元気UPブログ

心が元気になるような記事を紹介するようにしています。

違反プレーに思うこと

2018年05月27日 | 日記
 アメフトの違反プレーが、今報道を賑わしています。コーチや監督の
指示があったかどうかは判然としないようですが、選手がやりたくてや
ったプレーではないんだろうな、という印象を受けています。

 そんなことを考えている時、昔教わった孔子の言葉を思い出しました。
心の欲するところに従えども、矩(のり)をこえず」やりたいことを
やっても正しい道を踏み外さない、というような意味だったと思います。
正しい道を踏み外すと分かっていながら、どうして心が欲しないことを
彼はやってしまったのでしょう? 

 集団から排除されるのが怖かったのかもしれないし、認めてもらえな
い焦りがあったのかもしれません。ただ、そうしたことを恐れず、心の
欲するところに従うというのは、誰にとっても難しいように思えます。

 人間の欲求には5段階あって、最終的に目指すのは「自己実現」だと
言われていますが、実はその上に、「自己超越」という6段階目がある
そうです。見返りを求めず、ただひたすら目的に没頭する、これが自己
超越の状態なんだそうです。こうした状態にならない限り、孔子の言う
「心の欲するところに従えども、矩をこえず」を実践するのは、とても
大変なことで、簡単に出来ることではないのかもしれません。


 
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シルピア研修から

2018年05月16日 | 日記
 職員のための研修ということで、「シルピア」という下妻市の福祉センターに行って来ました。
2月にもストレスについて話しをしたのですが、今回は更に専門的な話を聞きたい との要請を
受けてのものでした。仕事が終わる夕方から始まるわけですから、受講する方も大変ですし、私
の方も、短時間で出来るだけ分かり易く、ということを意識しなければなりません。
              
 今回のテーマは、「考え方を変えればストレスは感じなくなる」という内容でした。 性格は
なかなか変えられませんが、考え方はコツさえ分かれば変えられるんですね。実際にアメリカで
あった話なんですが、(飛行機の中で赤ちゃんが1回泣く度に、次回の運賃を10%値引きする)
と某航空会社が公告したところ、赤ちゃんが泣く度に乗客から拍手喝さいが起きたんだそうです。
「機内では赤ちゃんを泣かせるな」という考え方が、「赤ちゃんが泣くと得をする」という考え
方に変わったからです。
 赤ちゃんの泣き声にストレスを感じていた人も、考え方が変われば、ストレスどころか歓迎す
る気持になれるわけです。ストレスを感じたくなければ、相手を変えることより、自分の考え方
を変えることがまず必要なのかな、私はそんな風に考えます。
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「チューイング」ってご存じ?

2018年05月06日 | 日記
 食べ物をクチャクチャ噛むだけで吐き出してしまうことを、チューイング
と言います。食べ物を吐き出しちゃうなんて勿体ない、と思うかもしれませ
んが、これも摂食障害の1つなのです。 チューイングするのは、「食べた
いけれども、太りたくない」という気持ちが背景にあるからです。

 拒食症は、「太らないように食べずに我慢する」摂食障害。一方過食症は、
「太りたくはないが食欲も満たしたい、そのために食べた物を吐いてしまう」
摂食障害。チューイングは、過食症に近い摂食障害と言えるでしょう。

 ダイエットなどの目的で、遊び感覚でやったりすると、とても危険な行為
です。本格的な摂食障害に移行する可能性が、高いからです。 その反対に、
拒食症だった人が拒食症から抜け出すために、食べることは出来ないまでも
チューイングをしている、という事例もあります。

 食べないにしろ吐き出すにしろ、摂食障害というのは、自分に罰を与えて
いるように感じられて仕方ありません。ただ、食べ物を罰の道具にするとい
うことに、共感することは出来ません。だってアフリカでは、1分間に17
人も餓死しているというではありませんか。私が子どもの頃、ご飯を残すと
親に叱られたものです。「お百姓さんに申し訳ないから、残さず食べろ!」
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