朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

出水の桜

2013-03-21 | 京都の文化(春)


まだ、3分咲きくらいですが京都御所の早咲きザクラが始まりました。(写真は3月19日夕刻)



京都の桜は、ソメイヨシノだけではなくて、早咲きのしだれや遅咲きの八重や御室など種類が多いのでひと月ぐらいは楽しめます。
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沈丁花

2013-03-20 | 京都の文化(春)
昨日は気温が上がって初夏並みの好天になり、近所の公園の草木も一斉に咲き始めました。しかもその前日には雨が降って水分もたっぷりですから。



この「じんちょうげ」は強い香りがあるので、花を発見するよりもさきに匂いで気が付きます。

名前の由来を調べると、”香りは「沈香(じんこう)」という香りに似ており、葉の形が丁子(ちょうじ)という 植物に似ているところから、”沈丁花”になった。ちんちょうげともよぶ”とありました。

・・沈香も、丁字も分かりませんが、この花だけは知っています。



これは「ボケ」。



街路樹の根本にはユキヤナギが枝ぶりよく咲いています。



近所の葉牡丹も成長して、花が咲き始めました。
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都心回帰

2013-03-19 | もろもろの事
東京の大きな大学のいくつかは高度成長期の頃、郊外に移転したのですが、その後、都心部に戻ってきました。



京都の同志社大学は京田辺市にキャンパスを増やしていたのですが、最近、御所すぐ北側の今出川周辺に新校舎をいくつも建設しました。今年の4月から、6,600人も学生が増えて、2万人が通学すると報道されています。

文系学部の1,2年生の語学や教養科目はこれまで京田辺に通学していたのですが、今年からすべて今出川にて学ぶとのこと。京田辺では、理系学部・大学院と文理融合学部の学生9,000人が残るそうです。(そちらのアパート家主さんには気の毒)

京都市内では学生アパートの新設も盛んに行われています。ご近所でも、町工場の跡地に立派なアパートができていて、この前の週末には親と一緒に引越ししている姿がみられました。




その場所には、織物の染色工場があったのですが、着物の需要が減ってしまって西陣織りももはや美術品としてしか生存できないようです。



しっかりして広そうな部屋のようで、家賃はとても高そうです。地方から都会の大学に行かせる親は大変ですね。
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西太后

2013-03-18 | もろもろの事
日本と中国との関係が政治的に厳しい状況に陥っています。現代中国の歴史的背景を理解するために、こんな新書を紹介してくれた友人がいたので、読んでみました。



加藤徹著 「西太后 大清帝国最後の光芒」 中公新書(2005年初版)

世界史を受験のために勉強したのはもう相当に昔ですし、その時も近代史はあまり入試に出題されないので軽視していました。現在の入試ではどうなのか知りませんが、むしろ近代史、現代史が社会人としての知識・教養としては大切だと思います。

西太后は、清朝を滅ぼした大悪女と広く認識されていますし、現代中国でも政治的にそう宣伝されています。

しかしこの本によれば、「現代中国の国家戦略は、世界における中国の存在感を西太后以前に戻すこと」にあり、「西太后の治世は現代中国の原点」だと言い切っています。

西太后は、1861年(数えで27歳)から46年間にわたって人口4億人の大清帝国を支配し続けました。1860年の日本は攘夷と尊王の嵐が吹き荒れてて桜田門外の変があった年であり、アメリカではリンカーンが大統領になって南北戦争が始まり、欧州の英仏を先頭としてドイツ、イタリア、ロシアが列強として拡張路線に走り始めていました。

西太后が死去した1908年、それまでには追い詰められて西安に逃避するも失脚はしていない、新興国のドイツ、アメリカは英仏を凌ぐ勢いを見せ、日本は日清日露の両戦争に勝利して一等国になっていました。

しかし見方をかえると、同時代のインドやトルコの帝国は完全に植民地化され消滅しています。それに比べると清朝はそれでもよく頑張ったといえるようです。

”俗に「中国四千年の歴史」などというが、真の意味での中国史は清朝に始まる。中国とか中国人という意識も、北京語も、京劇や満漢全席など「衣食住遊」の生活文化の多くも、清朝の産物である”(引用同書pp.5-6)

”中国人は、尖閣諸島や台湾、香港、新疆、チベットなどを中国固有の領土だと主張する。その理由は、それらの地域が清の版図に含まれていたとアプリオリに信じているからだ。今日の中国人に向かって、明の時代にはチベットも台湾も中国領ではなかったのだから、とか、元の時代にはバイカル湖あたりまで領土だったのにどうしてロシアにそれを主張しないのか、などと言っても無駄なのである”(引用同書p.6)

清朝末期におこった政治的な出来事の多くは、現代中国で形を変えて発生していると著者は説いています。「洋務運動」(西洋技術を取り入れて軍事、産業、教育等を近代化する運動。破綻した)、知識人の「反日愛国」運動、「義和団事件」(後の「文化大革命」に相当する排外的大衆狂乱)、「変法新政」(小平の「開放改革」に相当)など。

ともかくこの女傑はすごい人物でした。

~~

蛇足ですが、NHKドラマで日中共同制作された 「蒼穹の昴」(西太后を田中裕子が演じ、2010年-2011年放送、浅田次郎原作)はよく中国ロケができたものですね。

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先斗町

2013-03-17 | 京都の文化(春)
春めいてきました。



京都、春の観光シーズンが本格的に始まっています。



早咲きの桜が三条大橋の西詰で咲いています。



先斗町に赤い提灯が点って、散策する人々。こうやって写真で見ると、電線が鬱陶しいです。電柱は途中で曲げてあって電線が道の中央にくる様に配線してあります。京都も電線の地中化が進んでいて、清水寺参道の三年坂や八坂の塔あたりは電線がなくスッキリとなっています。

細い路地をさらに入って、小さな割烹にて友人たちと食事をしました。



カウンターに10席くらいと小上がりに4席、二階にも部屋があるようです。



初物のたけのこを焼いてもらいました。新鮮でおいしい。



旬のホタルイカ。



卵焼きが柔らかくで美味。



ぐじをパリパリに焼いて、あるいは油で揚げて、皮と鱗がうまい。



とても楽しい宴会になりました。(店名」余志屋)
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卒業

2013-03-16 | 社会貢献(仕事)
卒業式の季節です。



この日は晴れて温かい天気になりました。

ゼミ学生さんの希望で記念写真を載せておきます。(クリック拡大)



階段教室にて。



3号館前にて。



花束を頂きました。お礼。



これからは社会人としてさらに大きく成長してください。
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新世界(大阪)

2013-03-15 | 国内各地の風物
大阪のもう一つの名所、通天閣のある新世界を紹介します。



通天閣の高さは高層ビルの多い現代ではむしろ低い方です。



でもこの界隈は「新世界」というファンタジーな名称で、そこにはド派手な飲食店などが立ち並んでいます。

もう一つの名物は「ビリケン」さん。



明治時代に米国女性デザイナーが創作したキャラクターですが、その後、日本では幸福の神様・商売繁盛の神様として拝まれています。



こんな神社ができていました。



串かつが、特に有名です。巨大な飲食店がそこら中に立ち並んでいますが、



伝統的なジャンジャン横丁にある老舗の串かつ屋で、「二度つけ禁止」(ソースの二度つけお断り)の張り紙の下で雰囲気を楽しみました。価格が安いので若いお客さんで一杯でした。(店名:八重勝)
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オズ

2013-03-14 | もろもろの事
久しぶりにディズニー映画を見ました。



米国でも同時公開なんでしょうか(3月8日)、米国では相当なヒットになっている模様です。

3Dバージョンもあります。

ともかく非常にカラフルで、わかりやすいストーリーでした。

魔女が3人も登場します。

オズさんは、カンザス出身の相当インチキな男性マジシャンです。仲間から恨みを買って気球で逃げ出すのですが、竜巻に吸い込まれて異次元に飛んでいくことから物語が始まります。カンザスの移動遊園の場面はモノクロ画面、天から落ちてくるところからフルカラーになっていきます。

陶器の小さな人形が可愛く重要な役柄となります。

映画タイトルは「オズ はじまりの戦い」、原題は”Oz: the Great and Powerful”

楽しい映画でした。
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確定申告

2013-03-13 | もろもろの事
毎年恒例ですが、3月15日は所得税の確定申告の締め切りです。



給与収入以外にも多少の収入があるのでかなり昔から申告をしてきました。現在は、インターネットで書類を作成する国税局のウェブがあるので、記入と計算が圧倒的に楽になりました。

以前は、詳細な説明書を何度も読みなおして、まずは試し書きの紙に数字を入れていき電卓で計算していました。項目が多く、電卓のボタンの押し間違いもしょっちゅう。

今回は、歯科治療で何回も通院したので領収書の枚数がかなり多くなり、その入力に手間がかかりました。

多少は還付金が得られるかとおもいきや、諸般の事情により逆に追加で納税することになっています。

さて、こうして納税の計算をして実際に追加で納税することで、税金の使途が妥当かどうか、公務員人件費が納得できるレベルかどうか、いわゆる納税者の意識がぐんと高まりますね。

このポストを書きながら思いついたのですが、国民の多くを占めるサラリーマン(とウーマン)の「必要経費」を申告でもっと多く認めることにすれば、納税者意識が高まり、投票率も上がるのではないでしょうか。

具体的には、基礎控除(38万円)給与所得控除(給与収入500万円では154万円の控除)は半分くらいに削減して、給与所得者の活動に必要な背広やスーツ、シャツ、外食費、メガネ、PC、車などを条件や上限を設定して、領収書を付けて申告する。

対象商品に関して消費拡大につながるし、自営業者の納税制度との差別感が減少します。

米国では給与所得者の源泉徴収や会社による年末調整は無いようです。納税書類を書くことで意識が高まることもあると思います。

社会全体にIT化が進展してきた時代です。マイナンバー制度も始まるし、消費税改定で商店側のITも否応なく進歩するでしょうから、出来るのではないでしょうか。

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ブログ記事2011件を投稿、約5年7ヶ月間で

2013-03-12 | もろもろの事
昨日このブログの編集ページをみていたら、こんな表示に気が付きました。(管理人だけが見えるページです)



過去記事の数が、2011件に達しています。



ブログ開設から2055日だとか。

まあよく続いたものです。最初は、単純にwebとはなんだろう、そして写真の記録と文章の練習で始めたのです。2007年9月頃からはほぼ毎日書くことが日課になっています。もっとも数日分まとめて事前投稿することも多いので、実際に毎日作文して居るわけではありません。



上の写真が、最初のブログ記事写真(2007-07-31)です。ま、最初はこんなもんです。



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