しく思えました。




コチラはなんと言う種類のブドウだろう。
1パックで270円。
安いです。
今日、持って帰れるのなら、買いたいくらいです。




お酒屋ワインも並んでいます。
コチラはスイカのサイダー。
1缶買って見ました。
当然、スイカの味がするのですが、ユニークな味でした。

後から、説明を聞きましたが、尾花沢スイカは有名な西瓜のブランドだそうです。




自分用に天童ワインの白を買い求めました。



道の駅の外でアンケートを取っていました。
アンケートに答えると、何か好きなモノを持って行ってと言われ、プらケースの中のお手玉3個を戴きました。




トイレ休憩。
土産物を買い、バスに戻ります。



芭蕉十泊のまち 尾花沢」と「花笠踊り発祥の地 尾花沢」の表示したコーナーが有りました。
奥の細道の紀行で芭蕉がこの地へ訪れたのでしょう。また、花笠踊りと言うと山笠のイメージですが、尾花沢が花笠踊りの元祖と言う事でしょう。




バスの車窓から。
国道13号線を走行していて、東側に山形新幹線の列車が見えました。
15時06分です。
検索してみたら「つばさ137号」でした。



バスの車窓から。
バスの右手に山形空港が見えます。
ローカル空港ですが、1機駐機しています。


ほほえみの宿 滝の湯へ

バスの車窓から。
ほほえみの湯 滝の湯に到着です。




荷物をホテル内に運び入れてくれます。




今夜泊まる棟。
別館の4階です。




別館に向かいます。
池には沢山の荷は気鯉が泳いでいます。
エサを貰いに全部集まって来ていました。




4階の部屋へ着きました。
お疲れ様でした。




部屋から見える北側方面です。


天童の町を散策

天童の街の地図です。




コチラは散策の途中に有った、わくわくランドの案内図です。




雨の中。
笠をさして散策に出ました。



街路樹が少し色づいてきました。
奥の小高い山は舞鶴山です。
この山には登る事が出来ませんでしたが、天童市民の憩いの場所に成っているのでしょう。




道の駅へ来ました。右側は足湯で駒の湯となっています。

道の駅 天童温泉 『愛称:わくわくランド』/天童市森林情報館 もり~な天童
http://www.pref.yamagata.jp/rakuraku/detail_tendo_007.html





館内。
情報コーナーが設けて有ります。



コチラは天童の特産品のコーナーです。




天童と言えば将棋の駒です。
ガイドが言っていましたが、天童は将棋の駒の生産量が9割とか、言っていました。
そして、右側はこけしです。




道の駅の外側です。




雨の中。
ホテルに戻ります。




わくわくランドの交流広場。
案内図には天童まつりの会場となっています。
夏には花笠踊りで、沢山の人で賑わうのでしょう。




ホテルに戻ってきました。




ホテルの内部。
ロビーとカウンターです。


温泉卵

温泉で卵をゆでてみるコーナーが有りました。
フロントで卵と袋を貰い、試してみます。
袋に入れて湯に浸けて6分ほど待ちます。
湯で上がった卵を冷水に入れ、その後に食します。
出来た温泉卵がピンボケでした。




18時から本館2階の月山で夕食です。
お肉は山形牛陶板樹です。その右はじやがいも万頭、玉子豆腐・・・・。
手前の方はだだちゃ豆豆腐。









左。うなぎむき蕎麦蒸し山葵餡、鱸唐揚げ 海老 野菜色々油淋ソース。
右。山形米はえぬき 赤紫蘇、野菜真丈 花弁茸 冬瓜 清まし汁。




10組。20人のご夫婦。
6日間の旅行の最後の晩餐となりました。
同じような年代の夫婦同志です。

一緒に旅をしてきて、仲間同士の親近感が増してきました。
今夜は夫婦で向かい合っての食事です。夫婦の間。
無言で食事をするのでなく、どのご夫婦も会話していました。
このように向き合える。
こう言うのも、旅行の良さかも知れません。

夕べ、Nサンがビール2本、出してくれました。
誰かが言っていました。「今夜は無いのかと・・・・・」



最後に
朝の田沢湖。
東北の小京都、角館。落ち着いた武家屋敷の町並みを散策しました。
その後は由利高原鉄道に乗車しました。
黄金色の田が車窓から見えました。
もう直ぐ取り入れとなります。

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