朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

阿弥陀寺(大原 古知谷)

2015-05-22 | 京都の文化(春)
大原の奥にありとても山深い古知谷集落のはずれにあります。



なぜか中国風の山門があり、ここから渓流にそって狭い山道を延々と登ってようやく到着します。



楓に赤い実がなっていて、竹とんぼのような羽がついていてもうじき風に舞って飛んでいくのでしょう。



酒肉持ち込み禁止。



樹齢八百年以上の楓の大木がそびえ立っています。



狭い谷間にあるため日陰は深みのある緑の苔がびっしりと生えています。

このお寺、弾誓(たんぜい)上人が開山した念仏道場ですが、その方が生きたまま本堂脇の巌窟内の石棺に入り示寂しミイラとなっていると伝えられています。その石棺を拝観することができます。



クリンソウが最盛期でした。



お寺の塔の九輪(塔の上についている輪飾り)のように見えることから、九輪草という名前がついたといわれています。



濃いピンクのほかにも、薄い赤や黄色も咲いていました。

お寺の裏に流れている湧き水が取り込まれていました。

コメント
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