私たちの脳は10%しか使われていないと言われていましたが、どうやら100%使われていることが、最近の研究で分かって来たようです。自分の100%に一早く到達した人が早熟、時間をかけて到達した人が晩熟、ということになるのでしょう。それでは早熟タイプと晩熟タイプ、何が2つを分けるのでしょう?
競走馬の場合は血統だということが、競馬ファンの間では広く知られています。早熟タイプは短距離馬に多く、一方長距離馬は晩熟タイプが多いようです。私達人間はどうかというと、血統だけではなく、その人を取り巻く環境も大きく関係するようです。重要なのは、早熟タイプが常に勝ち組ではないということです。

早熟タイプで真っ先に頭に浮かぶのは、将棋の羽生善治です。同世代の仲間をぶっちぎりで置き去りにし、1人でタイトルを獲得していました。ところがその後、置き去りにされていた仲間が一人また一人、羽生に追いつき始めたのです。まるで童話のウサギと亀のようです。自分の100%なんて分かりませんものね。置き去りにされてきた羽生世代と呼ばれた人たちも、きっと自分に伸びしろがあることを信じて精進したのでしょう。私でさえまだ伸びしろがあることを期待しているのです。私より若い皆さんには、更に伸びしろがあることを期待してご精進頂きたいと思います。
競走馬の場合は血統だということが、競馬ファンの間では広く知られています。早熟タイプは短距離馬に多く、一方長距離馬は晩熟タイプが多いようです。私達人間はどうかというと、血統だけではなく、その人を取り巻く環境も大きく関係するようです。重要なのは、早熟タイプが常に勝ち組ではないということです。

早熟タイプで真っ先に頭に浮かぶのは、将棋の羽生善治です。同世代の仲間をぶっちぎりで置き去りにし、1人でタイトルを獲得していました。ところがその後、置き去りにされていた仲間が一人また一人、羽生に追いつき始めたのです。まるで童話のウサギと亀のようです。自分の100%なんて分かりませんものね。置き去りにされてきた羽生世代と呼ばれた人たちも、きっと自分に伸びしろがあることを信じて精進したのでしょう。私でさえまだ伸びしろがあることを期待しているのです。私より若い皆さんには、更に伸びしろがあることを期待してご精進頂きたいと思います。