動機づけ

　「やる気を起こさせること」を動機づけと言いますが、これがなかなか大変。自分で動機づけ
の出来る人もいるし、出来ない人もいる。自分で動機づけ出来る人だって、いつもいつも出来
るわけじゃはありません。
　岡山県の動物園から逃げ出したゾウガメは、半月も見つからなかったのに、５０万円の懸賞
金をかけたら２日で見つかったそうです。大勢の人がゾウガメ探しに参加して、中には他県か
ら来た人もいたとか。 ５０万円が、大勢の人の動機づけになったんでしょう。

　何かが手に入る、なんていう時は動機づけになるんですね、例えばお金とか賞賛とか。その
反対に、何かを失うなんていう時も動機づけになりそうですね、例えば地位とか財産とか。
こう考えると、何か欲しいものがある人や、何か失いたくないものがある人には、動機づけし易
いのかもしれませんね、きっと。
　困るのは、欲しいものも、失いたくないものもない人達です。動機づけ出来ないから、無理や
り勉強させようとしても勉強しないし、働かそうとしても仕事に就かない。でも、そんな人本当に
いるんでしょうか？　欲しいものが見つかっていないだけかもしれないし、失っては困るものに
気付いていないだけかもしれない。　もしやる気を起こさない人が身近に居たら、「ちっともやる
気を起こさない」と嘆く前に、欲しいもの探しや、気付いていないもの探しを、一緒にしてみては
どうでしょう。突破口が見つかるかも！

　
　

結婚の条件

　仕切るのが下手なくせに仕切りたがる人が、私たちの周りには結構いるものです。
この人たちには３つのパターンがあります。
①１つ目は、自分は絶対正しいと思っていて、だれ彼かまわず自分の流儀で仕切ろ
　うとするタイプ。箸の上げ下げまで干渉されるから、こんな強引な人に仕切られた
　ら大変。息が詰まって、窒息しそうになってしまいます。

②２つ目は、規則やルールなどお構いなしというタイプ。こんな型破りな人に仕切ら
　れたら大変。人を踏みにじったり犠牲にすることなんて、へっちゃらなんですから

③３つ目は、上の２つとはちょっと違って、どう仕切って良いか分からないタイプです。
　こんな人と関わったら大変。感情に任せてわめき散らすだけなんですから。

　もしもパートナーがこんな人だったら、結婚生活を維持するのは大変でしょうね。
結婚生活の条件として、パートナーが「仕切り上手」かどうかということは、大変大き
な要素ではないかと思うのですが、如何でしょうか？