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史蹟巡りウォーク  第2回  「おがせ池周辺の伝説」

2018年05月24日 23時51分29秒 | 史跡めぐりとウオーキング講座 等

今日は史蹟巡りウォークの第2回です。鵜沼サービスセンターの第2駐車場に集合しておがせ池の辺りを歩きました。
最初に訪れたのが農村歌舞伎の舞台である皆楽座。その後は愛宕神社、そして苧ヶ瀬池の周囲を廻り集合地点に戻りました。




集合場所である鵜沼サービスセンターの第2駐車場。
皆さん、集合時間よりもズット早くお集まりです。




皆楽座に向かって歩きます。
歩いている、この道路。
旧中山道です。




皆楽座へ来ました。
この皆楽座。津島神社の本殿と向き合う形で建てられています。
芝居を演じる。神様に奉納する。そう言う形となっています。
舞台は屋根が有りますが、客席は青天井となっています。




特別に公開して貰い、舞台に上がりました。
説明している女性の足元は廻り舞台です。




奈落へ降りてみました。


皆楽座。
皆が芝居を楽しむ芝居小屋で皆楽座と名付けられたのでしょう。
皆楽座は明治15年頃に完成しましたが、明治24年の濃尾地震で倒壊しましたが、明治31年に再建されました。娯楽の乏しい時代。稲の取入れが終わった頃、盛大に農村歌舞伎が演じられたのでしょう。
この皆楽座は四国の金丸座。明治村の呉羽座。そして各務原市の村国座に告ぐものだと説明が有りました。
間口が15m奥行きが10mです。
農村の舞台として演じられたのが昭和42年で最後だったそうです。建物が傷んでいましたが、改修されて今日に至っていまして、時々使われています。



おがせ池に向かって歩いています。
正面の山は愛宕山、双子山、そして八木山。
八木三山です。




愛宕神社に来ました。
神社は階段の上の方に有り、高い場所ですので寄りませんでした。



苧ヶ瀬池に来ました。
池の縁に有る提灯掛けの松。
龍女伝説にまつわる松ですが、三代目となっていました。

松の下に説明板が有りますが古くなり、字が消えかかっています。




史蹟巡りウォークの講師を勤める鵜沼宿ボランティアガイドです。




苧ヶ瀬池に来ました。




八大竜王の前です。
ここで、鵜沼宿ボランティアガイドの人たちに寄る紙芝居の上演です。




紙芝居の上演です。
タイトルは苧ヶ瀬池龍女伝説(龍神様が恋をした)です。
苧ヶ瀬池に伝わる龍女の伝説を手作り紙芝居にしたものでした。
今は農業用の池となっている苧ヶ瀬池ですが、日照りで水がなくなってしまうとか農民の苦労が伝えられています。それに古くから伝わるのが龍女の伝説です。
そんな伝説を取上げたものでした。



苧ヶ瀬池の東側。
苧ヶ瀬神社の横の場所です。
ここに掩体壕の跡が有ります。
各務原に飛行場が有り、飛行機を隠すために掩体壕が造られました。
その跡の場所ですが、今は木に覆われてその姿が判りません。



愛宕神社の参道まで来ました。
ここに常夜灯が有ります。



愛宕神社の参道で石柱が立っています。
中濃新四国第八十番で、その下が読み難くなっています。
愛宕神社を示しているのでしょう。
お寺と神社がゴチャゴチャです。
横に彫られた字は大正四年一月か二月ですが、こちらも読み難くなっています。
建てられて約100年経ちます。
文化財として、記録していかなければいけないと思います。

感想
時々、皆楽座の横を通りますが、皆楽座の中に入ったのは初めてです。滅多に入れない場所を見学できて良かったです。
上で述べたように、愛宕神社の石柱があるのを知りました。文化財として保護していかなければならない。



コメント
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