娘の成人式

　成人式を終えた孫が、経過報告に来てくれました。成人式の後、家族で寿司屋に行ったそうですが、回転寿司ではない寿司屋に行ったことが大人の仲間入りをしたようだとかで、何やら得意げに話していました。その時、私の娘の成人式の後どんなお祝いをしたんだっけ？と考えたのですが、思い出せないのです。

　すると妻が、暫く記憶を辿っていたようでしたが、「休みの日はいつも麻雀に出かけていたから、成人式の時も家にいなかったよ。」と教えてくれました。私の娘は、成人式の後食事にも連れて行ってもらえなかったんですね。それでも今立派に社会人をやっているのは、本人の努力によるものなのでしょう。

　私は成人式に参列しなかったので、市役所から記念品が送られてきました。成人式の前年、多分１１月頃だったと思うのですが、赤羽から北千住に引っ越したんです。すると成人式の後、赤羽と北千住両方の市役所から記念品が送られてきました。この２つの街には、独り暮らしの思い出がたくさん詰まっています。また行ってみたいな、と時々思ったりします。赤羽と北千住を探訪する機会がありましたら、是非ご報告したいと思っています。

　

山形とラーメン

　食べ物の消費ランキングでは、餃子が良く話題になっています。宇都宮と浜松がデッドヒートを繰り返していたところに、最近では宮崎が割り込んできたとか。この消費ランキング、ラーメンでも統計が取られていて、山形市が日本一なんだそうです。
　
　山形市の消費の特徴が面白いんです。山形では、来客がある、人の集まりがある、その度にラーメンの出前を取るそうです。寿司では改まった感じになってしまうけれども、ラーメンならお互いに気兼ねしないで済む、というのがその理由のようです。京都人のように、出す気もないのに「ぶぶ漬けでもどうどす？」と儀礼的に言われるよりは、「一緒にラーメンでも食べましょ。」と言われる方が、余程ざっくばらんなおもてなしです。

　私もラーメン大好き人間なのですが、ここ１年以上は、塩分を制限されているために絶ラーメンしています。昨年はマルちゃんラーメンに、「減塩ラーメンを出して欲しい。」とメールでお願いをしました。マルちゃんラーメンからはまだ減塩ラーメンが発売されていませんが、どうもカップヌードルから、一食あたりの塩分2.9gという減塩ラーメンが出たようです。近くのスーパーではまだ見かけたことがないのですが、これからはキョロキョロ探してみようと思っています。

　

私の素敵な仲間

　高校時代から５０年以上、交際が続いている友人がいます。旅行が好きで、奥さんと２人で良く出かけているのですが、旅先で色んな人と親しくなるようです。最近も旅先で知り合った人のホームパーティーに招待され、お返しに来月自宅に招待したというのです。
　
　私が感心するのはそこなんです。ホームパーティーを開く位だから結構なセレブのようで、そんな人を良く自宅に招待出来るなと思うんです。私などは小市民感覚なのか、自宅に招待して何を振る舞ったら良いのか？どんな風に過ごしてもらったら良いのか？何をお土産にしようか？などと考えると、つい面倒くさくなってしまうのですが、どうも彼の感覚は違うようなのです。そんな人を良く招待出来るなと聞いたところ、「自分たちの生活スタイルに合わせてもらうようにしているから、気楽だよ。」と答えてくれました。

　そういえば昔、彼の新居に泊めてもらったことがあったのですが、翌朝奥さんから「朝食食べますか？」と聞かれました。どうも朝食の準備をしている気配がなかったので、「いえ結構です」と答えて、朝食抜きで帰ってきたことがありました。自分たちのスタイルは変えない、これがおもてなしの基本かもしれませんね。旅館のように満点の接待をしようなどと考えたら、おもてなしなど出来なくなってしまいますもの。

謹賀新年

　２０２５年、明けましておめでとうございます。昨年はそれなりに頑張った１年でしたが、今年はどんな年になるのでしょうか。抱負という程大げさなものではなく、ザックリと今年１年をイメージしてみました。

　昨年の暮れ頃、ピピっと閃いたことがあるのです。今やっている仕事をいつまで続けたら良いのか？「そうだ、７７歳の７月で一区切りつけよう。」７月は私の誕生月で、７７７のラッキーセブンです。今年はそのラッキーセブンに向けての１年目ということになります。イメージとしては、飛行機が着陸する時のソフトランディングー緊急着陸やオーバーランしないような着陸ーを思い描いています。

　アドバイスをする時、私は良くこんな話をします。「具体的にイメージ出来れば実現する可能性があるけれども、イメージ出来ないことは実現しようがありませんよ。」今年がどんな年になれば良いか、それは具体的にどんなイメージするかにかかっていると言えるでしょう。今年が良い年になりますようお祈り致します。