今、面白い小説を読み始めています。何の取り柄もない、全く目立たない青年
が、源氏物語の世界にタイムトリップしちゃったというお話です。まだ読み終わっ
ていないんですけど、とても面白いので途中紹介しちゃいます。
「きもい」とか「うざい」とか言われてイジメにあう人がいるけれど、それはイジメる
側の人間がその存在に気付いているからで、言われる方は辛いかもしれないが、
[人の輪に入っている証拠だ] というんです。この小説の主人公は、イジメられもし
ない代わりに、誰の目にも留まらない忘れられた存在です。いわば、人の輪の外
に置かれたような青年です。イジメとはまた別の辛さがあるでしょうよね。
これまで誰の目にも留まらなかった主人公が、源氏物語の世界で周囲から一目
置かれるようになった途端、見違えるように生き生きします。初めて人の輪に入っ
ているという実感が得られたからでしょう。思えば「同窓会」も「同期会」も「県人会」
も、人の輪に入っているという実感が得られる性格のものなのでしょう。
人の輪が家族だけというのでは、生き生きした気持ちには中々なれないでしょう。
例え輪は小さくても、沢山あった方が良いように思います。その輪が同じ趣味の人
や、同じ価値観の人で出来ていたら、なおのこと生き生き出来そうです。
小説の題名は、「十二単衣を着た悪魔」です。
が、源氏物語の世界にタイムトリップしちゃったというお話です。まだ読み終わっ
ていないんですけど、とても面白いので途中紹介しちゃいます。
「きもい」とか「うざい」とか言われてイジメにあう人がいるけれど、それはイジメる
側の人間がその存在に気付いているからで、言われる方は辛いかもしれないが、
[人の輪に入っている証拠だ] というんです。この小説の主人公は、イジメられもし
ない代わりに、誰の目にも留まらない忘れられた存在です。いわば、人の輪の外
に置かれたような青年です。イジメとはまた別の辛さがあるでしょうよね。
これまで誰の目にも留まらなかった主人公が、源氏物語の世界で周囲から一目
置かれるようになった途端、見違えるように生き生きします。初めて人の輪に入っ
ているという実感が得られたからでしょう。思えば「同窓会」も「同期会」も「県人会」
も、人の輪に入っているという実感が得られる性格のものなのでしょう。
人の輪が家族だけというのでは、生き生きした気持ちには中々なれないでしょう。
例え輪は小さくても、沢山あった方が良いように思います。その輪が同じ趣味の人
や、同じ価値観の人で出来ていたら、なおのこと生き生き出来そうです。
小説の題名は、「十二単衣を着た悪魔」です。