朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

フランス風 カフェレストラン

2011-06-09 | 食べること、レストランなど
フランスの庶民的な牛肉ステーキ定食を出す店が、京都にありました。



これが、名物のデジュネ(昼定食):



相当おおきな赤身牛肉、ガーリックバター、たっぷりのポン・フリ(フレンチフライ)。サイドに、シンプルなサニーレタスの葉っぱサラダ。バターなしのバケット。

フランスでの大衆レストランの典型的なランチメニューです。



フランス食堂定番の赤白チェックのクロスがテーブルに掛けられていますが、その上に白い紙のテーブルクロス。これは客ごとに取り替える。



しっかりと、デジュネを楽しみました。デセール(デザート)を組み合わせたランチセットもあります。それなしのランチは980円です。



なつかしい味、分量、雰囲気すべて、満足のカフェ・レストランでした。夜もやっているので次回は、ワインを賞味したいです。

店名:ブション
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検定試験

2011-06-08 | もろもろの事
京都検定、簿記検定など、「資格」のための試験に人気があります。

就職難の時代ですから、TOEICやマイクロソフトMOSなど、海外からの資格認定試験も盛んです。

お花では何々流師範、踊りでも名取、柔道や剣道では何段、何級と階級を付けたり、資格を付与したりとか主催者の工夫が見られます。お稽古ごとでは、資格の階段をひとつ上がるたびに師範、家元に上納金が流れる集金システムだそうで、伝統に根ざしてうまく作られていると感心します。

仏教系大学の教授室ドアに、こんなポスターが張ってありました。

仏教学も、検定して理解度をテストで測定するのでしょうか?



・・・

「ほとけ」、「仏」とは、良く見れば、フランスのことでした。

英語検定が「英検」ですから、ま、この短縮語もオーケーですか。

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山椒

2011-06-07 | 食べること、レストランなど
三鷹の自宅に立ち寄ったとき、狭い庭に大きく育っていた山椒の木に、実が沢山なっていました。



はさみで、切り取って集めてきました。
集めて袋にまとめて持ってきたとき、とても良い香りがただよいます。カバンも移り香が残っています。



葉っぱ、茎など掃除して、実だけを集めました。

食品店で、日干しの「ちりめんじゃこ」を買ってきて、じゃこの山椒煮を作ってみましたよ。



自画自賛です。うまくできて、ピリリと山椒の味と香りが残る「ちりめんさんしょう」が完成しました。

・・・簡単、洗って実だけを取り出した山椒実と、ちりめんじゃこをフライパンに入れて、中火であぶり箸でゆっくりとかき混ぜます。日本酒と醤油を少々入れて、さらにかき混ぜる。数分して味みしてOK。多少若いほうがよいです。
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麦秋

2011-06-06 | 京都の文化(夏)
麦秋(ばくしゅう)と言いますが、実は「秋」ではなくて、「初夏」のことです。季語にもなっているとか。



先日、新幹線に乗って京都から東下りするとき、車窓から滋賀県三上山の山麓に広がる田んぼの向こう半分が赤茶色になっている景色を見ました。

収穫期を迎えた麦が熟し、麦にとっての収穫の「秋」であることから「麦秋」。乾燥した期間でもあるのですがすぐに梅雨が始まるので麦秋は短い季節です。

小津安二郎の映画に「秋麦」とうい名画があります。一見の価値がありますよ。
1951年発表。北鎌倉に住む学者の家庭が舞台。その家族に適齢期が過ぎそうな娘がいてその結婚問題を主題としています(主演:原節子)。終戦から数年後の時代背景ですから、家族や友人の社会的感覚が現代とは異なります。

映画芸術的には、シナリオの静謐さ、撮影シーンの安定などすばらしい。



上の写真は滋賀と三重の県境を越した田んぼんの夕景です。二毛作として田んぼを活用しています。



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アムトラックの列車(アメリカ合衆国、サンディエゴ)

2011-06-05 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
ロスアンジェルスからサンディエゴまで、太平洋沿いの路線を走るこの列車に乗った。
 近距離は自動車に、長距離は航空機にとって変わられた米国の鉄道だが、環境問題から最近は見直されている。日本の新幹線技術は採用されるのだろうか。後ろの駅舎は「サンタフェ」と伝統的名称で呼ばれている。(ITUジャーナル June 2011)

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震災復興支援バス

2011-06-04 | 東日本大震災
金曜日の夜に京都を出て宮城県に行き、月曜の早朝に戻ってくる1泊4日ボランティアバスが出発しました。



学生や教職員からなる30人位のチームが、宮城県石巻まで出かけていきました。今、ようやく仙台あたりでしょうか。最近は、Facebookなどソーシャルメディアが広がったので、高速道路の移動途中でも進行状況もよくわかります。

泥掻きなどお手伝いをいっぱいしてきてほしいと思いました。

http://www.facebook.com/?ref=home#!/otani311


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食生活の変化

2011-06-03 | 食べること、レストランなど
平均的な現代日本人の食生活、食文化が、相当に変化してきています。

ご飯、お米を食べることが回数も量も少なくなっています。そうすると、味噌も漬物も消費量が減ります。沢山食事を食べる若年人口も減少の一途です。



出町商店街にある老舗のみそと漬物屋です。

敷地のほとんどは、マンションを建てて家主業に多角化しています。

しかし本職も大切ですから、間口の半分は小売店舗として残して、どこか別の場所で味噌漬物は作りつつ、・・・



面積の多くを、和食店に転換していました。

漬物を薄切りにして「握りすし」、漬物すしを考案。まあ、悪くはないですが、やはり寿司は魚介類でなくては。

平日ランチに行ってきました。このチラシ寿司セットで1200円。店内は、中高年の方ばかりで、数人の女性グループや夫婦、一人の老年男性(競馬新聞を検討しつつ、天丼の昼食)。

いろいろと、CHANGE努力していかなければ。。。

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かたずけられない症候群

2011-06-02 | もろもろの事
なにかの書評か新聞記事を読んでいたら、掲題のテーマの文章がありました。ADHD(注意欠陥多動障害)、ADD(注意欠陥障害)とかいうのでしょうか。

病気ではなくて、脳の障害、そういう特徴をもった脳と考えなさいとの意見があります。



この写真は、とある商店街のはずれ。

この店舗の境界線から、歩道のタイルに1~2メートルくらいはみ出して荷物が積み上げてあります。



すぐ前には、区役所や警察の警告看板が立ててあります。荷物の多くは古びているし、警告看板も新しくはなさそう。もう数年は放置されているようです。

自宅の部屋の中ならば、「あ~、だめ、かたづけるの、いやだ~」となっても、自由ですが。

看板まで立てたのだから、決着をつけたほうが良いですね。


**~~**

見聞したことのある欧米の事例です。

1)米国の中上流住宅地では、その地区に最初から強力な住民協議会があって、個人住宅といえどもその外観と道路から見える植生に関しては厳密な取り決めがある。違反すると、現状復帰命令が協議会からすぐに出される。えぇ、こんなことなでもダメ?と思う変更や改造も多くは拒否。(美的感覚の違いもある)屋根の材料と色も規制対象のようで、それが「太陽光発電パネル」の住宅屋根への設置を阻んでいる。強い規制があって、美観と治安が良い住宅地は土地建物価格が高く維持されるので住民にとって得というインセンティブがはたらく。

2)スイスの例。同様に外観保持に関して近所の監視が強い、違反事例には苦情がすぐにくる。夜間騒音の発生にも。警察もすぐに動いて警告に来る。特に外国人にうるさい。

逆に、アジア、東南アジアは、ほんとでたらめ。昔の香港など、なんでもありでした。

さて、どっちがいいのでしょうか。

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みな月 @ 有名でない和菓子屋さんにて

2011-06-01 | 食べること、レストランなど
もう6月です。衣替えか。

出町にある「枡形商店街」には、いつも長い行列のできるとても有名な餅菓子屋さんがあります。(「出町ふたば」)

そこから、約20メートル直角に離れたところにある和菓子屋さん。おた福屋。

簡素ですが、美味しくて安価。シンプルな和菓子も捨てたものじゃない。



みな月のビラが下がっていました。水無月(みなづき)は6月のこと。

6月30日には「夏越しの払え」という行事があり、京都の各神社で暑い夏になる前の穢れや災いをはらう神事が行われるのです。

古来より、「みな月」を食べて、厄をのがれ夏を迎えようとする気持ちを込めた伝統があります。


(↑は、別の店の みな月)
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