私たちには、視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚の5感に、第6感と言われる直感やひらめきが備わっています。ところが仏教では、第7感・第8感まであると説いています。第7感を末那識(まなしき)、第8感を阿頼耶識(あらやしき)と言うそうです。仏教用語なので、調べてみても良く理解できません。
自分なりのザックリした理解では、末那識とは(執着する心)、阿頼耶識とは(ご先祖からDNAで受け継がれている意識)、ということになるでしょうか。興味のある方は、是非調べて頂きたいと思います。もしかしたらアハ体験につながるかもしれません。
うだるような暑さが続く中で、第7感・第8感などという厄介な話題を持ち出したのは、もうすぐお盆が来るからです。私たちにバトンをつないでくれたご先祖に感謝し、年に1度のおもてなしをする日です。このお盆という習慣は、606年の推古天皇の時代に始まったそうですが、人口がどんなに先細りになって行くにしても、後世に残さなければいけない大切な行事だと思っています。