元気UPブログ

心が元気になるような記事を紹介するようにしています。

心の中の天秤

2021年10月26日 | 日記
 私の知り合いに、専制君主のようなお爺さんがいます。奥さんと娘さん2人で
面倒を見ているのですが、何をするにもお爺さんが中心です。完全看護の病院に
入院した時も、「他人の世話になるのは嫌だ」の一声で、娘さんが交代で、しか
も泊まり込みで看護したそうです。

 その内、家族関係がギクシャクし始めます。父親第一の妹が、少し手抜きしが
ちな姉に不満をぶつけるようになったのです。良くありがちな話かもしれません
が、お爺さん一人に比重がかかり過ぎて、家庭内のバランスが崩れていたのです。
              
 天秤は重さを比較する器具ですが、気持ちのバランスを比較する時にも使えま
す。誰かに比重がかかり過ぎると、自分の方が持ち上がって不安定になります。
こんな状態の時は、イライラしたり不安になったりします。心の中に「天秤」を
イメージして、いつでもバランスをチェック出来るようにしていたいものです。

 そして時々は自分の生活を振り返って、「良い行い」と「悪い行い」を天秤に
かけてみることも必要では? 良い行いだけするのは無理としても、悪い行いに
バランスが傾かなかったかどうか、自己チェック出来たら良いですね。





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最高裁判事の国民審査に思うこと

2021年10月14日 | 日記
 最高裁判事の国民審査は、「憲法の番人」としてふさわしいかどうかを審査する
制度で、これまでに23回行われ、罷免された判事は1人もいないそうです。
           
 それぞれの判事がどういう裁判に関わり、どんな判決を出したか、各家庭に広報
で紹介されますが、それを読んでみたって誰がふさわしいかなんて分かりはしませ
ん。法律の専門家でもなければ、判断するのは難しいと思うんです。判断出来ない
ので、一度棄権したことがあります。その時係員が、「あぁ、棄権が1人出ちゃっ
たよ。」と、こそっとつぶやいた記憶があります。減点にでもなるのでしょうか?

 どうして素人にも分かる紹介をしてくれないのでしょうね? 個人の感想ですが、
ふさわしくないと思う人に✖をつける、不信任投票形式に原因があるのではないで
しょうか。✖をつけられないために、素人には良く分からない情報しか提供しない、
良く分からないのに✖をつけるのは、勇気が要るでしょう。

 国民の権利としてもっと関心を持ってもらうには、✖をつける不信任投票形式で
なく、信任出来る人にをつける、信任投票形式にしたら良いと思うのです。信任
してもらうために、その人のPRも積極的にするようになり、紹介文だって分かり
易い表現になってくると思うのです。係員に、「あぁ、棄権が1人出ちゃったよ。」
とつぶやかれる体験は、もうしたくはないものです。
                 
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フランスに行った積りで

2021年10月05日 | 日記
 最近は外国旅行どころか、国内旅行にさえ行く気がしなくなってしまいました。そんな中で
一度は行ってみたいのが、フランスのロンシャン競馬場です。ご存じ「凱旋門賞」が行われる
競馬場です。雰囲気だけでも味わってみようと、毎年馬券を買っては、テレビ中継で観戦して
います。
 競馬馬というのは人間以上に血統がものを言う動物で、親が長距離が得意だとそのこどもも
長距離向き、短距離が得意な馬の子どもは短距離向きというように、血統には抗えないないの
です。ただ、親がいくら優秀でも子ども全てが優秀と行かないのは、人間と同じです。

 その人間の血統ですが、今回の自民党の総裁選をみると、政治の世界ではものを言うような
気がするのです。勝ち組となった、元総理は岸信介につながる政治家一族、前副総理は吉田茂
や大久保利通につながるこれまた名門。一方負け組となった前総理や前幹事長は、叩き上げと
言って良いでしょう。叩き上げの政治家が自滅して行くのに対し、血統の良い政治家はしぶと
く生き残っている、という印象があります。

 10月3日に行われた凱旋門賞は、前日までに降った雨のおかげで馬場状態は最悪。そのせ
いか、全くノーマークの馬が優勝をさらってしまいました。馬券は外れたものの、悪路に強い
も弱いも血統のせいと割り切り、チョッとだけフランスに行った積りで楽しみました。

 

 
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