三重県総合博物館の後で関宿へ寄りました。
道の駅関宿です。
この関宿は東海道の宿場町で、一度訪ねてみたいと思っていた場所です。
道の駅 関宿
前方が道の駅の建物です。
広い駐車場ですが、何台も車が停まっていました。
アップで。
ここは農産物や土産品の販売所となっています。それに食堂も併設していました。
2階では、漫画家 富永一朗の作品展が開かれていました。
道の駅の隣が関西本線の関駅です。
タクシーが2台待機していました。
駅の中には観光協会の事務所となっていて、切符販売の委託を受けていました。
駅の駅名表示板です。
関駅は亀山駅の西側であり、JR西日本の管轄となります。駅名表示がブルーです。ブルーが西日本のカラーなのでしよう。
1時間に1本毎の列車運行です。
以前、関西線を走る列車を見た事が有りますが、1両で運行していました。
プラットホームから加太方面を眺めました。
旧東海道 関宿
伝建群となっている関宿です。
電線の地中化でスッキリしています。
宿場を散策するのは私たちだけでは有りませんでした。
文久3年の関宿の町並みです。
間口で税がかかりますので狭い間口と成り、奥行きが長くなっています。
眺関亭の2階に上がってみました。
桶屋さんです。
ガラス越しに撮影しました。
こちらは店の中にお雛サンが飾って有ります。
軒先に植えられていたサンシュユとネコヤナギ。
春らしさを感じます。
先ほどのお婆ちゃんが前を歩いています。
道の駅に戻ろうとします。
宿場を歩く若者、3人。
このような宿場に若者が来るなんて、珍しいと思いました。
民家の柱に環金具が下がっています。
往時は牛馬の手綱が環金具に繋がれました。
板に関宿かるたと有ります。
いろはから揃っているのでしょう。
軒にもたせ掛けられた古いタイプの自転車を見かけました。
百五銀行。
銀行も町並みに合うようにしています。
静かな宿場町、関宿を訪ねました。
ひっそりとしていて、思っていた街の雰囲気とは違いました。
カミさんが伊勢型紙をやっています。
三重県の三重県総合博物館で伊勢型紙の展示館をやっていました。
今日が会期の最後でした。
型紙展のパンフです。
受付、ここから入場します。
交流展示室の外から。
外にも着物が展示してあります。
ガラスの中の作品。
光が映っています。
作品。
カミさんがやっている伊勢型紙は趣味の伊勢型紙です。そして、今日、目にした伊勢型紙は伊勢型紙を生業としている人達の作品です。当然、そこには差が生じます。趣味の世界で楽しんで進めていけば良いのではないかと私は思います。
それにしても、プロの作品は凄いと思いました。
わざわざ、三重県まで来て、見る事が出来て良かったです。
三重県総合博物館
今日は東邦ガスのイベントです。
無料開放で入場料が無料となっています。
博物館に入館するとメインのナウマン象が迎えてくれます。。
大きなナウマン象の骨格です。
三重県を表すポイントの写真が表示してあります。
下から見上げます。
大台ケ原を再現したジオラマが有ります。
精巧な造りです。
感心した花が有りました。
シャクナゲです。
見ただけではイミテーションとは判らないです。
気にかかったコーナーが有りました。
三重県は縦に長い県です。
かつての物資の交流を紹介しています。
揖斐川河口の赤須賀港から南の浦々へ物資が運ばれ、また浦々から物資が運ばれました。
運んだ船の模型も展示して有ります。
物資が運ばれる物流。それが船で行われていました。
やがて鉄道が延伸して、船運が衰退していきます。
注目したいのは紀勢線の延伸です。
鉄道の敷設は、初めは関西の柘植から来ました。そして桑名へ。
その後は南に伸びて行くます。名古屋と桑名の間は木曽三川が有り、架橋しなくてはならないため整備が遅かったのです。南へ伸びるのも参宮線の山田までは伊勢神宮が有ることから順調に伸びて行ったのですが、鳥羽までの開通はずっと遅くなっています。
三木里駅と新鹿駅間が開通したのが昭和34年です。紀勢線の延伸が東と西から進んできたのでしょう。そして昭和34年になって全線開通です。今から50年余り前の事です。
50年と言う歳月。まだ、全線開通したのが、それ程古いことでは有りません。
博物館の1つのコーナー。
知らないことを知る機会。
面白いと思います。