
餌付けという程ではないのですが、時々残り物のご飯を庭に撒いて、雀が食べられるようにしています。しばらく撒くのを忘れていると、食事の催促なのか、「チュピチュピ、チュピチュピ」と大きな声で鳴くのです。春先にはおぼつかなく歩いていた子雀も、今ではすっかり成長したようです。
妻は、「白米ばかりでは健康に悪いから、木の実とか自分でも探させた方が良いよ。」と言います。本当は米の値段が上がって勿体ないと思っているのかもしれませんが、雀の健康を気遣った言い方をするところは、流石に年の功というべきでしょうか。米が高騰して、今年は雀にとっても受難の年かもしれません。

家の中で過ごす時間が多くなり、手持無沙汰を感じていた時、有力な情報がもたらされました。糖尿のせいで甘い物は極力控えているのですが、砂糖を使わずに米麹でアンコを作れるというのです。小豆100gに米麹100gを混ぜて、調理に8時間程。ほんのりと甘いアンコが出来ました。(あァ美味しい)という感動はありませんでしたが、それでも私にとっては貴重な甘さです。
ヒンヤリしたものが食べたかったので、出来たアンコで水羊かんを作ってみました。見た目は大変綺麗に仕上がりました。雀にもおすそ分けしようかと思ったのですが、羊かんを気に入って催促されても困るので止めました。