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元気UPブログ

心が元気になるような記事を紹介するようにしています。

人の輪

2015年02月16日 | 日記
 今、面白い小説を読み始めています。何の取り柄もない、全く目立たない青年
が、源氏物語の世界にタイムトリップしちゃったというお話です。まだ読み終わっ
ていないんですけど、とても面白いので途中紹介しちゃいます。

「きもい」とか「うざい」とか言われてイジメにあう人がいるけれど、それはイジメる
側の人間がその存在に気付いているからで、言われる方は辛いかもしれないが、
[人の輪に入っている証拠だ] というんです。この小説の主人公は、イジメられもし
ない代わりに、誰の目にも留まらない忘れられた存在です。いわば、人の輪の外
に置かれたような青年です。イジメとはまた別の辛さがあるでしょうよね。

 これまで誰の目にも留まらなかった主人公が、源氏物語の世界で周囲から一目
置かれるようになった途端、見違えるように生き生きします。初めて人の輪に入っ
ているという実感が得られたからでしょう。思えば「同窓会」も「同期会」も「県人会」
も、人の輪に入っているという実感が得られる性格のものなのでしょう。

 人の輪が家族だけというのでは、生き生きした気持ちには中々なれないでしょう。
例え輪は小さくても、沢山あった方が良いように思います。その輪が同じ趣味の人
や、同じ価値観の人で出来ていたら、なおのこと生き生き出来そうです。
小説の題名は、「十二単衣を着た悪魔」です。
 


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天気予報の不思議

2015年02月06日 | 日記
 2月6日は、関東地方の平野部にも雪が積もるはずでした。どの放送局でも警戒を
呼びかけていたので、前日から早目に仕事を切り上げられるように段取っていました。
ところが、さっぱり雪にはならないではありませんか。予報が外れたことに文句を言い
たい訳ではないのです。どの放送局でも同じ予報を流していることが、釈然としないの
ですよ。各局にはそれぞれ国家資格の気象予報士がいるはずなのに、どうしてこうも
同じ予報になるのでしょう? 独自に情報を分析していれば、少しは違った予報が出
るのが自然というものではありませんかね。
 何年か前、神戸で連続児童殺傷事件があったのを、覚えているでしょうか?犯人の
精神分析をしたところ、3人の専門家がそれぞれ3通りの異なった診断を下しました。
その時は、「答えは1つのはずなのに、どうして3通りもの結論になるんだろう?」と
釈然としなかったものですが、1つの答えを導き出すことの難しさも教えられました。
 それなのに、天気予報だけはどうしていつも1つの予報になるのでしょう。専門家と
して、本当にデータを分析して予報を出しているのでしょうか? 気象庁の予報をその
まま流すだけなら、国家資格など必要ないのではないか、などと思ってしまいます。
ニュースの解説では放送局の特色を出そうとするのに、気象データの分析ではどうし
てどこも特色を出さないのでしょう。
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ひと段落つきました

2015年02月01日 | 日記
 1月25日の講習会が終わって、今年度予定していた養成講座は全て終了出来ました。
去年は大雪のお蔭で、延期やら何やら大変な思いをしたのですが、それに比べると今年
は、インフルエンザの影響はあったものの、まあまあスムーズだったと感謝しています。
 兎にも角にも、養成講座は最優先事業として位置付けているので、無事に終わってホッ
と一息ついています。会社勤めをしていた頃は、一区切りついても一休みする余裕を与
えてもらえなかったんですけどね。一区切りついた後の一休み、何とも贅沢な時間です。

 今回の養成講座で印象に残ったことは、身体や精神に障害のある方が、何人も参加し
てくれたことです。特にSSTは、問題の場面を再現してアドリブでやり取りする研修です。
完結するやり取りが出来るか心配だったのですが、心配が偏見だということもあるんで
すね。先回りして手を貸してしまうことで、却って可能性の芽を摘んでしまうんこともある
んだな、などと思いながら、一生懸命取り組んでいる姿を見ていました。

     最後に、後藤健二さんのご冥福を、心からお祈りします。
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