警察署長が女性職員にセクハラ発言をした、というニュースが流れました。この署長さん、自分の発言は余計なお世話だったと、本当に分かっているのでしょうか。本音は、老婆心からアドバイスをしただけだ、と思っているのではないでしょうか。このように、自分が問題を起こしていることに気付いていない人を、「ビジター」タイプと言います。パワハラやストーカーも、同じビジタータイプの人達です。

このタイプを注意したり叱ったところで、何の効果もありません。まず周囲が迷惑していることを教えなければなりません。相談で最も手こずるのがこの第Ⅰ段階です。次は、その原因は誰にあるのか知ってもらう第2段階です。ここでは社会が悪いとか、相手のためだとか、言い訳をして抵抗します。これを「コンプレイナント」タイプと言います。このタイプは自分が悪いとは思っていないので、いくらお説教をしても効果はありません。イライラして疲れるだけです。
その原因はどうやら自分にあるようだ、と言うことが分かってやっと第3段階です。ここまできて初めて、問題を解消するために自分は何をすべきか、答えが見つかるのです。これを「カスタマー」タイプと言います。踏み切内で写真を撮る迷惑外国人観光客、あれはビジタータイプです。列車に撥(は)ねられたイラストを表示するとか工夫をしないと、何が問題なのか彼らには認識してもらえないでしょう。

このタイプを注意したり叱ったところで、何の効果もありません。まず周囲が迷惑していることを教えなければなりません。相談で最も手こずるのがこの第Ⅰ段階です。次は、その原因は誰にあるのか知ってもらう第2段階です。ここでは社会が悪いとか、相手のためだとか、言い訳をして抵抗します。これを「コンプレイナント」タイプと言います。このタイプは自分が悪いとは思っていないので、いくらお説教をしても効果はありません。イライラして疲れるだけです。
その原因はどうやら自分にあるようだ、と言うことが分かってやっと第3段階です。ここまできて初めて、問題を解消するために自分は何をすべきか、答えが見つかるのです。これを「カスタマー」タイプと言います。踏み切内で写真を撮る迷惑外国人観光客、あれはビジタータイプです。列車に撥(は)ねられたイラストを表示するとか工夫をしないと、何が問題なのか彼らには認識してもらえないでしょう。