元気UPブログ

心が元気になるような記事を紹介するようにしています。

中秋の名月

2020年09月29日 | 日記
 今年の十五夜はいつだろう?と調べたら、10月1日とのことでした。毎年日にちが変わる
ので、ウッカリすると見逃してしまいます。
                   
 山中鹿之助という戦国時代の武将が、「願わくば七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈った
そうですが、私達を感慨深い気持にさせる力が、お月様にはあるのかもしれません。三日月で
さえそうなのですから、満月なら尚更でしょう。

 私は七難も八苦も要らないのですが、お月様を見ながらつい昔のことを思い出してしました。
それは中学時代のことです。不登校の同級生がいると、先生に言われていつも私が迎えに行か
されました。部活に来ない部員がいると、先輩に言われてこれまた私が迎えに行くのです。
お迎えに行かされる役目は、社会人になっても続きます。私の上司がアル中で、時々遅刻して
出社します。ある日、何時になっても出て来ないので、所長が「死んでるかもしれないから見
て来てくれ」と言うのです。恐る恐る見に行ったら、緩慢に身支度をしているところでした。

 このお迎えが今に至るまで続くとは、思いもしませんでした。子どもを迎えに行って、別居
して暮らしている父親に会わせる、面会交流支援もまたお迎えが役割です。そう言えば、私の
子どもは体が丈夫ではなかったので、小学校・中学校と登下校に合わせて送り迎えしていたっ
け、物思いにふけりながらそんなことを思い出していました。


 

 
 

    
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常識の盲点

2020年09月21日 | 日記
 NHKで、藤井蒼汰2冠の特集をやっていました。強さの一因として、彼は常識にとらわれな
い手を指すことが出来るんだそうです。将棋の常識のことを「定跡」と言うのですが、定跡は
一流の棋士達が何年もかけて作り上げた常識ですから、その常識にとらわれないというのは、
正に型破りと言えるでしょう。
                
 将棋界のスーパースター羽生善治九段が、「定跡を疑って考えます」という話を何年か前に
していたことを、その特集を見ていて思い出しました。『常識が必ずしも真ならず』と言うこ
とでしょうか。スーパー天才2人の共通点を、とても興味深く感じました。

 詐欺の被害が相も変わらず無くなりません。詐欺は、常識にとらわれている人をだます犯罪、
言わば常識の盲点を突いた犯罪です。(警察の人だから大丈夫)(銀行の人だから大丈夫)と
いう、常識からくる信用を逆手に取るのが詐欺の手口です。口座から勝手に預金が引き出され
ていたという事件も、最近報告されています。これも(銀行や大手企業の口座だから大丈夫)
という、常識の盲点を突いた犯罪です。

 常識を疑うというのは、とても難しいことです。しかもデジタル化が急速に進んでいる昨今、
疑う余裕すらないまま波に飲み込まれ、被害に会う危険性は広がって来ています。こんな時こ
そ、コマーシャリズムに飲み込まれず、常識を疑う姿勢が求められるのではないか、と思うの
です。天才ではなく凡人であっても、藤井2冠や羽生九段に学びたいものです。


 
             
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今はもう秋!

2020年09月12日 | 日記
 暑い!暑い!と言っている内に9月になってしまいました。例年なら衣替えの時期だというのに、
ちっとも秋になったという実感がありません。ただ、友人が油絵展の写真をメールで送ってくれた
ので、やっと秋を意識することが出来ました。いつの間にか、芸術の秋になっていたんですね。
           

 感性にしても、考え方にしても、自分を表現出来たら素晴らしいと思うし、表現する場を持つ
ことが出来たら、更に素晴らしいと思います。かの友人も、個展の期間1週間を、とても充実し
た気持ちで過ごすのでしょう。
 自分を表現するために、総理や大統領を目指す人もいます。奇しくも、今回の日米の有力候補
は全て70代。もうひと花咲かせるために、70代になっても自分を表現し続けよう、という生
き方には敬服します。私はこの1週間、暑さで何を考えるのも億劫で、今日やらなくても何とか
なると言い訳しつつ、怠惰な時間を送っていたことに反省です。

 子どもがゲームばかりやって、ちっとも勉強しないという相談を受けることがあります。確か
に困ったことではありますが、子どもの視点に立ってみると、ゲームを通して自己表現をしてい
るのかもしれません。創造的な自己表現ではないかもしれませんが、誰かを傷つけるような表現
方法でないだけマシだし、私の怠惰な1週間よりマシではないか、という気がするのです。

 

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先約優先

2020年09月01日 | 日記
 マージャンに熱中していた頃の話ですが、いろんなところからお誘いを受けている内に、
同時に2ヶ所からのお誘いに応じてしまいました。いわゆるダブルブッキングです。その
ことに気付いたのは前日の夜ですから、焦りましたね。最初に約束をした相手に相談した
ところ、「先約優先だよ。」と言われました。
            
 言われてみれば至極当然で、それ以来40年、冠婚葬祭以外は「先約優先」を基本姿勢
にしています。きわめてシンプルで分かり易い基準だと思うのですが、平気で後約を優先
する人も、少なからずいらっしゃるようです。男性と女性では、一体どちらが先約を優先
する傾向があるのでしょう?

 先約を優先するのは、男性か女性か? そんなことをリサーチした報告があるんですね。
その報告によると、先約を優先するのは男性で48%女性で66%。女性の方がずっと
先約を優先する確率が高いんです。イメージでは逆かと思っていたのですが、その認識は
誤りでした。男性より、女性の方が信用できるんです。

 6月にセミナーを開いた時のデータも、それを物語っています。コロナの第1波が終息
して、公共施設がやっと再開し始めた頃です。まだまだ感染に対する恐怖感が強く、参加
を見合わせるスタッフさえいたほどです。そうした中で何人くらいセミナーに来てくれる
のか、全く予測出来なかったのですが、予約して頂いた方の55%が参加してくれました。
予約の全てが女性だったのですが、コロナ禍の中でさえ55%で、平時の男性よりも先約
の優先度が高いんです。「女性の方が先約を優先してくれる」、ということを改めて強調
したいと思います。

 


 
 

 

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