元気UPブログ

心が元気になるような記事を紹介するようにしています。

葉書の効果バッチリ!

2014年11月26日 | 日記
 10月29日のブログでご紹介した葉書作戦は、大成功でした。親子で引きこもって
誰とも会おうとしない、どうしようもないケースだったのですが、今日やっと面会にこぎ
つけることが出来ました。先週までに3回、毎週同じ曜日に葉書を出して、3回目には
次回は訪問することを告げました。もちろん返事なんかはありません。その代り苦情も
言ってはこなかったんです。
 玄関で呼んでも返事がありません。前回はここで引き返したんですが、今日は思い
切って入ってみることにしました。立て付けの悪い引き戸で中々開かなかったんです
けどね、強引に開けちゃいました。怒鳴られるかなと思ったら、全然平気でした。葉書
を出していたお蔭で、多少は受け入れ体制が出来ていたんでしょうね。何とか必要な
メッセージだけは伝えてくることが出来ました。
 今回改めて思ったことなんですけど、人と人が付き合うための距離感、大切ですね。
受け入れ体制もないし信頼関係もない、こんな状態でいきなり要求を突きつけたって、
土台聞き入れてもらえるはずもありません。ところが、こうした理屈を分かろうとしない
人が増えているような気がします。今回は面会の前に葉書を出してみたわけですが、
聞き入れてもらいたいなら、それなりの工夫が必要でしょう。こうしたことは、会社でも
家庭でも言えることではないかと思います。


 
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森さんの口ぐせ

2014年11月16日 | 日記
 私たちのNPOには理事が3人いるのですが、その内の一人が森さんです。
中学校の校長をしていた方で私より4つ年上なんですが、森さんに何か頼む
と、いつも「ハイ、分かりました。」と、2つ返事で引き受けてくれます。そして
引き受けたことは、いつもきちんとやり遂げてくれるので、安心して仕事を任
せることが出来ました。
 その森さんが一昨年喉頭がんを患い、一時は持ち直したかに思えたのです
が、今月11日に亡くなってしまいました。
 私が森さんに理事をお願いしたのには、理由があるんです。とかく自分を良
く見せようとしたり、大きく見せようとしたりする人が多いのですが、森さんは
誰に対しても自然体でした。ー自分を過大評価もせず、過小評価もしないー
本当に尊敬出来る人だったんです。
 こうした心構えを「自己一致」と言うんですね。カウンセラーのような、相談を
受ける仕事に就く人には必要だと言われています。私、時々「自己不一致」に
なったりすることがあるのですが、私の知る限り、森さんはいつも自己一致だっ
たように思います。「ハイ、分かりました。」という声は、もう聞けなくなってしま
いました。

 
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 認められてこそ

2014年11月08日 | 日記
 今日、下妻市にある特別支援学校に行って来ました。体の不自由な子ども達が
通っています。勤務している知り合いの先生から、「ぜひ文化祭に来てください。」
と誘ってもらったので、行ってみることにしたんです。同じ街に住んでいても、余り
行く機会はないですものね。
 孫を連れて行ったので、ゆっくり時間をかけて回ってくることが出来ました。
           
 車いすの子ども達が、受付をしたり商品を渡したりと、精一杯頑張ってホスト役を
務めていました。健康な生徒でも不登校になったりするのに、障害を抱えていてど
うしてこんなに頑張れるんだろう? 
 支援学校の先生と一般の先生では、子どもに対する関わり方に大分違いがある
んだそうです。一般の先生が叱る場面で、支援学校の先生は誉めるんですって。
子どもが大声を出した時は、「自分の気持を良く言えたね。」 泣いた時は、「すっき
り出来て良かったね。」と誉めて、一つ一つの行動を認めて上げるんだそうです。
 認めてもらうと、子どもでも大人でも「居心地」が良くなりますものね。自信がつくか
ら頑張る意欲だって出てきます。障害を抱えていても頑張れるのは、認められてこそ、
なんでしょう。
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感心させられました

2014年11月03日 | 日記
 自殺防止のようなテーマで講習会を開いても、有名人が講師でも100人集めるのは
難しいんだそうです。私たちの募集方法は、「お知らせ版」という無料の広報だけなの
ですが、古河市で講習会への参加を呼びかけたところ、30人の定員が4日で埋まって
しまいました。その後も参加希望が相次いだので、講習会を追加することになりました。
                (10月26日の講習会から)
        
 車イスの方もいました。「ハンディキャップを抱えていても、誰かの役に立ちたくて参加
した」そうです。この講習会がその方の役に立ったら、私達にとっても励みになります。
傾聴ボランティアに参加している人が多かったのも、古河市の講習会の特徴でした。
                (11月2日の講習会から)
     
 この講習会では、聴き手と話し手両方の体験をしてもらうことになっています。時には
ビックリするようなことを話す人もいます。「パトカーに追われたけれど、振り切って逃げ
ました。」テーマは私が頑張ったこと、(おいおい、それはチョッと違うんじゃないの?)
聴き手になった人も驚いたでしょうが、どんな話も受け止めることが出来るようになる
ということも、この講習会の目的ですから!



  
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