元気UPブログ

心が元気になるような記事を紹介するようにしています。

これって、丸投げ?

2022年11月30日 | 日記
 先日東京都で、高校入試のためのスピーキングテストが行われました。テストの運営だけ大手の業者が引き受け、肝心の採点はフィリピンでやるのだそうです。国内には、採点出来るレベルの教師がいないのでしょうか。国内には判決を言い渡せる裁判官がいないから、フィリピンに行って裁判してもらいましょう、というのと同じことではないでしょうか。これって、試験の丸投げじゃありません?

 そう言えば東京オリンピックも、どこかの大手広告代理店に丸投げした結果、汚職や談合が行われたのではなかったでしょうか。この丸投げという手法は、随分前から建設関係で行われていました。大手建設会社が下請けに丸投げして利ザヤを稼ぐと、その下請けはそのまた下請けに丸投げして利ザヤを稼ぐ。大手だけが儲かる仕組みです。

 その利ザヤを負担するのは利用者や税金ですが、私たちは良くも悪くも、個人を攻撃することは出来ても、「長い物には巻かれろ」的な国民性のようです。札幌に冬季オリンピックを誘致する計画が進んでいるようですが、決まったらまた、大はしゃぎして歓迎するのでしょう。



 


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これって変ですよね?パートⅢ

2022年11月19日 | 日記
 先頃、タクシー料金値上げの報道がありました。値上げの理由は、ガソリン価格の高騰に加え、キャッシュレス決済のための設備投資なのだそうです。しかし私のように現金払いしかしない人まで、どうして設備投資分を負担しなければいけないのでしょう。私はほとんどタクシーを使わないからどうでも良いようなものですが、これって変ですよね?

 先日、つくば市内のショッピングモールで和食のお店に入りました。メニューを見ているところにアルバイトらしき女性店員がやってきて、「〇〇定食」「△△定食」・・・・・と7つほどいきなり品名を上げ始めるのです。これらを注文すると何かサービスが付くのかなと思いながら聞いていたら、「本日はオーダーストップでございます。」と言うので拍子抜けしてしまいました。
           
 その内、隣の席からも同じように説明する店員の声が聞こえてきました。客は高齢のご婦人のようで、「フン、フン」と頷きながら聞いていましたが、最後に「本日はオーダーストップでございます。」と言われて、「えっ、オーダーストップ?」と呆気に取られているようでした。最初に、「本日のオーダーストップを申し上げます。」と言ってくれれば、聞き終って拍子抜けすることもなかったろうにと思うのです。説明の段取り、これって変ですよね?

 でも7品目の説明をする声が聞こえる度に、可笑しくなってしまいました。お客が入る度に、間違わずに説明するのは大変なものです。おじさんにはとても覚えきれないな、と思いながら聞いていました。

 

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一年を20日で暮らすいい男

2022年11月11日 | 日記
 昔の大相撲は年に2回、春と秋10日しか行われなかったそうです。「一年を20日で暮らすいい男」というのは、1年に20日相撲を取れば暮らしていけたお相撲さんを詠んだ、江戸時代の川柳です。でも実際は、地方巡業に出かけたりして、20日以上相撲を取っていたようです。
          
 私が今取り組んでいる面会交流支援も、ほとんどが日曜日に行われるので、「一月を4日で済ませるいい仕事」ということになるのでしょうか。いえいえ、お相撲さんの地方巡業のように、合間合間で気を使うことはあるもので、月4日で済ませることは中々出来ないものです。お気楽に見えるようで気苦労は多いのです。

 それでも、自分の孫のように子ども達と関わるのは楽しいものです。「人間の器」についてこんな解説が載っていました。「大抵の人が怒ることを、笑って許すこと」。親の時は子どもを叱ってばかりでしたが、お祖父ちゃんになると笑って許すことが出来るのです。孫のような子ども達と接する度に、器が少し大きくなるような気がします。この仕事は、やっぱり「いい仕事」なのだと思います。

 

 
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三十一文字(みそひともじ)にかけた夏

2022年11月04日 | 日記
 短歌甲子園という高校生の全国大会があったんですね。「三十一文字にかけた夏」というテレビ番組のタイトルが目に留まって、最初は競技かるたがテーマかなと思って見てみたのですが、同じ三十一文字でも短歌の方でした。三人でチームを組み、出来を競いながらトーナメント戦を勝ち上がって行く、という斬新な試合形式でした。
            
 その中で、女子高生が認知症のお祖父ちゃんを詠んだ歌がありました。「遅々として 迷える祖父の散歩道 飛行機雲は夕闇に消え」私にも女子中学生の孫がいるのですが、私が認知症になった時、こんな優しい歌を詠んでくれるのでしょうか。この句を詠んだ子のチームが優勝したので、チョッと嬉しい気持になりました。
 
 自分の気持を言葉で表現することは、とても重要です。もちろん誰かを傷つけるような表現はNGですが、コミュニケーションを図る上でも必要です。今は若い人だけでなく年配の人まで、絵文字を使ったりして文章を省略化している感がありますが、それはコミュニケーションの省略にしかならないだろう、と思ったりするのです。


 
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