元気UPブログ

心が元気になるような記事を紹介するようにしています。

使命感

2018年10月25日 | 日記
 全日本女子駅伝の予選会で、途中で足を骨折した選手が、300mはって進んでタスキ
をつないだ、という記事を読みました。膝は擦り剥けて、血だらけだったそうです。
            
 運営サイドに対しては色んな意見があるそうですが、はってタスキをつないだこの選手
の使命感に、私はただただ感動を覚えます。だって、使命感という言葉がこの国から無く
なりそうな昨今ではありませんか?

 車の燃費のデータ改ざん、耐震装置のデータ改ざん、使命感を持っていればそんなこと
は起こり得ないはずです。10年で壊れてしまうように作られている電気製品ー物づくり
日本と言われていた頃の誇りや使命感は、一体どこに行ってしまったのでしょう?

 血だらけになってタスキをつないだこの選手の姿を見て、一人一人がもう一度、自分の
使命感を思い出す必要があるのではないか、と感じさせられました。

 

 
 
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教養人とは?

2018年10月10日 | 日記
 たまたまテレビのチャンネルを回したら、太宰治を取り上げていました。
名前は良く知っているんですけど、せいぜい「走れメロス」とか「斜陽」
を知っている程度です。
             
 チャンネルを回した時は、もう番組が終わる直前だったのですが、その
中でとても印象的な言葉があったので、急いで書き留めました。太宰治が
言ったという言葉が、これです。
      「教養人というのは、人の辛さに敏感な人だ

 人の辛さに敏感な人ということは、要するに「優しい人」ということで
しょう。番組の中ではこんな解説もしていました。「優」という字を分解
すると、亻(人)になる、優しさというのは、人の憂いを分かること
なのだそうです。 
 人の憂いの分からない知識人が、私たちの周りには大勢いますが、太宰
は、優しすぎて入水自殺をしてしまいました。優しさだけではなく、生き
抜く強さを併せ持つことが必要なのでしょう。
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