元気UPブログ

心が元気になるような記事を紹介するようにしています。

右へならえ

2024年02月25日 | 日記
 グルメ番組を見ていて、気になることが一つあります。それは、お店に入ったタレントが「お勧めは何ですか?」とか、「一番人気は何ですか?」とかお店の人に尋ねることなんです。その都度、自分が食べたいものを注文すれば良いじゃないか、と思ってしまいます。お勧めや一番人気が口に合うとは限りませんよね。

 そう言えば全米ヒットチャートNo1とか、全米視聴率No1なんていうキャッチコピーもありました。どうでも良いようなNo1は、今でも色んなキャッチコピーで使われているようです。これって右へならえと暗示をかけられているようなもので、右へならえしない人は素直でない人、ということにされかねません。
 
 しかし私たちは、素直に右へならえする国民性ではなかったのではないか?と思うのです。桃の節句や端午の節句は、何れも中国から伝来した風習ですが、右へならえせずに全く異なった風習に変えてしまいました。桃の節句は、織物の神様の生誕を祝う祭りが、女の子の成長を願う祭りに変わったものだし、端午の節句など、屈原という人の命日に粽(ちまき)を備えていたことが始まりと言われています。

 寒いので炬燵に入りながら、「自分の食べたいものを頼みなさいよ。」などと独り言を言いつつ、グルメ番組など見ているのです。
 
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合言葉を決めよう

2024年02月17日 | 日記
 電話による詐欺が相も変わらずに続いているようです。NHKでは毎日のように注意を呼びかけていますが、これではまるでイタチごっこです。よく考え付いたものだと感心するような手口もありますが、感心してばかりもいられません。 
 
 特に、身内を騙(かた)った詐欺は悪質で、心配につけ込む点では誘拐と同じです。そこで私、ふと思いついたんです。「身内だけの合言葉を決めよう。」赤穂義士が討ち入りの時に使った「山、川」は有名ですが、これで少なくとも、子どもや孫を騙った詐欺は防げるはずです。何もそこまでしなくてもと思っている方、生成AIを使うと85%以上、本人に似た声を作ることが出来るそうですよ。騙されない自信はありますか?

 思いがけない場面に遭遇すると、私たちの脳は「フリーズ」という思考停止に陥ります。冷静な判断が出来なくなってしまうんですね。以前裁判所から自宅に電話があった時など、何か違法行為をしたのかな?ハッとしてしまいました。冷静に考えれば、裁判所からの通知が電話で来るはずはないのですが、裁判所と聞いて一瞬フリーズしてしまったんですね。詐欺師たちはそこにつけ込むわけです。幸いにも電話は本物の裁判所からで、講演を依頼したいという電話でした。

 
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またまた養老先生

2024年02月09日 | 日記
 たまたまテレビのチャンネルを切り替えたら、鶴瓶の司会する番組に養老先生がゲスト出演していました。相変わらず面倒くさげに受け答えしていましたが、話題が昆虫になった途端、発言が熱を帯びてて来ました。そうなんですね、先生は昆虫が大好きなんです。
 
 その中で、「ゴキブリは寒い所にはいない。」とも言っていました。どういうことか調べてみたら、ゴキブリは10度以下では繁殖できず、0度以下では生きられないのだそうです。ただ、家の中がどんなに寒くても、「冷蔵庫の後ろは暖かいので、ゴキブリには快適な環境だ。」とも先生は言っていました。

 70年以上生きていても、身の回りには知らない知識が一杯です。夕食に蕎麦を食べるようにしてから、蕎麦の成分表示を気にかけるようになりました。8割蕎麦・10割蕎麦と表示してあれば、そば粉の割合は8割・10割なんだとすぐ分かります。成分表示が(そば粉・小麦粉)の順で表示してある時はそば粉が5割以上、(小麦粉・そば粉)の順で表示してある時はそば粉が3割以下、と知ったのは最近のことです。

 炭水化物を摂り過ぎないために夕食に蕎麦を食べているので、美味しそうな銘柄が並んでいても、8割蕎麦・10割蕎麦をチョイスするようにしています。
 
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熟睡してますか?

2024年02月01日 | 日記
 若い頃は朝まで熟睡していたのに、加齢とともに夜中に目が覚めるようになった、と言う話をよく聞きます。気がかりなことがあったりしても目が覚めてしまいますが、加齢とともに夜中に目が覚める、というケースが多くなるようです。これを中途覚醒と言います。
 
 先月も中途覚醒で困っているという高齢者の相談を受けていたのですが、その時、解剖学者の養老孟子先生のインタビューをふと思い出したんです。その時先生は、「私たちは毎日寝ているけど、それは死んだ状態と同じなんだ。朝になって目が覚めれば寝ていたということだし、目が覚めなければ死んでいたということだ。」なるほどおっしゃる通りです。

 その話を思い出して、高齢の相談者にこんなことを伝えました。「高齢になると、死に対する不安が無意識の内に生じてくるようです。夜中に目が覚めるのは、自分が生きていることを確認するためです。中途覚醒が悪いことだと思わないようにしましょう。」中途覚醒は楽しくはないと思いますが、かと言って過敏にはならないようにしてください。

 

 
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