時間の過ごし方

　ここ数日は、足元が寒いので机に向かうのが億劫になってます。炬燵に入っている
時間がつい長くなってしまうのですが、どこで時間を過ごしているのかということでは
なく、どんな過ごし方をしているのか、ということが今回のテーマです。
　　　　　　　　　　　　　　　（カウンセリングの勉強会から）

　先週と先々週、競馬のＧ１レースを立て続けに当てました。一般のレースを当てた
時より、３倍は嬉しく感じます。そんな時私は、あちこちに電話するんです。もちろん
競馬に興味があって、感心してくれたり、一緒に喜んでくれそうな人にだけですが。
こんな風に、同じ感情を共有し合う過ごし方を、「親交」と言います。嬉しさが更に膨
らんできます。
　これとは対照的に、１人で喜びをかみしめる過ごし方を、「自閉」と言います。いわ
ゆるオタクと言われる人達の過ごし方です。
　喜び方は人それぞれだと思うのですが、私は１人でかみしめることが苦手なんで
すね。宝くじに当たっても隠しておけなくて、誰かに話しちゃうんでしょうね、きっと。
１人でコッソリ喜ぶより、みんなと一緒に喜べたら、その方がずっと楽しいですよね。

燃え尽き症候群？

　今日、同じようなことを二人の方から言われました。新しい事業計画や抱負など
話していた時、「どこからそんなエネルギーが出てくるんですか？」と聞かれたの
がお一人目。　その日の夕方、前回の助成金のブログを見た方からメールがきて、
「行動力とバイタリティに感心します」と誉めて頂いたのがお二人目。

　同じようなことを二人の方から言われたので、エネルギーという言葉が意識に残
ったんですね。そしたらサラリーマン時代、ある先輩に言われた言葉を思い出した
んです。「能力を出し惜しみしていると、いざという時に全力を出せないぞ」って。
　　　　　　　　　　　
　そうなんです、今エネルギーが出てくるのは、サラリーマン時代に出し惜しみして
いたお蔭で、燃え尽きていなかったんですね。　もしかしたらエネルギーの量は、
人によって決まっているんじゃないでしょうか。自分のやりたいことに使えている人
は幸せだと思います。

嬉しいご報告

　助成金の交付を受けることになって、贈呈式に出席して来ました。これまでは
県とか社協とかの公的な助成だけだったのですが、今回初めて民間の基金か
ら助成を頂きました。
　　　　　　　　　　　＜パルシステムのホームページから＞

　今回助成対象になったのは、面会交流支援活動に対してです。離婚とかが
原因で離れ離れになった親子を会わせる、という活動なのですが、公的機関
で助成を出している所は全くありません。　どこの自治体にも子育て支援課は
あるのに、問題意識を持っているところはまだないようです。

　今回助成を受けた団体は１５あったのですが、どの団体も行政の関心の低
い活動に取り組んでいて、こうしたなかで助成を出してくれる所があるというこ
とは、それだけで勇気付けられる思いがするものです。

　面会交流で一番大変な思いをしているのは、子どもを抱えて頑張って働いて
いるお母さんたちです。経済的にも体力的にも大変なんです。こうしたお母さん
たちも、面会交流制度を利用する際の助成が必要なはずです。
自治体に問題意識を持ってもらえるような活動にも、今後は取り組んで行きた
いと考えています。

　

キレるおじさん増殖中

　キレるおじさんが増えているんだそうです。そのくらい何でもないじゃないか、
という些細なことに腹を立てて、所かまわず相手を怒鳴りつけるということです。
私も最近、怒鳴りつけられたという人の話を聞く機会がありました。
１件はコンビニでバイトしている女の子から。
注文された商品をパッと出さなかったというだけで、「何をモタモタしているんだ、
このグズが！」　　これって侮辱罪になるんじゃありません？
２件目は役場職員から。
「去年の説明と違うじゃないか」と言われたので、「去年も同じ説明をしています」
と答えたら、「俺に分かるように、もっと丁寧に話せ」と怒鳴られたんだとか。
　それって、あなただけ呑み込みが悪いんじゃありません？

　どうしてこんなおじさんが増えたのか？　私の推論ですけどね、すぐキレるおじ
さん達、欲求不満なんじゃないかと思うんです。何に対する欲求不満かと言うと、
周囲から認めてもらえない欲求不満です。曲がりなりにも会社に居る時は、それ
なりに周囲から認めてもらえても、会社を辞めればただのおじさんです。自分を
認めてくれる人なんて、だーれもいなくなってしまいます。

　このおじさん達には、「認められたい症候群」という診断がピッタリです。