バルセロナのガウディ作品の続きです。
スペインはフランスやドイツと同じ時間を使っているせいか、特に冬になると夜明けが遅いようです。綺麗な朝焼けがホテルの窓から見ることができました。
ささっと朝食を食べて、バス路線を探してこの公園に行きました。中央部分が今は有料となっています。
到着したバス停が公園の上の方にありチケットを買って少し歩くと、いきなりこんな風景が目に飛び込んできました。
柔らかいカーブで縁取られた公園のフェンスとベンチです。
この場所は100年少し前に当時のバルセロナは好景気であったことから、郊外の見晴らしのよい場所に大規模な宅地開発が計画されました。その中心に公園を作ることになり、ガウディが設計とデザインを任されたのです。公園はできたのですが、宅地開発自体は失敗に終わったとのこと。でも、ガウディのお陰で世界中から観光客が集まって来ます。
以前には無料で公開されていたと思いますが、現在はガウディ作品がある場所は有料となっています。
この写真の下に見えるのが「正門」。
左の塔のすぐ左の遠望にサグラダ・ファミリアの工事用クレーンが微かに見えています。
こんな大胆なデザインのタイルが随所に貼り付けられています。
公園の斜面を利用した回廊。
洗濯女の像があったりします。
なぜか渦巻きの柱を斜めに立てて上部の道路とテラスを支えています。
正面階段には、有名なトカゲがカラフルにタイルで飾られています。
これは、何かな。
絵本の中のお城のようです。
正門の場所からの階段とトカゲ像。
もう一つの塔。
タイル装飾。
公園の中にあるクラシックな建物が幼稚園で、先程まで子どもたちの大きな声が聞こえていました。
見学に来た小学生たちが座って先生の説明を神妙に聞いいています。
公園の前面からの景色です。
なるほど、100年前とは思えないとんでもないデザイン才能を持ったひとでした。
~~追記~~
カサ・ミラの展示室にあった写真です。