懐かしさを覚える風景=「原風景」は、誰にでも何枚かはあると思うのですが、
私にとって一番大切な原風景は、稲刈りが終わった後の殺風景な田んぼです。

10代後半の頃、2才年下の女の子とよく歩いたのが、この稲刈りの終った後の
田んぼのあぜ道です。当時を思い出す度、女の子に編んでもらったマフラーの青
い色が、モノトーンの景色の中で瑞々しくよみがえってきます。
こうした原風景を、どこかに置き忘れてきた人もいます。嫌なことや悲しいこ
とは思い出そうとしなくてもよみがえるのに、懐かしい楽しい思い出は、意識し
ないと中々思い出すことが出来ません。原風景を呼び起こして欲しい人に私が試
しているのが、『内観療法』です。
自分の人生を、(小学校時代)(中学校時代)(高校時代)(20代)(30代)
(40代)という風に区切り、自分にとって大切な人との思い出を辿って行きます。
辿り方に決まりがあって、①自分が相手にしてもらって嬉しかったこと ②自分
がしたことで相手が喜んでくれたこと ③相手に迷惑をかけてしまったことを、
この順序で各時代ごとに辿って行きます。秋の夜長は、しまったままにしている
原風景と共に、瑞々しい思い出をよみがえらせる絶好の機会かも。
私にとって一番大切な原風景は、稲刈りが終わった後の殺風景な田んぼです。

10代後半の頃、2才年下の女の子とよく歩いたのが、この稲刈りの終った後の
田んぼのあぜ道です。当時を思い出す度、女の子に編んでもらったマフラーの青
い色が、モノトーンの景色の中で瑞々しくよみがえってきます。
こうした原風景を、どこかに置き忘れてきた人もいます。嫌なことや悲しいこ
とは思い出そうとしなくてもよみがえるのに、懐かしい楽しい思い出は、意識し
ないと中々思い出すことが出来ません。原風景を呼び起こして欲しい人に私が試
しているのが、『内観療法』です。
自分の人生を、(小学校時代)(中学校時代)(高校時代)(20代)(30代)
(40代)という風に区切り、自分にとって大切な人との思い出を辿って行きます。
辿り方に決まりがあって、①自分が相手にしてもらって嬉しかったこと ②自分
がしたことで相手が喜んでくれたこと ③相手に迷惑をかけてしまったことを、
この順序で各時代ごとに辿って行きます。秋の夜長は、しまったままにしている
原風景と共に、瑞々しい思い出をよみがえらせる絶好の機会かも。