世界でも珍しい超短文詩である俳句を確立した松尾芭蕉は農家次男として伊賀に誕生した。経済が安定した江戸時代に俳諧は武士や裕福な商人の知的遊戯であった。
芭蕉が少年のとき、伊賀城主の若き嫡男の話し相手に登用されたことから、俳諧に親しみ後の俳句文化の発展に繋がった。 (ITUジャーナル Sep.2016)
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伊賀市は筆者の生まれ故郷です。ですが、父の仕事の都合で生まれてすぐに関西各地に転居し、大人になってからは東京など関東に住居しました。芭蕉さんは「忍者」だったのではないかとの友人のコメントで最近、少し本を読んだところ、農家の次男坊がどのような機会に恵まれて、俳諧を学び、江戸に出て神田上水の普請請負など力仕事もこなしながら、最後には日本独自の文学を代表する俳句を創作したのかを知りました。
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