元気UPブログ

心が元気になるような記事を紹介するようにしています。

ドーパミン(光と影)

2014年06月24日 | 日記
 何となく知ってはいるけれど、詳しくは知らないドーパミン。一体、ドーパミンて
何なんだろう? 頑張った時のご褒美としてもらう快感物質、それがドーパミン
です。テストで良い点を取った時、目標を達成した時、欲しかった洋服やバック
を買った時、私たちの脳の中にはドーパミンがあふれて、そして何とも言えない
幸福感を覚えます。
 またあの幸福感を味わいたい、それが「やる気」の正体です。頑張れば、また
ドーパミンを出して上げますよ、と脳は教えてくれているわけです。
           ドーパミンの分子構造だそうです

 ところがアルコールや薬物で一度でも幸福感を味わうと、頑張らなくてもご褒美
がもらえると、誤った学習をしてしまいます。 「依存症」と言われる人たちです。
依存症が治りにくいのは、頑張らなくてもご褒美がもらえるという、何とも都合の
良い学習をしてしまったからなんです。 
 
 こうした誤った学習をひっくり返すのは、並大抵ではありません。頑張った時の
ご褒美としてもらう幸福感を、何とか一度、味わってもらいたいものです。
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ある家族会に参加して

2014年06月19日 | 日記
 認知症の方を介護している、家族の集いに参加して来ました。介護疲れ
しているであろう家族のケアー、これも私たちNPOの活動の柱です。
知り合いの方が家族会を立ち上げたので、私も先月から参加しています。

 介護しているのはお嫁さんか夫や妻、年齢も中高年がほとんどです。こう
した集いは、介護している人達のストレス対策のためにも必要だろう、そう
思って参加しているわけなんです。ストレスのはけ口が認知症の人に向け
られでもしたら、それこそ虐待になってしまいます。

 今回の家族会のように、介護で困っているのはほとんどが中高年だろう、
と思っていたら、もっと深刻な問題が起きていたんです。その日のNHKで、
家族の介護をしている若者たちの姿を取り上げていました。若年性認知症
やアルツハイマーの親を介護するために、会社を辞めたり学校を中退せざ
るを得ない若者が現にいるんだそうです。こんな親孝行な子どもがいるんだ
という感心と同時に、何とかしなくてはダメだろう、という責任感みたいなも
のを感じさせられました。

 こうした誠実な若者こそ、今の社会に必要な存在でしょう。こうした若者を
サポートするために何が出来るのか、社会全体で考えて行きたいものです。




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夢あれこれ

2014年06月09日 | 日記
 よく夢を見る人と、余り見ない人がいます。本当は、毎晩誰でも夢を見るん
だそうです。余り見ないという人は、夢を覚えていないだけなんだそうです。               
夢は潜在意識から意識へのメッセージらしいんですけど、覚えていない夢と
いうのは、余り重要ではないメッセージなのかもしれませんね。
              
 私は見た夢をよく覚えているタイプなので、潜在意識から毎晩重要なメッセ
ージをもらっている、と言って良いのかもしれません。ただ夢の中で見た未来
については、余り信用しない方が良いのかも。と言うのも、時々競馬の夢を見
ることがあって、当り馬券をはっきり覚えていることがあります。重要なメッセー
ジかもしれないと思って馬券を買うんですが、当たったためしがないのです。

 同じ夢を覚えているタイプでも、レジー小体型認知症の人は深刻です。たま
たま話をする機会があったんですけれども、話を聞いてビックリでした。
夢か現実か判別出来ないくらい、毎晩リアルな夢を見るそうです。夢の中でも
現実と同じように過ごすんですものね、24時間休みなしです。どうしようもな
い程疲れるとおっしゃっていました。その方は夢の中の物はつかめないそう
ですが、触ったりつかんだり出来るくらい、リアルな夢を見る人もいるそうです。
夢で苦しんでいる人がいるのに予知夢で馬券を買うなんて、何て不謹慎だっ
たんでしょう。

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苦労の量は皆同じ

2014年06月03日 | 日記
 これまでほとんど苦労らしい苦労をしたことがない、という女性の話です。
勉強で苦労したことも、友人関係で苦労したことも、仕事で苦労したことも
ほとんどなかったそうです。お父さんやお母さんに叱られた記憶もなく、何
一つ挫折らしい挫折を味わうことなく、50年近く生きて来たんだそうです。

 その女性が昨年、お父さんを病気で亡くしました。やっと立ち直ったと思
う間もなく、今度はお母さんが脳梗塞で寝たきりになってしまいました。
「もう目一杯です、限界です」と、弱り切った胸の内を明かしてくれました。
               
 その時、会社の同僚が私にしてくれた話を思い出したんです。
「一生にする苦労の量は、みんな同じなんだぞ」 私が何の苦労もせずに
遊んでばかりいる、と思ったからこんな話をしてくれたんでしょうね。この話
を紹介したら、「じゃ私は、今ツケを払っているんですね。」そう彼女はつぶ
やきました。 そう、苦労した分、一生分の苦労が減って行くんです。
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