この新月期はもうすっかり諦めていたけれど,8日夜は本当に久しぶりに雲が無い予報だったのでいつもの面の木へ行くことにして夕方5時過ぎに家を出る。
午後7時前に現地に着くとTさんも準備中。月が沈むのは21時半過ぎなのでゆっくりと準備を進める。この日はこの前天文ショップスコーピオで買ったステラショットを使ってみるのと
同時に買っておいたフラットナーでどの程度周辺部の星像か改善されるのか見るのが主目的。
予め予定していた対象をすべて撮ることは出来なかったがステラショットはやはり使いやすい、自分にとっては撮影前の導入補正をすることにより簡単に撮影対象を真ん中に持っ
ていくことができるのは大きなメリット。フラットナーの効果もそれなりにあって周辺部の星像も改善されるので買って良かったと思っている。
平日だったけれど夏休みということで子供さん連れや観望の人達がひっきりなしに2ケ所の駐車場に来て賑やかな夜だった。千メートルを超える高原なので日が変わる頃には長袖
を羽織り、ウインドブレーカーを着ても寒さを感じるほどで日中の極暑から解放された夜だった。
とは言え問題が無かった訳ではなく ・撮影対象を変える時に再キャリブレーションをするのだがキャリブレーション終らない(ソフトはPHD2)現象→PCの再起動でOK。
・同じくPHD2でキャリブレーション中ガイド星がどんどん流れて行ってしまう→これってPHD2に原因があるのではなく赤道儀(EQ6PRO)側の問題ではないだろうか。以前もこんな
ことがあった、毎回ではないので大丈夫だがこれが起こるともう手の施しようがない。EQ6の回路に問題があるのかもしれない。ASCOM接続も出来なくなっているのもそのせいか
も知れないな。・ステラショットが突然D810Aを認識しなくなる→カメラをスイッチを一旦切って入れ直しで復活
まあ相変わらず色んな事が起きるけれどめげずに少しづつやっていこう。残された時間は少ないが・・・。
非改造カメラで撮った南の空。12mmで30秒露出
同じく28mmで天頂方面
26時過ぎには東の空からもうスバルが昇ってきている。空はもう秋の空だね。