朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

四国旅行5(高知)(海ぼうず)

2015-05-05 | 国内各地の風物
一度ホテルに入り軽身になって市内探訪にでかけました。目的地は、



地球33番地。!?

なにが「33」なのか。

川沿いにこの看板がありました。



さらに、この川にモニュメントが作ってあります。



なんと、東経133度33分33.333秒・北緯33度33分33.333秒の地点を指す3が18個並ぶ場所で、地球33番地と呼ばれています(高知市弥生町:旧日本測地系)。(その後、国際的に統一された世界測地系によるとちょっとずれているのがわかって、実は近隣の小学校の中だとか)

さてこれを見て満足して、お次は夕食の目的地です。

知人に教えてもらった定評ある店に向かいました。



こんなフェニックスの並木が並ぶ広い道を歩いて、すこし曲がって、



「海ぼうず」です。・・え、”ふぐ”が名物なの?

予約しておいたので個室のテーブルに通されて、さっそく「のれそれ」を注文。

何?・・ノレソレ。



これです。

箸でつかむと、、、



ムー、珍味でした。成長すると穴子になります。

昔、スペインで「アンギーユ」という鰻の稚魚のオリーブオイル炒めを食べたことがあります。今は、多分無くなっているでしょう、地中海と大西洋鰻は国際機関で採取制限魚類となったので。(太平洋(&日本)ウナギに波及しそうです)

「どろめ」は入荷がなくて、注文できずでした。(=鰯(いわし)の稚魚)



さて、名物「鰹の塩タタキ」です。しおたたきは、とれたての新鮮な鰹でしか作ることができません。

実に美味。

「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」(山口素堂)と歌われた初ガツオは5月ころ夏の初めを指していますが、南から上がってくる鰹は3月でも九州四国では捕ることができます。当時の江戸住民にとっての初ガツオと現代は2ヶ月くらいの時差があるようです。



ひれ酒、この店のもう一つの名物、ふぐのヒレを焼いて香ばしく熱燗清酒を頂きました。うまい1



酒のあてに、地元の巻き貝、名前は失念しました。

(追記:多分「チャンバラ貝」)

・・翌日は、四万十川に向かいました。(つづく)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする